全国の記事一覧

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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編② 八上城~
2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』主人公、明智光秀ゆかりの城へ。第2弾は丹波国(現在の京都府中部・兵庫県北東部)の山城。八上城は、光秀が落とした城として最も著名。ナメてかかると痛い目を見る、本格派の山城だということ。第1回の明智城と明知城が初級なら、こちらは中級~上級者向けかも。
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【日本ジャズ地図No.10/木馬】初代店主のような大らかなグルーヴ渦巻く、南国土佐の名店
中央分離帯に高く連なるシュロ並木を目にしながら、繁華街の路地を分け入ると、昭和の風情を漂わす赤いネオン看板。創業は1963年、初代店主の故・宇賀土佐男さんが役所を辞めて始めた店は、いまではすっかり高知の音楽好きには「なくてはならない場所になりました」と現店主の吉川里香さんが語る。
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こいつにだけは負けたくない!と初めて思った窪塚気取りの暗いやつ
高校生の頃、将棋部に入っていた。とは言っても、練習に参加したのは3年間で5回にも満たない。いわゆる幽霊部員だ。将棋自体は小学生の頃からたまに遊びでやったが、系統的に学んだ人には全く歯が立たない。「穴熊」「矢倉囲い」などの初歩的な戦術すら理解していないレベルだった。
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【日本ジャズ地図No.9/どじはうす】いい音は建物造りから。究極のコンクリートホーンが鎮座する土蔵造りの店舗
カーレースで有名な鈴鹿で創業40余年となる老舗。樹齢800年といわれる地蔵松が背後にある見事な土蔵造りの館は、その音響の良さで全国にも知られる。古民家風の白い漆喰壁に、米松梁の吹抜け高天井。中央には2m×1mの大きなコンクリートホーンの開口部が堂々と構える。主人はバイタリティ溢れる小澤幸子さんだ。
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旅に出てくださいとは言いません……「旅の手帖」の編集後記を読んで思ったこと
『散歩の達人』編集部は神田駿河台のビルの一室にあり、そのお隣のシマには月刊『旅の手帖』編集部があります。こちらは創刊44年という老舗雑誌ですが、編集長の五十嵐さんは、いつも飲んだくれてくだらないことばっか言ってる迷惑なおっさんです。でもそのおっさん編集長が書いた発売中6月号の編集後記がいいのです。いつもは編集部員5名のリレー方式のところ、他の部員のスペースをぶんどってこんな文章を書いてます。ちょっと読んでやってみてください。(さんたつ編集長・武田)
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編① 明智城・明知城~
城跡に足を運ぶ時、ただ漫然と本丸に立つ「〇〇城址」碑を目指すのは、実にもったいない。戦国武将か足軽かの視点で、攻め込む。整備された登城路でも、時にヤブを漕いでの道なき道でも、そこが戦国時代に見たてて登れば一転、「城歩き」が「城攻め」に変わる。それだけで、城の楽しみは倍増する。2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』主人公、明智光秀ゆかりの城へ。せっかくならば秀吉にやられる前に攻め落としてしまおうではないか。読み進めればきっと、「明智の城をいかに落とすか」という視点で、城攻めを疑似体験できるはず。
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【日本ジャズ地図No.8/EONTA】列島のへそ・松本で、現在形のジャズに全身で浴する
黒々とそびえる勇ましき松本城の下、漆黒のファサードに白字のタイポグラフィーで店名を告げる名ジャズ喫茶。1974年、マスターの小林和樹さんが「ジャズが聴ける店を松本に」と、細々と始めた店だが、78年から90年代まで、ジャズ喫茶経営の傍ら、多くの海外ミュージシャンを松本に招聘してコンサートを実現。松本を東京に引けを取らない世界のジャズメンが訪れる街に押し上げた存在である。
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【地図はよみもの】見比べて楽しむ! 東西で様相異なる日暮里、札幌・京都・奈良「碁盤の目」の違い
散歩とは切っても切り離せない「地図」。普段何気なく使っている街の地図でも、ほかの地域と見比べながら注意深く眺めると、それぞれの街の歴史が浮かび上がってくるのです!空想地図作家・今和泉隆行さんの解説で楽しむ脳内さんぽ記事「地図はよみもの」第2弾。今回は、駅を挟んで東西で全く様相が異なる日暮里駅周辺と、「碁盤の目」の街といわれる京都・奈良・札幌の地図を眺めてみます。
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【日本ジャズ地図No.7/Paragon】40年以上続く、サステナブルなジャズ空間
鹿児島県の西部、東シナ海の大海原に面した串木野で1976年に創業。電子工学専攻の大学時代、アンプへの興味からジャズに惹かれていったという店主の須納瀬(すのせ)和久さん。
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和歌山県 南紀白浜&田辺 ~東京から南紀へたった70分!! ジャイアントずくめの熊野詣でへ~
パンダ好きの聖地「アドベンチャーワールド」や世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」など魅力あるスポット盛りだくさんの南紀白浜と田辺。陸路だとやや遠く感じるが、1日3便もある飛行機を使えば、羽田空港から最短で70分ほど。こんなに便利な南紀白浜への空路を関東人の8割が知らないとか……もったいないことである。ともあれ空路なら国内屈指のリゾート・白浜温泉はあっという間だ。またお隣の田辺は、古くからにぎわってきた熊野詣での中心地。平安時代の旅人を思って古道を歩き、厳かに霊地を訪ねたい。ほんの少し歩いただけで「中辺路(なかへち)フェチ」になれるはずだ。紀伊田辺駅でレンタサイクルを借り、南方熊楠(みなかたくまぐす)ゆかりの市街をじっくり巡るのもよい。ジャイアントパンダ、白浜のレンタサイクル、熊野本宮大社の大鳥居。熊楠、武蔵坊弁慶、植芝盛平(もりへい)の田辺三偉人、さらに那須与一と「ジャイアントずくめ」な南紀へのツウ旅。まずは東京は有楽町の『わかやま紀州館』(電話:03-3216-8000)を訪れるのもおすすめだ。
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【日本ジャズ地図No.5/DEAR LORD】「ジャズ喫茶」を愛して止まない大阪の主婦が営む音空間
大阪市鶴見区にあるJR放出駅からすぐ、雑居ビル4階でアットホームなジャズ喫茶を営むのは、主婦然として優しげな酒井久代さん。無頼のジャズ喫茶好きという酒井さんが、ご主人から「やめとけ」と言われても実現させた念願の店だ。
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辰ちゃん人形よ永遠に―「実在の人物型」店頭人形の役目
2019年12月、俳優の梅宮辰夫が81歳で亡くなった。そのニュースを聞いた時、私の脳裏に浮かんだのは「不良番長」でも「帝王」でも、はたまた「仁義なき戦い」でもなく、「漬物店の辰ちゃん人形、どうなるんだろう……」ということであった。
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いま“散歩”にできること
新型コロナウィルスの拡大防止のため、飲食店をはじめとする商業施設の営業時間短縮や自粛が相次ぐ事態となっています。4月8日以降は居酒屋など夜の飲食店や映画館、ライブハウス、寄席などの営業自粛が本格的に要請されました。先の見えない状況の中、家にこもって不安とストレスの日々を過ごしている方も多いと思います。なにより個人経営者の方々の経済的不安はいかばかりかとお察しいたします。そんなご時世ではありますが、月刊『散歩の達人』およびWeb「さんたつ」は、これからも、いい街やいい店の情報を発信し続けていきたいと思います。理由は主に二つ。一つめは読者の方々に。せめて写真や記事で、楽しい街や店やスポット、おいしい料理の数々を楽しんでいただけたら、そして後の日の情報源になればという思いです。またこんなときでも楽しんでいただけるよう、ご近所散歩やテイクアウトなど、特集テーマも見直していきます。もう一つは、各店や施設、従業員の方々へのエールとして。私たちは普段、皆さんがとってもいい仕事をしているのを知っています。だから皆さんのつくる店や料理やサービスが価値あるものと判断し取材、掲載しています。つまり、あなたのお店のファンなのです。今は大変なときですが、そんなファンがたくさんいることを表明しておきたいと思います。そのことがささやかながら、お力になればと思います。いま、散歩にできること。そんなに大きなことではないかもしれませんが、ちょっとした気晴らしなら得意です。それが何かの役に立つなら、こんなにうれしいことはありません。 『散歩の達人』編集人、Web「さんたつ」編集長武田憲人月刊『散歩の達人』編集長土屋広道 
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“魂の解放”を求めて2泊3日、東北一周の旅へ
日々の制作に行き詰まり、先の見えない鬱々とした毎日を送っていた。何もアイデアが湧いてこない。やる気も出ない。本を読んだり、体を動かしてみても何も改善しない。もっと根本的に、素朴で原始的な感覚に立ち返らなくては解決しない気がした。
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【日本ジャズ地図No.3/開運橋のジョニー】穐吉敏子に魅せられて45年の主が営む、和ジャズ専科のジャズ喫茶
日本のジャズ・レコードをかける専門店として全国的に有名なジャズ喫茶。店主・照井顯さんは1975年から陸前高田で「ジョニー」という名前で開店し、2001年より、盛岡の開運橋に店を構え直した。高校時代から当時陸前高田にあった金繁レコード店でジャズ・レコードに親しみ、67~74年まで市民会館を借りてレコード・コンサートを繰り広げたことが開店につながった。
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電話ボックスにいた、謎のアイツ
私が子どもだった1970年代の終わり頃。街のあちこちには電話ボックスがあり、据え付けられている電話機は黄色だった。実はこの電話ボックスに、私は少し恐怖心を覚えていた。黄色い電話機は100円玉を入れるとお釣りが出ない。「間違えたら後戻りできない感」が、子ども時代の私には何とも怖く感じられた。しかしそれ以上に恐怖だったのが、電話機の上部に取り付けられていた注意書きのプレートであった。
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【日本ジャズ地図No.1/イワシの目】紀州のマンハッタンで、潮風まみれの半屋外グルーヴに酔う
陽光と雨が豊かな植生を育む南紀。熊野灘に注ぐ古座川河口の町に2017年に開店した『イワシの目』は早くもヒップなジャズ好きが集う店となった。
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山梨県富士川町~人情噺“鰍沢”の舞台で、アッと驚く為五郎~‼
耳新しい町名だが、日本三大急流の一つ「富士川」を連想し、増穂町(ますほちょう)と鰍沢町(かじかざわちょう)が合併した町と聞けば、おおよその見当はつくだろう。甲府盆地の南西端にあり、かつて舟運や身延詣でで大いに栄えたエリアである。西に南アルプス、東に富士山を望み「ダイヤモンド富士」もみられる。落語好きには人情噺『鰍沢』の舞台としても知られ、平和主義の宰相、石橋湛山(たんざん)や米長邦雄永世棋聖という個性的なキャラクターの故郷でもある。さて、ここでクイズをひとつ。「富士川」の読みは?町名・河川名とも「ふじ『か』わ」が正解。ほとんどの人が「ふじ『が』わ」と思っていると地元住民は嘆く。『き』『ぎ』の茨城案件と似た状況だが、辞書でさえ表記がまちまちなのだからより深刻だ。近年は中部横断自動車道の整備が進んで、中央道や東名道からのアクセスも楽になった。音も川の流れも濁らない澄んだ富士川町を訪ねよう。
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知識と経験でクリアせよ! デジタルJR時刻表アプリ内に駅名しりとりゲームが登場!
株式会社交通新聞社の公式スマートフォン向けアプリ「デジタルJR時刻表Lite」内に、2020年3月14日(土)~4月14日(火)の期間限定で駅名しりとりゲームが登場します!
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閉館した「兼高かおる旅の資料館」に行ってきた話
平成を過ぎて令和の世となり、昭和の面影を残すものがだんだんと姿を消すようになってきた。「としまえん」の段階的閉園のニュースもその一例である。「そのうちに行こう」と思っていた施設が、いつの間にかなくなっていたということも増えてきた。
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