星野リゾートOMOカフェ
あの「星野リゾート」が手がける地元密着型のおしゃれカフェ
『OMOカフェ』の「OMO」とは、高級ホテル運営で知られる「星野リゾート」が、都市型観光活性化のために築いた新しいホテル『OMO5東京大塚』のこと。“豊島区大塚愛”にあふれ、カフェでは地元の和菓子屋・果物屋とのコラボスイーツを開発。「もなか」に現代的なセンスを加え、なんとも映える一皿を供している。駅からはカフェまではすべて歩道で行ける。店内のフラットな設備もうれしい。宿泊者の利用が落ち着く10時〜16時の時間帯が穴場。宿泊者以外も気軽に利用したい、街の新名所だ。
『星野リゾートOMOカフェ』店舗詳細
ドア | 歩道から幅80cm自動ドア(手動)を入り、エレベーターで4階へ上がる。 |
---|---|
段差 | なし。フラットでワンフロアすべてにおいて移動しやすい。 |
トイレ | オストメイト対応トイレが同フロア内にあり。 |
席 | 車いすのまま席に着ける。ホテルのロビーと一体型で、壁もなく広々。 |
Social Cafe Sign with Me × very berry soup 春日店
手話者のスタッフが具材たっぷりスープをお届け
メインは、具が大きくおなかもいっぱいになる各種のスープ。野菜や肉の味が溶け込んだ温かいメニューは、幅広い年齢のお客に人気だ。お店でのやりとりは、すべて筆談か手話。手話ができるろう者スタッフが常駐し、心地いい接客を行なっている。「他より静かで過ごしやすいという感想をよくいただきます」と語るのは、お店の代表の柳匡裕さん。“発声する接客”とはまた違った価値がある空間を生み出し、新しいスタイルの飲食店作りに励んでいる。
『Social Cafe Sign with Me × very berry soup 春日店』店舗詳細
ドア | 入り口が坂の始まりにあるため7.5~18cmの段差あり、自動ドア。 |
---|---|
段差 | なし。店内はフラット。カフェ入り口は前述のように少しせり上がった段差あり。 |
トイレ | 個室の他、隣接する「文京区民センター」にオストメイト対応トイレあり。 |
席 | 車いすのまま入れる席はカウンターを含め18席 |
JULES VERNE COFFEE
売り切れ必至のフルーツサンドとこだわりコーヒーにうっとり♡
オーナーは国内の焙煎技術を競う大会・JCRC(ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップ)のファイナリスト。オランダ製のマシンで焙煎した本格的なコーヒーを味わえる。また季節の果物を使用したフルーツサンドは毎日完売するほど大人気。しっとりパンと甘さ控えめでなめらかなクリームがフレッシュなフルーツのみずみずしさを引き立てている。フルーツサンド提供の時間帯はコーヒーから紅茶に変更できるのも嬉しい。確実に食べるなら開店15分前にウェイティングリストに記入しておこう。
『JULES VERNE COFFEE』店舗詳細
ドア | スロープ付き。出入り口が2カ所あり、車いすは奥の引き戸を使おう。 |
---|---|
段差 | 店内はフラットだが1つの出入り口に2段のステップとトイレに1段の段差あり。 |
トイレ | 引き戸が2枚あり、ドアの幅は80cm未満。車いすでの使用は不可。徒歩6分ほどの馬橋公園に多目的トイレあり。 |
席 | 混雑時は車いすを置く場所がないので、車いすのままの着席がベター。 |
cafe accueil(カフェ アクイーユ )
予約必須!行列ができるふわふわパンケーキの店
生クリームにフルーツの組み合わせには心癒やされる人は多いはず。この店のプレートはフルーツや野菜をふんだんに使っていてカラフルで楽しい。かわいらしい内装とスイーツの甘さで、日ごろの鬱憤を吹き飛ばせそうだ。きめ細かく泡立てられた自慢のラテは、アートを施してサーブしてくれる。週末は行列必至の人気店。アレルギーは可能な限り対応してくれる。WEB予約ができるので、要望を書いておくといいだろう。季節限定のドリンクやメニューも多く、何度通っても飽きが来ない。チーズや卵が好きな人にはたまらない店だ。
『cafe accueil』店舗詳細
ドア | 正面の入り口には段差があるので正面右のビル入り口から入る。 |
---|---|
段差 | 店内にもいくつか段差がある。 |
トイレ | ビル3階に車いす用トイレがある。 |
席 | 丸テーブルやスクエアなどいくつか種類がある。 |
egg 東京
こだわりの卵を使ったブルックリンで大人気のレストラン
本店はアメリカ合衆国・ニューヨークのブルックリン。良質な卵を使った、名物エッグロスコやパンケーキなど素朴ながらも丁寧な味の朝食が人気の大行列店だ。日本でも選び抜かれた平飼いの有精卵や有機農法の小麦粉を使い、本店と変わらぬ味と空間を生み出している。池袋の落ち着いたエリアにあり、おいしく健康的なアメリカン・ブレックファストや、軽食を摂りたい人のための穴場店。卵・小麦粉が主のためアレルゲン完全除去は難しいが、子供連れも車いすも入りやすい、開放的な場所だ。『egg東京農大世田谷通り店』もバリアフリー。
『egg 東京』店舗詳細
ドア | IKE・Biz(としま産業振興プラザ)内から入るとスロープと自動ドアでスムーズ。 |
---|---|
段差 | 段差なし。店から約20m先のトイレに回り込む場合も移動しやすい。 |
トイレ | 店外だが同フロア内にオストメイト対応多機能トイレあり。ベビーシートあり。 |
席 | 固定のベンチシート席以外は車いすのまま入りやすく、店内も動きやすい。 |
構成=アクトデザインラボ 取材・文=赤谷まりえ、関由佳、和久井香菜子 撮影=小島 昇、鈴木奈保子