書店の枠を超え、可能性広がる場所『TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢』
雑誌やビジネス書のほか、洋書やデザイン・アート関連も充実。別フロアのコミック売り場はエリア随一の品揃えを誇る。2024年に拡張されたシェアラウンジは、3冊までなら購入前の本を持ち込んで試し読みできるのがうれしい。ポップアップコーナーやクリエイターの展示スペースも訪れるたびチェックしたい。
これがイチオシ本!
『たべるノヲト。』 松重 豊 著/マガジンハウス
独自の視点で食にまつわる長年の記憶や思いをつづったエッセイ集。下北沢のエピソードも収録!
『TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢』店舗詳細
工夫に彩られた棚は眺める価値あり『TSUTAYA 三軒茶屋店』
「三茶の店舗らしさを出せるように工夫しています」とスタッフの安藤さん。通勤電車で読める文庫やビジネス本が人気で、旬の情報や話題作がわかりやすい棚は常にアンテナを張って配置していることがうかがえる。スタッフ手作りの解説やPOPに注目すると、本選びがよりいっそう楽しくなりそうだ。
これがイチオシ本!
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆 著/集英社
社会人なら一度は感じたことがある悩みを、労働と読書の歴史をたどりながらひもとく話題作。
『TSUTAYA 三軒茶屋店』店舗詳細
街を見守ってきた、ほっとできる場所『あおい書店 池尻大橋店』
ファミリーの利用も多く、特に児童書コーナーは飾り付けもされてにぎやか。ギフト用のラッピングも可能だ。「大型店舗ではなかなかできないような交流を増やしていきたいです」とスタッフの川﨑さん。コミュニケーションを大切にしていると言い、常連の好きそうな本を見つけておすすめすることも多いとか。
これがイチオシ本!
『泣ける映画大全』大友しゅうま 著/ KADOKAWA
SNSで人気の投稿・連載が単行本に! 8コマのマンガで「号泣映画」の名作72選を紹介する。
『あおい書店 池尻大橋店』店舗詳細
取材・文・撮影=中村こより
『散歩の達人』2025年1月号より