魚草

アメ横史上最高の1000 円とは?

極太タラバガニ1000円、日替わりの刺盛りとビールのセット1000円。

魚屋で修業していた大橋磨州(ましゅう)さんが2012年にオープンした、立ち飲みと魚屋の二毛作店。品書きを見れば、手のひらサイズのプリプリ岩ガキL が3個1000円、甘い身がぎっしりの極太タラバガニが1000円と安さに驚く。「鮮魚は淡路島などの漁師から直送、タラバは前職時代から付き合いのある業者から質の高いものを仕入れているから、安く出せるんです」。POPに書かれた「それは、アメ横史上最高の1000円」にも納得!

海の幸に合う地酒も約20種と充実。
上野でビアガーデン気分をもっとも味わえる場所のひとつ、アメ横センタービル東側に立地。

『魚草』店舗詳細

住所:東京都台東区上野6-10-7 アメ横プラザ/営業時間:11:00~20:00LO(土・日・祝は~19:00LO)/定休日:第2水/アクセス:JR・地下鉄・私鉄上野駅から徒歩5分

もつ焼き酒場 豚坊

山手線真下で山ほどもつ焼きを!

手前から反時計回りにテッポウ、腕、レバ2 本各240 円、もつ煮込み280円ほか。生中470円。

とにかく、山手線ガード下のテーブルで、わいわい飲むのが楽しい。肴は電車の音と焼きとんで決まり。もつ焼き担当の河合さんがバンバン豪華に切り串に打つハラミやレバはどれも大ぶり。「10年以上付き合いのある肉屋から生肉で仕入れてる。小さく切っても食べた気しないでしょ?」。肉好き必食のハラミと腕は、ジューシーで肉塊感がありビールが加速。追加でもつ煮込みを頼めば、たっぷり入った大ぶりのシロとガツにまた驚き。

もつ焼きの部位は全て豚肉。どれも大ぶり。
見よ、この開放感!ガード脇の店は多いがガード真下で飲める店は貴重。

『もつ焼き酒場 豚坊』店舗詳細

住所:東京都台東区上野6-11-6/営業時間:16:00~23:00(土・日・祝は12:00~)/定休日:第3月/アクセス:JR・地下鉄・私鉄上野駅から徒歩2分

東京苑

ディープアジアで陶酔

手前がハラミ1320円、左がホルモン(シマチョウ)1100円など。瓶ビール大660円。

東上野コリアンタウンにあるキムチ横丁の裏路地、その立地がまず“そそる”。店主・福島英和さんの祖父が創業し約50年、当時から付き合いのある業者がいい肉を回してくれるので、赤身はほぼ和牛のA4クラス以上。「祖父には『新鮮なものを大きく切って出しなさい』といわれました」という通り、ハラミは肉厚、ハツ塩1100円はシャキシャキとした歯ごたえが心地いい。「新鮮な部位をビールに合う塩コショウ味で堪能してほしいですね」。

1階の雰囲気も渋い。
ディープアジアな横丁。2階から見下ろす路地の風景も格別。

『東京苑』店舗詳細

住所:東京都台東区東上野2-15-7/営業時間:11:30~23:00/定休日:月休(祝日の場合は営業し、翌日休み)/アクセス:JR・地下鉄上野駅から徒歩5分

肉の大山

肉と揚げものの上野の名店

やみつきコロッケ70円、やみつきメンチ130円。

店先で揚げたてのアツアツ揚げものをカウンターでビールと共に口に運ぶ人たちの幸せそうな顔!その顔に誘われてここに寄ったあなたは幸せだ。注文するのはまずはコロッケ、それにやみつきメンチ。外はバリっと、中はクリーミー、特製ソースもフルーティ。安くおいしくさっと飲むには最高のアテだ。店内に入れば昼はランチで、夜は飲み客でこちらも常にいっぱい。このごった返した感じこそ、上野の、そしてこの店の醍醐味だ。

黒ラベル中生460円。
サクっと飲むなら店先のカウンターも。

『肉の大山』店舗詳細

住所:東京都台東区上野6-13-2/営業時間:11:00~22:00LO(日・祝は~21:00LO)/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄・私鉄上野駅から徒歩2分

てんぷら天庄 湯島店(本館)

老舗の味に引けを取らない生ビール

さつまいも「シルクスイート」(時価・600円前後)は驚くほど甘い。

明治42年(1909)から続く老舗が、生ビールを導入したのは10年以上前。品質管理の高さがメーカーに認められ、現在は「一番搾りプレミアム」を提供しているが、「泡の割合ときめ細かさ、グラスの内壁に気泡がつかないこと。大切にしているのは、基本だけです」と3代目・綱島克年さんはあくまで控えめだ。太白ごま油とサラダ油1対1で揚げる天ぷらは、軽やかで繊細。綱島さんが選び抜いた食材の味を引き立たせている。

店主の右腕・森勝敏さんはドラフトマイスターの資格も取得。

『てんぷら天庄 湯島店(本館)』店舗詳細

住所:東京都文京区湯島2-26-9/営業時間:11:30~14:00・17:00~21:00/定休日:水休/アクセス:地下鉄千代田線湯島駅から徒歩3分

構成=柿崎真英 取材・文=鈴木健太、かつとんたろう、川端美穂(きいろ舎) 撮影=丸毛透、山出高士、小野広幸、金井塚太郎

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