問題!
中央に描かれている駅は、何駅でしょうか?
ヒント(1)
一部道路名を追記したものがこちら。
ヒント(2)
スポットの名前もいくつか見せちゃいます!
正解は……原宿駅
なんといっても無視できないのが、駅の西側一帯に広がる緑色の広大な敷地! これだけで正解できた人も多かったのではないだろうか。
山手線のなかで、駅のすぐそばに大きな公園や霊園がある場所はそこまで多くない。それが線路の西側となると、上野駅と上野公園か、原宿駅と代々木公園に絞られる。出題地図では明治神宮の敷地を公園よりも濃い緑色にしてみたが、地図によっては緑色ではないものもあるので、印象が違ったという人もいたかもしれない。
明治神宮がある広大な敷地は、江戸時代に大名屋敷の庭園だったところ。地形を見ると、明治神宮と代々木公園がある場所は渋谷川(隠田川)とその支流・宇田川に挟まれた舌状台地になっているのがわかる。明治神宮内苑の豊かな緑は、創建に伴って全国からの献木を植栽し造営されたものだ。
原宿駅付近ならではのポイントが、駅の南側を東西に横切る道路。駅の南側を大きな通りが横切る場所はほかに目黒駅、五反田駅、浜松町駅、新橋駅くらいと、実は案外多くないのである。
表参道は、大正9年(1920)の明治神宮の創建の際に整備された道だ。現在は代々木公園通りとつながっているが、この道路ができたのは戦後、東京オリンピック開催にあわせたタイミング。ちなみに、原宿駅が開業した明治39年(1906)当初は現在よりも代々木駅寄り、竹下通りよりも北に位置していた。
また、駅東側の道路模様に川の気配を感じられればビンゴ! 明治通りの東側に並行してうねうねする道路は、先述の渋谷川(隠田川)の暗渠。旧渋谷川遊歩道路、一部はキャットストリートという愛称でも知られる道だ。かつては明治神宮内の南池から竹下通りの南側を通って渋谷川に合流する支流もあり、それが暗渠化された道はブラームスの小径やモーツァルト通りと呼ばれている。
文・地図制作=中村こより







