全国から個性派ブルワリーが大集結
出店するのは、北は北海道から南は広島まで、全国各地で“己の道”を突き進む8つのブルワリーです。三重の本格派から気仙沼の復興系クラフト、燻製ビール専門、ラガー特化のこだわり派まで、味も哲学もバラエティ豊かなラインアップが揃います。さらにスペシャルゲストとして老舗焼酎蔵・キンミヤ焼酎、フードには釜田咖喱も参戦。ビール片手に飲み比べているうちに、あっという間に一日が終わってしまいそうです。
音楽ステージも豪華すぎる布陣
そしてこのイベント、実は“音楽フェス”としても注目です。DRADNATS、FOUR GET ME A NOTS、39degrees、NOT SO HARD WORK、INKYMAPなど、実力派バンド・アーティストがずらり。下北沢らしい熱量あるライブハウスの空気の中、ビールを飲みながら音楽に浸れる贅沢な一日になりそうです。
下北沢『SHELTER』義村店長に聞いたイベント誕生秘話
このイベント誕生の裏には、とある“ジャケ買い”があったそう。企画を手がけた『SHELTER』の店長、義村智秋さんはこう振り返ります。
「ことの始まりは、伊勢の『ひみつビール』。そのラベルに惹かれてジャケ買いしたのがクラフトビールに興味を持ったきっかけでした。いつの日かひみつビールと関われないかな、とずっと思っていたんです」
そこから、インディーズアーティストの聖地『SHELTER』とクラフトビール文化、2つのカルチャーの静かな共鳴が生まれます。
「ライブハウスに出演しているインディーズアーティストも、クラフトビールを醸造するブルワリーも、大手とは一線を画す独自のスタイルを探求し続けていて、自分の地元に誇りを持って活動している。フィールドは違っても、どこか似ているんじゃないかと思うようになったんです。そんな両者を繋ぐイベントができたら、スゴいことになるんじゃないかと!」
その思いを決定的にしたのが、『日本橋三越』の屋上で行われていた「Beer or Beer?」での体験でした。このイベントのオーガナイザーであるISEKADO・高井さんとの出会いから、このイベントのプロジェクトが動き出します。
「高井さんと繋げてくれたのが、SWIM IN THE BEER (SIB)の共同主催である堤さんでした。彼女もまた下北沢商店街界隈とのパイプが太くて、地域振興に関わる催事によく携わっていたんです。そんな強力な2人とタッグを組めたことで、SIBの開催が具現化していきました」
記念すべき第1回は、『SHELTER』と「下北線路街 空き地」にて開催されました。念願だった「ひみつビール」をはじめ、全8社のブルワリーと14組のアーティストが出演し、ライブ会場チケットは見事ソールドアウト。大盛況のうちに幕を閉じました。
「ただ、とても酷暑過ぎて、ビールよりも水、という状況で(笑)。それもあって今年はビール会場を屋外から屋内に変更しました。音楽シーンの幅も広げたかったので、ライブ会場も1つ増やし『Flowers Loft』でもライブを行います」
一杯のビールとの出合いから広がった縁が、下北沢の街とインディーズシーン、そして全国のブルワリーを結ぶ夏の風物詩へと育ちつつあります。さらに義村さんはこう続けます。
「先日タイムテーブルが公開されました。ビールをたくさん飲みに行ってほしいという思いを込めて、ハイドレーションブレイクを設けました!(笑)。長丁場なのでライブハウススタッフも休憩してほしいというライブハウス主催ならではの配慮でもあります。こうしたサーキット形式のフェスだと珍しいかもしれません」
今年で2回目を迎える「Swim in the Beer Fest」。主催は株式会社ダイスキ、協力に京王電鉄やミカン下北、宮崎本店も名を連ね、地元商店街も後援しています。まさに“街ぐるみ”で作り上げるビールフェス、音楽フェスなんです。真夏のビール&音楽の祭典をぜひ現地で満喫してください!
開催概要
「Swim in the Beer Fest」
開催日:2026年7月20日(月)
時間:START12:00(OPEN11:30)
会場:下北沢SHELTER(東京都世田谷区北沢2-6-10 仙田ビルB1)/Flowers Loft(東京都世田谷区北沢2-24-5)/ブルックリンロースティングカンパニー下北沢店(東京都世田谷区北沢2-6-2 ミカン下北B街区 B101 )
取材・文=半澤則吉 ※写真は主催者提供
イベント公式Instagram:https://www.instagram.com/swim.inthebeerfest/






