焼肉ホルモン一番館

朗らかママと生モツに元気をもらおう

全席お座敷。

明るい本間明子ママが切り盛りし、女性客や家族連れも入りやすい雰囲気。「つけだれは秩父の島田醤油店の醤油を使ったピリ辛と、お子さんでも食べやすい甘いタレを用意してます」。初めての人なら、丁寧に処理し、美しくカットされた豚ホルモンが9 種並ぶ秩父ホルモンセット1408円を。特に生モツはボイルをしていないので脂が残り、噛めば噛むほど脂の甘みが! ママお手製のラー油を使った3 種の辛口ホルモンも名物で、ビールが進む!

手前右が生モツ(辛)528円。イチローズモルトハイボール770円など秩父の地酒も充実。
開店して四半世紀。左から2番目がママ。「うちはホルモン屋というより焼肉店の雰囲気ね」。

『焼肉ホルモン一番館』店舗詳細

住所:埼玉県秩父市日野田町1-4-6/営業時間:16:00~21:30LO/定休日:月・第3火/アクセス:西武秩父線西武秩父駅から徒歩13分

ホルモン一丁目

地元ホルモン好きの路地裏集会所

お座敷席もテーブル席も常連でにぎわう。

住宅地にポツンとあり、観光客より地元客でにぎわう。「うちはお酒が濃いから地元の人が来てくれるのかな?(笑)」と磯田八重子ママ。ママひとりで仕込むため大量仕入れは出来ないが、そのぶんホルモンの回転率は高く鮮度よし。「亡くなった主人と思考錯誤して決めたの」という少し辛めのタレにタケノコ(心臓の大動脈)450 円、シロ400 円をつけてコリコリ、プリトロの食感を楽しむ。つい涙ぐむのは煙のせいか、タレの思い出話のせいか。

ママの手には、にごり酒を炭酸で割った一丁目汁450円。

『ホルモン一丁目』店舗詳細

住所:埼玉県秩父市野坂町1-5-8/営業時間:17:00~22:00/定休日:火/アクセス:秩父鉄道御花畑駅から徒歩7分

高砂ホルモン

肉も米もワシワシ進む辛みダレ

手前からレバー、やわらかなカシラ400円、身の旨みを味わえるシロ(小腸)350円。

冷房がなく、煙でいぶされた店内は美しき飴色。そんなセピア色の店で丸椅子に腰かけ、首にタオル、左手に団扇で七輪の肉を食らうのが高砂スタイルだ。品書きの主役は、ご主人が朝8時ごろから丁寧に仕込む豚のホルモン。サシが入ったネック(背中)400円は赤身の肉感も味わえ、プリプリ食感のレバー350円はかちわり氷を入れたワイン400円と相性最高。一味とニンニクたっぷりの魔性のタレが食欲をまた加速させ、最後にごはんにかけて食うと悶絶の旨さ。

昭和36年創業ならではのレトロ空間。

『高砂ホルモン』店舗詳細

住所:埼玉県秩父市東町30-3/営業時間:17:00~21:00(土は16:30~、日は16:30~20:00)/定休日:火・木・祝/アクセス:秩父鉄道御花畑駅から徒歩5分

構成=フラップネクスト 取材・文=鈴木健太 撮影=原 幹和、金井塚太郎