【散歩コース】
スタート：渋谷駅はJR山手線で新宿駅から6分・170円、品川駅から13分・180円。東急東横線で自由が丘駅から8分・180円。地下鉄銀座線で銀座駅から16分・210円。
JR･地下鉄･私鉄渋谷駅→（3分／0.2㎞）→渋谷ヒカリエ→（4分／0.3㎞）→MIYASHITA PARK→（4分／0.3㎞）→渋谷PARCO→（15分／1.0㎞）→奥シブ→（13分／0.9㎞）→戸栗美術館→（3分／0.2㎞）→鍋島松濤公園→（2分／0.2㎞）→渋谷区立松濤美術館→（11分／0.8㎞）→渋谷百軒店商店街→（10分／0.7㎞）→SHIBUYA SKY→（すぐ）→JR･地下鉄･私鉄渋谷駅
ゴール：渋谷駅からの交通は、スタート参照
今回のコース◆約4.6㎞／約1時間10分／約6200歩
渋谷駅直結の高層複合施設『渋谷ヒカリエ』
商業施設・劇場など話題のスポットがそろう。中でも無料で利用できる展望フロア「スカイロビー」と「川本喜八郎人形ギャラリー」が人気。
『渋谷ヒカリエ』詳細
公園の下は商業施設とホテル『MIYASHITA PARK』
全長約330mからなる低層複合施設。日本初出店の店舗を含む約90店舗が入る商業施設、屋上に整備された渋谷区立宮下公園、ホテルが一体となっている。
『MIYASHITA PARK』詳細
渋谷カルチャーの発信地『渋谷PARCO』
ファッション、劇場、ギャラリーなど、「今」が感じられる複合商業施設。建物の外周を階段が回り込む立体街路も特徴で、途中には広場や植栽エリアが点在する。
『渋谷PARCO』詳細
陶磁器の名品が勢ぞろいの美術館『戸栗美術館』
創設者・戸栗亨が蒐集した伊万里、鍋島などの肥前磁器、中国や朝鮮などの東洋陶磁器を中心に所蔵。年4回の企画展を開催。
『戸栗美術館』詳細
自然豊かで歴史ある公園「鍋島松濤公園」
明治時代は、佐賀の鍋島家が茶畑を開いていたところで、昭和7年（1932）に東京市に寄贈された後に渋谷区に移管された。園内には、遊具のほかにも池があり、桜が咲く時期には多くの花見客でにぎわう。
「鍋島松濤公園」詳細
赤みを帯びた花崗岩の外観が印象的『渋谷区立松濤美術館』
建物中央に配した吹き抜け空間の噴水を囲むように、扇形に展示室が配される。企画展のほか、渋谷区在住・在学・在勤者を対象とした公募展なども開催。
『渋谷区立松濤美術館』詳細
昭和の風情が残る繁華街「渋谷百軒店商店街」
関東大震災直後に「百貨店」をコンセプトに開発された商店街。東京大空襲で全焼したものの、戦後は映画館が立ち並ぶ人通りの絶えない繁華街へと発展した。風俗店の多いイメージがあるが、知る人ぞ知る昔ながらの名店と、世代交代した新しいカルチャーの店が混在するユニークなエリアだ。
「渋谷百軒店商店街」詳細
渋谷上空229ｍのパノラマビューに感動『SHIBUYA SKY』
渋谷スクランブルスクエアの展望施設。屋外展望空間「SKY STAGE」は、眼下にスクランブル交差点や渋谷の街が広がり、ハンモックに寝そべれば空との一体感を味わえる。
『SHIBUYA SKY』詳細
【渋谷のグルメを堪能！】
静かに、名曲に耳を傾ける時間を『名曲喫茶ライオン』
大正15年（1926）に恵比寿・並木橋で開業し、後に現在地へ移転。クラシック音楽の愛好家が集う名曲喫茶で、毎日定時コンサートを行う。ホットコーヒー650円、ミルクエッグ820円。
『名曲喫茶ライオン』店舗詳細
戦後誕生の人情あふれる飲食街「のんべい横丁」
JR高架沿いにある昭和レトロな飲み屋街。広さ約2〜3坪の小さな居酒屋全38店舗がひしめく。3代続く焼き鳥『並木』、94歳の大ママが営む『会津』など創業50年超えの店もある。
「のんべい横丁」詳細
【街探検】大人が楽しむ“奥シブ”。ここでしか味わえない絶品グルメを！
渋谷の中でも、最近注目されているのは通称・奥シブ（奥渋谷）。NHK放送センター近く、渋谷東急本店から井ノ頭通りにかけた神山町・宇田川町・富ケ谷エリアのことをいい、神山商店会の通りをメインに、個性強めのショップが並ぶ。
昭和から続く鮮魚食事処で『孤独のグルメ』にも登場した『魚力』をはじめ、日本を代表するショコラティエの店『ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ』、店内製造のチーズ専門店『＆CHEESE STAND』などはいわずと知れた人気店。中でもポルトガル菓子専門店『ナタ・デ・クリスチアノ』のエッグタルト「パステル・デ・ナタ」230円は、行列もできる大人気商品で、手に入れたい一品だ。
また、異色のコーヒースタンドが多いのも特徴で、ラテに特化した『THE LATTE TOKYO』、元寿司職人が作るたまごサンドが大人気の『CAMELBACK』など、その道に精通したグルメは、一度は試してみたい。
取材・⽂・撮影＝アド・グリーン
『散歩の達人 歩きたい人のための 東京散歩地図』より
