LUG HATAGAYA

自転車初心者や散歩者にも居心地よき空間

甲州街道沿いにあり、すぐ北側の水道道路には自転車専用レーンも。
甲州街道沿いにあり、すぐ北側の水道道路には自転車専用レーンも。

サイクルショップ『BLUE LUG HATAGAYA』の系列店で、併設の『LUG PIT』ではメンテナンスの対応も。「甲州街道で多摩方面に向かう場合、休憩地点にちょうどいい」とスタッフのナッツさん。客同士が仲よくなり、グループライドに発展することがあるとか! ランチプレートはボリューミーで、スタミナ補給もバッチリだ(メニューはいろいろあるので、軽く済ませたい人もご安心を)。

スタッフもそれぞれ愛用の自転車を所有。フレンドリーで初心者が質問しやすい雰囲気。
スタッフもそれぞれ愛用の自転車を所有。フレンドリーで初心者が質問しやすい雰囲気。
日替わりランチはドリンク付き1100円。
日替わりランチはドリンク付き1100円。

『LUG HATAGAYA』店舗詳細

住所:東京都渋谷区幡ケ谷2-19-1/営業時間:8:00~23:00LO(ドリンクは~23:30LO)/定休日:月・第3火/アクセス:京王線幡ヶ谷駅から徒歩4分

saladday coffee

焙煎士自ら淹れるコーヒーを飲みに

珈琲500円。現在ラインナップは中深煎り、深煎りが中心だが、浅煎りも鋭意研究中。豆売り可。
珈琲500円。現在ラインナップは中深煎り、深煎りが中心だが、浅煎りも鋭意研究中。豆売り可。

秋葉原は繁華街を過ぎると路地が多く、探検気分の自転車さんぽにうってつけ。大きな焙煎機が目を引くこの店は2020年3月オープンで、わざわざ自転車を駐輪せずとも、通りに面した腰窓から購入できるのがうれしい。コーヒーは、店主の宮村哲也さんがじっくりハンドドリップ。時間が経つにつれ甘みが出るなど、どれも冷めても味わい深いので、ボトルに移してあえて少しずつ飲んでみては?

店内も居心地がいい。
店内も居心地がいい。

『saladday coffee』店舗詳細

住所:東京都台東区台東1-23-9山田ビル1F/営業時間:10:00~17:00(土・祝は12:00~18:00)/定休日:日/アクセス:JR・地下鉄・つくばエクスプレス秋葉原駅から徒歩8分

AERU COFFEE STOP

隅田川最上流部にある明るい木造民家カフェ

店舗は築60年以上になる木造民家を改装。
店舗は築60年以上になる木造民家を改装。

迎えてくれるのは、メルボルンでバリスタとして働いた経験のある福原さん夫妻。荒川のサイクリングロードが近く、界隈きっての名所の旧岩淵水門は「サイクリストに人気の待ち合わせスポット」だ。コーヒーは藤沢市の『27 COFFEE ROASTERS』による浅煎りのスペシャルティで、風味を引き出せるよう丁寧に抽出。滲み出る旨味にじんわり癒やされる。

晴れた日には、愛車と並んでデッキ席でまったり~。
晴れた日には、愛車と並んでデッキ席でまったり~。
モーニングのトーストメニュー、ALL IN500円は9時30分まで。ドリップコーヒー510円。
モーニングのトーストメニュー、ALL IN500円は9時30分まで。ドリップコーヒー510円。

『AERU COFFEE STOP』店舗詳細

住所:東京都北区岩淵町15-8/営業時間:7:00~17:00/定休日:水/アクセス:地下鉄南北線・埼玉高速鉄道赤羽岩淵駅から徒歩3分

BRÜCKE

2本の川に挟まれた小さなオアシス

扇大橋、江北橋も近い。軒先のベンチで澄んだ風を感じられる。
扇大橋、江北橋も近い。軒先のベンチで澄んだ風を感じられる。

店名はドイツ語で「橋」。隅田川と荒川に挟まれた三角地帯にあり、「荒川の江北橋から降りて、うちに来てくれるサイクリストの方もいます」と店主の杉浦俊介さん。店内には杉浦さんが制作したフリーマガジン『odai magazine』もあり、それを参考にこの後のルートを練るのもアリ。自家焙煎のコーヒーは浅煎りから深煎りまで揃い、地元のファンも多い。飲み比べセットなんてのも!

焙煎も手がける店主の杉浦さん。妻の千晶さんと二人三脚で営む。
焙煎も手がける店主の杉浦さん。妻の千晶さんと二人三脚で営む。
コーヒー450円は浅煎りから深煎りまであり、全6種から選択可。ケーキ400円も手作り。
コーヒー450円は浅煎りから深煎りまであり、全6種から選択可。ケーキ400円も手作り。

『BRÜCKE』店舗詳細

住所:東京都足立区小台2-17-11/営業時間:13:00~19:00(金は15:00~21:00)/定休日:月~木/アクセス:都電荒川線小台停留場から徒歩10分

盆栽自転車店

まるで秘密基地? 部品やグッズがずらり

特等席は自転車の前。自転車は注文ごとに部品を選び、奥の工房で盆栽屋さんが組み立てる。
特等席は自転車の前。自転車は注文ごとに部品を選び、奥の工房で盆栽屋さんが組み立てる。

ロードバイクの専門店で、コーヒーや焼き菓子は週末のみのお楽しみ。レース活動もしている店主は盆栽屋さんと呼び親しまれ、妻のナツキさんがカフェを切り盛りする。ロードバイクで乗り付ける人も多く、道中は「坂道が多いので、みなさんアップダウンを楽しむそうです」。部品やグッズに囲まれながらナツキさんと自転車談議をし、カフェインで集中力を上げたら、さあ出発だ。

マフィン400円はナツキさんの手製。オリジナルブレンドのマッキャート550円。
マフィン400円はナツキさんの手製。オリジナルブレンドのマッキャート550円。
ボトル1500円など、店のロゴ入りのグッズ多数。
ボトル1500円など、店のロゴ入りのグッズ多数。

『盆栽自転車店』店舗詳細

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-11-8/営業時間:9:00~16:00(カフェは金・土・日のみ営業)/定休日:水/アクセス:地下鉄副都心線北参道駅から徒歩3分

取材・文=信藤舞子 撮影=本野克佳、石川 望
『散歩の達人』2020年5月号より