川越メル珈琲

遊び心がコーヒーの可能性を広げる

ブラック&ホワイト(アイス)650円。
ブラック&ホワイト(アイス)650円。

豆は鮮度を考え、あえて少量ずつ手焙煎。「お客さんに楽しんでもらえるよう、いろんな種類を焼きたい」という店主の思いにも、フットワークよくアイデアを試せるこの方法がずばり合っている。深煎りが一般的なブラジルは、持ち味である軽い酸味を生かしてやや浅く。他に、コーヒー、牛乳の順に飲んで、最後に混ぜてカフェオレにするブラック&ホワイトなど、出し方にも工夫が見られる。

月曜限定「選べるKランチ」の一例。サンド200円。クロワッサン、デニッシュ各100円。珈琲(ホット)550円とセットで200円引き。
月曜限定「選べるKランチ」の一例。サンド200円。クロワッサン、デニッシュ各100円。珈琲(ホット)550円とセットで200円引き。
白橋さんは書家でもある。
白橋さんは書家でもある。
2階に展示も。
2階に展示も。

『川越メル珈琲』店舗詳細

住所:埼玉県川越市宮下町1-4-21/営業時間:9:00~17:00/定休日:金・土/アクセス:西武新宿線本川越駅から小江戸巡回バス5分の「川越市役所前」下車1分

glin coffee 大工町2号店 & RoastingPlant

川越をコーヒータウンにした立役者

店主が丁寧にハンドドリップ。
店主が丁寧にハンドドリップ。

「どの焙煎度合いでも酸を立たせすぎずに、豆の甘みを一番大事にしています」と焙煎士の星野翔さん。昔ながらの深煎り人気が根強い川越で、昨今、浅煎りの魅力に開眼する人が増えているのは、この店の存在によるところが大きい。『glin kitchen』をはじめ市内に複数ある系列店でも提供中。コーヒーショップ6軒のドリップバッグをセットにした「川越コーヒーセレクション」の声かけ役でもある。

店内でイートインも可能。コーヒー560円、あんバタートースト510円。
店内でイートインも可能。コーヒー560円、あんバタートースト510円。
1階の焙煎所がコーヒースタンドも兼ねている。
1階の焙煎所がコーヒースタンドも兼ねている。
「川越コーヒーセレクション」1600円。
「川越コーヒーセレクション」1600円。

『glin coffee 大工町2号店 & RoastingPlant』店舗詳細

住所:埼玉県川越市連雀町27-1/営業時間:10:00~18:00/定休日:不定/アクセス:本川越駅から徒歩5分

HILL PINE'S ESPRESSO

バリスタの技術力、表現力を満喫

エスプレッソ&バニラアイス AFFOGATO650円。
エスプレッソ&バニラアイス AFFOGATO650円。

フルマニュアルのエスプレッソマシンを使い、抽出の仕方で豆の印象をがらりと変える。「ぜひバリスタの味を楽しんでほしい」とオーナーの松岡博史さん。甘みが香ばしさを帯び、飲むとほっこりするカフェラテ。そして、カカオの風味に色気がにじむアフォガート。豆はダークチョコレート感を表現したオリジナルブレンド1種類だが、ドリンクごとに味わいが異なり、まるで魔法!

焙煎も松岡さん自ら行う。ブレンドの中身は秘密。
焙煎も松岡さん自ら行う。ブレンドの中身は秘密。
エスプレッソ&ミルク WHITE(カフェラテ)550円。
エスプレッソ&ミルク WHITE(カフェラテ)550円。
大正浪漫夢通りに面している。
大正浪漫夢通りに面している。

『HILL PINE'S ESPRESSO』店舗詳細

住所:埼玉県川越市連雀町13-1/営業時間:7:30~ 17:45LO/定休日:無/アクセス:本川越駅蔵のまち口(東口)から徒歩9分

取材・文=信藤舞子 撮影=金井塚太郎
『散歩の達人』2020年10月号より