東京交通会館の最上階にある展望レストラン
有楽町駅前にあり、銀座駅からだと徒歩3分の「東京交通会館」の最上階15階に構える『東京會舘 銀座スカイラウンジ』。
お店は15階ですが、入り口は14階になるので、エレベーターで14階まで上がり、そこから階段で上がります。
100年以上の歴史ある老舗フレンチレストラン『東京會舘』が運営する銀座スカイラウンジ。こちらも60年の歴史ある店舗になります。
全面ガラスの展望レストランの店内は、席数も100席以上あり広々としていて、ゆったりと過ごせます。
2021年のリニューアルまでは、客席が1時間ほどかけて一周する回転レストランでした。現在は回転しませんが、丸の内、銀座、東京駅方面を一望する眺望のよさは変わっていません。
ランチ、ディナーのコースが人気ですが、今回は気軽にスイーツを楽しめるティータイム(14:30〜16:30)に“黒猫スイーツ散歩”したにゃー♪
『東京會舘』伝統スイーツのマロンシャンテリー
70年以上前に、『東京會舘』初代製菓長の勝目清鷹氏が発案したマロンシャンテリー。
「東京會舘といえばマロンシャンテリー」と言われるほどの伝統スイーツです。
新雪のように純白で凛とした美しさのマロンシャンテリーを前にすると、黒猫は毎回背筋がピンとします。
初めてスプーンを入れた時に、きっと生クリームのふわっと感に驚くと思います。
動物性と植物性の生クリームをブレンドしたクレームシャンティイは、悶絶級の口どけのよさ。
そして純白の中から、突如現れる金色に輝く栗にテンションMAXひゃっほー!
基本レシピは、ずっと変わらず受け継がれています。
中の金色に輝く栗は、栗の甘露煮を丁寧に裏ごしして、さらに目の細かい網で再度裏ごししてペーストに。次に、そのペーストを目の荒い網に通して栗そぼろが完成。
こうして丁寧に作られた栗そぼろは、驚くほどなめらかで絶品。クレームシャンティイと一体となり、あっという間にペロリのおいしさにゃー♪
銀座スカイラウンジ限定のパフェ
「マロンシャンテリー」をパフェにアレンジした銀座スカイラウンジ限定メニュー。
TOPの「マロンシャンテリー」と同じように絞られたクレームシャンティイの下は、栗そぼろ、バニラアイスクリーム、マロングラッセ、ラズベリーソースなど一層一層味わいも豊かです。
「マロンシャンテリー」と「パフェ マロンシャンテリー」とを真上から比べると、TOPは変わらないビジュアル。
パフェグラスの中に、同じように絞る技はさすがですね。
美しいマロンシャンテリーとパフェまで堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
取材・文・撮影=ミスター黒猫