【運び湯が楽しめる都内の温泉】
歌舞伎町のど真ん中で体感する天然の贅沢『テルマー湯』[新宿三丁目]
中伊豆の修善寺温泉を露天風呂で楽しめる。天然温泉を循環ろ過消毒することで上質な泉質を保っているため、入ればすぐに芯まで温まり体がほぐれる。温泉のほか、テルマー湯のおすすめは「北欧サンゴライト化粧水風呂」。世界的にも有名な化粧水を約3000本使用した、1日150名限定のお風呂だ。他にも体表の有機物を取り除くという日本初の中性電解風呂をはじめ全9種類の浴槽があり、何時間でも満喫できる。
『テルマー湯』店舗詳細
東京なのに静かな温泉郷へ『東京・湯河原温泉 万葉の湯』[南町田グランベリーパーク]
ここで浸かれるほとんどすべてのお湯が、神奈川の湯河原温泉の源泉から毎日運ばれる。お湯は無色透明でやわらかな泉質を保ち、さらりとしている。湯温は41℃と熱めだが、保湿効果に優れ、刺激は少ない。宿泊も可能で、女性は浴衣を8種から選べる。おすすめは全66室の客室のうち、6室のみの露天風呂付き客室。ここももちろん湯河原温泉のお湯! 温泉以外の施設も幅広く充実。
『東京・湯河原温泉 万葉の湯』店舗詳細
世田谷なのに本格旅館で日帰りプランも『由縁別邸 代田』[代田]
2020年9月にオープンした、都心にありながら山里の温泉地のようなくつろぎを満喫できる温浴施設。箱根『小田急山のホテル』の自家源泉「芦ノ湖温泉つつじの湯」にゆったりと浸かれる。21年春に開業した離れのスパをはじめ、館内にあしらわれたわら細工などのアートでリフレッシュできる。日帰り温浴は食事やスパとのセットプランとなるため、気分に合わせたプランを予約してみては。
『由縁別邸 代田』店舗詳細
絶対に“ととのう”入浴施設!『東京荻窪天然温泉 なごみの湯』[荻窪]
日の出町のつるつる温泉からの運び湯。「美肌の湯」とも呼ばれ、湯はとろりとしており肌がしっとりとうるおう。週に4回運ぶことで、温泉の鮮度をなるべく保っているそう。種類豊富な岩盤浴や、サウナストーンを用いたロウリュも体験できる。「まずはサウナと水風呂で汗を流し、外気浴を楽しんだらつるつる温泉で再度体を温めるのがオススメです」とシニアマネージャーの篠田知生さん。
『東京荻窪天然温泉 なごみの湯』店舗詳細
【お湯自慢のビジネスホテル】
銀座で天然温泉にひたる魅惑の夜『スーパーホテルプレミア銀座』[東銀座]
女性客が4割と他館の約2倍。その理由は女性に人気のRefaのドライヤーやシャワーヘッドを備えたレディースルームに、基礎化粧品や顔パックまでロビーで5種類選べるアメニティの充実。広々とした温泉でお肌ツルツル。大阪府立大学名誉教授・清水教永医学博士と共同設立した「ぐっすり研究所®」で開発したマットレスや枕が快眠を誘う。その上、ロビ―にアルコール無料サービスも。
身も心もおなかも幸せいっぱいの宿『天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草』[浅草]
浅草寺に『花やしき』、ホッピー通りと恵まれ過ぎた立地。ドーミーイン系列の中でも京都など観光地で展開する少し高級感ある和風ホテルだ。全館畳敷きで自宅のような気楽さ、部屋のバスタオル掛けやウェルカムサービスフルーツなどきめ細かな工夫でホッとくつろげる。温泉も良いが、半露天の壺湯やサウナも魅力。浴室入り口にウォータークーラーもある。
取材・文=神谷 郁(風来堂)、眞鍋じゅんこ 撮影=鈴木愛子、逢坂 聡(由縁別邸)、鴇田康則