Bean to Barのチョコレートショップ

『HAMACHO HOTEL』の1階にある『nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO(ネル クラフト チョコレート トーキョー)』。

2019年にオープンしたチョコレートショップ。

ホテル宿泊の方、地元にお住まい・お勤めの方、SNSで話題のメニューを目指してこられた方など幅広い方々に愛される人気のお店です。

契約農園などの厳選されたカカオ豆からチョコレートを作る全工程を、一貫管理して製造するBean to Bar(ビーン・トゥ・バー)のチョコレート専門店。

そのチョコレートは、店内で丁寧に作られています。店名の“nel”は、チョコレートを作る工程のひとつ“練る”からきているそうです。

タブレット(板チョコ)、ボンボンショコラ、カカオフィナンシェなどから、イートインのチョコレートスイーツメニューまで、カカオを存分に堪能することができるにゃー♪

シェフショコラティエの村田友希さん。
シェフショコラティエの村田友希さん。

国内の有名洋菓子店やショコラトリー、フランスなどの海外で研鑽を積まれた村田シェフ。

オフィス街でもあるが住宅も多く、下町情緒も残る浜町。「この街でお店を構えた縁を大切にして、この街を盛り上げるのが、私の使命だと思います」と語る村田シェフ。

優しい笑顔で接客されている姿を見ていると、そんな村田シェフの思いが伝わってきます。

定番人気のメニュー

nelチョコレートパフェ1430円。
nelチョコレートパフェ1430円。

人気メニューのチョコレートパフェ。チョコレートプレートがシュッと立つ洗練された大人のチョコレートパフェの装いです。

オリジナルチョコアイスの上には、アプリコット風味のチョコクリームがのります。

一般的なチョコアイスは、カカオの香りを感じにくいのですが、しっかりとカカオの香りと味わいを感じるのは、さすがです。

まず、チョコアイスとチョコクリームをひと口味わってから、グラスに広がる“ライチの泡”と“カカオパルプソース”と絡めて味わうと、あと味が爽やかに。

散りばめられたカカオニブ、キャラメリゼしたナッツが、よいアクセントになってウマウマ倍増♪

濃厚なのに、重くない大満足の一品です。

ショーケースに並ぶボンボンショコラ。

定番が12種類。このほかに季節限定が登場します。

ボンボンショコラは、テイクアウトだけでなくドリンクと合わせてイートインでも楽しめます。

(写真右上から時計まわりに)山椒380円、日本橋Hamachoco(試食)、紫蘇410円、ブンチャプベトナム75% 380円。
(写真右上から時計まわりに)山椒380円、日本橋Hamachoco(試食)、紫蘇410円、ブンチャプベトナム75% 380円。

イートインでボンボンショコラをオーダーすると、自家製トリュフチョコレートの“日本橋Hamachoco(1袋1728円)”を一粒試食できるのもうれしい。

京都の錦市場の青実山椒の香りをガナッシュにした“山椒”。生クリームにフレッシュの大葉の香りを移したガナッシュの“紫蘇”。どちらも、まずカカオをしっかり感じた後に、山椒や大葉がよい塩梅で広がるのが最高です。

もしお店で迷ったら、この2つはぜひ味わってほしいにゃー♪

季節限定のカカオかき氷

カカオ金時1430円。
カカオ金時1430円。

チョコレート専門店が作った、夏季限定の本気のかき氷です。

契約農園のベトナム産カカオ豆をローストして、丁寧に凍らせたオリジナルのビターチョコレートの氷を使ったかき氷。

実は、2024年の夏に初めて味わったのですが、その時に黒猫が衝撃を受けた絶品かき氷。

ふわふわ感、口どけ、香り、味わい、どれもかき氷の範囲を飛び越えた究極のカカオスイーツにゃー♪

別添えのカカオと練乳の2層のソースで、味の変化も楽しめます。

 

村田シェフのカカオの世界を堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪

取材・文・撮影=ミスター黒猫