食べ過ぎ注意!な贅沢(ぜいたく)モーニング『ロイヤルホスト 八丁堀店』
充実したモーニングメニューにファンが多い『ロイヤルホスト』がホテル併設の全国7店舗のみで実施している朝食ビュッフェ。和洋の定番メニューに、サラダ、フルーツ、さらには「ジャワ風ビーフカレー」も揃う約50種のメニューにしっかり満たされる。おすすめは一枚ずつ焼き上げる「パンケーキ」。カリカリのベーコンにパンケーキシロップ、ホイップマーガリンも添えれば朝から大満足だ。
実施店舗
八丁堀店、新横浜駅ビル店、横浜駅前店、天神西通り店、東新宿駅前店、仙台花京院店、名古屋納屋橋店。
『ロイヤルホスト 八丁堀店』店舗詳細
中華定食でエネルギー補給『熱烈中華食堂 日高屋 池袋北口駅前店』
プレーンオムレツのような、あるいは出汁巻き卵のような飾り気のない“中華風玉子焼き”をメインに据えた『日高屋』の朝定食は、うれしくなるほど素朴で無骨。箸で切り分けるとずっしり重く、「卵何個分?」と思うほどデカくて分厚い。素材の味を楽しむもよし、皿に添えられたマヨネーズやテーブル備え付けの調味料でカスタマイズしながら食べ進めるもよし。とにかく、空腹状態で行くべし!
実施店舗
池袋北口駅前店、大宮すずらん通店。
『熱烈中華食堂 日高屋 池袋北口駅前店』店舗詳細
「朝焼き肉」という新たな選択肢『焼肉ライク 新宿歌舞伎町店』
朝からカルビを焼いて、白米とともに食べたことはあるだろうか? 僕は初めて経験した。“焼肉のファーストフード店”をコンセプトに掲げる『焼肉ライク』の朝焼肉セットは、“朝から焼き肉をしている”という、やや背徳的な行為そのものにテンションが上がる。無煙ロースターで朝からジュウジュウと肉を焼き、黙々と一人焼き肉に没頭していると、背徳感は消え去って、むしろ活力が湧いてくる。
実施店舗
新宿歌舞伎町店、新橋本店、中部国際空港セントレア店(内容、価格は異なる)。
『焼肉ライク 新宿歌舞伎町店』店舗詳細
いつもの店の、違う表情にドキッ
普段は夜、あるいは深夜に足を運ぶいつものチェーン店で朝ごはんを食べる。椅子にテーブルに壁紙、どの店舗もよく知った内装だが、朝日が差し込む店内には既視感がなく、パラレルワールドに来たような気分で着席する。
『ロイヤルホスト』の朝食ビュッフェは皿を構築するのにすごく頭を使った。結局ほぼ全種コンプリートしたわけだが、窓際の席で新聞を読み耽(ふけ)る常連っぽいご老人は、パンケーキにホットコーヒーのみのストロングスタイル。いつかこうなりたいものだ。『焼肉ライク』の朝焼肉セットは量・味ともにすごくフィットし、朝こそ焼き肉、と布教したい気分になった。『日高屋』の玉子焼き定食も、玉子とご飯の王道コンビのネクストステージを感じられて、新鮮な驚きがあった。
そしてどの店も、満足感に対してお財布にやさしい。入店してすぐは慣れない環境にソワソワしたけれど、気づいたときには、すっかりその魅力の虜(とりこ)になっていた。
一日をチェーン店のモーニングから始めると、自分ではない誰かの日常を体験しているようで楽しい。少しの背徳感と高揚感を引きずりながら朝の街へ。人もまばらなオフィス街や繁華街を歩きながら、次はどのチェーン店で朝ごはんを食べようか考えていた。
取材・文・撮影=重竹伸之
『散歩の達人』2026年1月号より






