和菓子職人が作るかき氷が人気のお店
渋谷駅から徒歩10分ほどの“オクシブ”とも言われる奥渋谷エリアにある『茶房オクノシブヤ』。
かき氷好きの方には、以前「セバスチャン」があった場所といえば分かりやすいと思います。
かき氷メニューは、定番の一杯点て抹茶1100円と和三盆練乳1100円のほかに、期間限定かき氷が8種類前後登場します。
少しずつ入れ替わるので、伺うたびに新しい出合いがあるのも楽しい。
「お客様との“一期一会”を大切に」という想いを掲げる素敵なお店。この“限定”は、もう二度と会えないかもと思うと、どれにするか迷ってしまうにゃー♪
和菓子職人でもある江良さんは、かき氷が人気の老舗和菓子店で活躍された後に独立して新宿にお店をオープン。
その後の2023年4月に、この『茶房オクノシブヤ』をオープンされました。
江良さんの作るかき氷は、大胆で繊細。
相反するようなイメージですが、大胆に新しいものにチャレンジされながらも、その作業は和菓子職人らしく丁寧で繊細。
他のお店にはあまりない、その個性豊かなかき氷が多くのファンを作っているのでしょうね。
ワクワクMAXの限定かき氷
こちらは、2024年3月20日から提供の限定かき氷。
ビジュアル美しく飾られた“博多あまおう”のかき氷を見た瞬間に、黒猫ワクワクMAXひゃっほー!
全てのかき氷には、温かいお茶が付きます。玄米茶、ほうじ茶、和紅茶、煎茶だけでなく抹茶も選べるのがうれしい。しかも抹茶は、その都度丁寧に八女抹茶を点ててくれます。
かき氷の上には、杏仁エスプーマと博多あまおう。
かき氷の中には、杏仁豆腐、いちごコンフィ、ジャスミンシロップ、白あん。
このたっぷりのエスプーマと合わせて味わう氷が至福すぎて、黒猫悶絶にゃー♪
こちらは、2024年3月10日スタートの限定かき氷。さくらが散る頃までの期間限定で儚く美しい、まさに一期一会なかき氷です。
ベースのミルクを、マスカルミルクか甘酒ミルクか選べます。黒猫は甘酒ミルクをチョイス。
構成は、甘酒ミルクの他に桜餡、桜とスグリのジュレ、道明寺クリーム、きんとん、桜羊羹、寒梅粉と、和菓子職人でもある江良さんの真骨頂なひと皿。
ぜひ、桜の散る前に味わいに行ってくださいね。
握りたておにぎりも大人気
かき氷のオフシーズンにあたる10月からスタートした握りたておにぎり。具だくさんのおにぎりはテイクアウトの方も多く人気のメニューになっています(夏季のかき氷繁忙期は、おにぎりは休止します)。
おにぎりの種類は、なんと20種類以上!
さらに店内で2個か3個を頼むとセットになり、追加料金なしで、お味噌汁とお茶が付くのもうれしすぎるにゃー♪
昆布出汁で炊き上げるお米は、コシヒカリ100%。
その炊き上がったご飯を、沖縄天然塩、厳選海苔を使い仕上げていきます。
そして優しく丁寧に、ひとつひとつ握って仕上げます。
良い塩梅に握られたおにぎりは、何個でも食べられそうなおいしさで大満足です。
職人の絶品かき氷を堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
取材・文・撮影=ミスター黒猫