『旭屋書店 船橋店』で百貨店内ならではのリッチな選書時間を。[船橋]
東武百貨店内にあり、2020年にフロアを移転しリニューアル。グレーを基調としたモダンな雰囲気が特徴だ。売り上げのトップが文庫本というのも、リラックスして本を選ぶことができる落ち着いた空間ゆえかもしれない。新設された文具売り場では、万年筆やボールペンなど高級筆記具の品揃えも充実。贈り物を選ぶ場としてもぴったりだ。
【推し本はコレ!】『否定しない習慣』(林 健太郎 著)
『旭屋書店 船橋店』店舗詳細
蔵書数県下有数! 桁違いの広さにうっとり。『丸善 津田沼店』[津田沼]
控え目な入り口からは一見想像がつかないが、なんと売り場面積・蔵書数ともに県内有数の規模を誇る。医学やクラシックの専門書からマニアックな画集まで取り揃えられた超広大な売り場は、まさに津田沼の知の牙城。売り場担当が独自でセレクトした特集コーナーも随所に充実しており、丸一日かけて本との出合いを楽しめる極上空間だ。
【推し本はコレ!】『とんでもないお菓子作り』(江口和明 著)
『丸善 津田沼店』店舗詳細
ハイセンスな店内装飾にも注目されたし。『くまざわ書店 船橋店』[船橋]
日頃の買い物ついでに利用しやすい『シャポー』内の好立地。コンパクトな店内に日常の需要を満たすラインナップが整っているが、注目すべきは、隨所に施された緻密な手書きポップや装飾だ。船橋店独自の「装飾チーム」を結成し、各出版社のコンテストで連続入賞を遂げているそう。「お客さまに喜んでもらえたら」と、広報担当の巻島さん。
【推し本はコレ!】『大ピンチずかん』(鈴木のりたけ 著)
『くまざわ書店 船橋店』店舗詳細
放課後需要をキャッチするアットホーム空間。『くまざわ書店 津田沼店』[津田沼]
夕方にはコミックや参考書を手に取る学生がちらほら。駅南口を出てすぐの立地は、通勤・通学客の立ち寄りで平日が最もにぎわうそうだ。近隣の学習塾の生徒向けにポイントアップを行うなど、学生思いの心配りがうれしい。現在、写真好きの店長・藤川さんの呼びかけで、千葉工業大学の美術部・写真部の学生たちとの展示イベントも計画中!
【推し本はコレ!】『写真ノ話 完全版』(荒木経惟 著)
『くまざわ書店 津田沼店』店舗詳細
取材・文・撮影=吉岡百合子(『散歩の達人』編集部)
『散歩の達人』2024年3月号より