カウンターデセールとテイクアウトケーキのお店
神楽坂駅から徒歩1分ほどにある『ATELIER KOHTA(アトリエコータ)』。
2012年3月にオープンした人気のデセールのお店です。
入り口側にテーブル席もありますが、こちらのお店の醍醐味は、やはり奥のカウンター席。
デセールを仕上げていく過程を目の前で見ることができるので、テンションMAX間違いなしにゃー♪
オーナーの吉岡浩太シェフ。
吉岡シェフは、ホテルや海外で活躍された後に、この神楽坂に『アトリエコータ』をオープン。
さらに2020年には、虎ノ門ヒルズに『アトリエコータ虎ノ門店』をオープンしました。2店舗を行き来しつつスタッフの育成にも力を入れており、すでに何人も独立されて自分でお店を開かれた方が誕生しています。
また吉岡シェフは、カウンターデセールのお店は、高級で敷居が高いと思われがちですが、気軽に手頃な価格で楽しめるようにしたいとの思いがあるそうです。
ふわしゅわのパンケーキはおすすめ
黒猫のイチ押しは、もちろんパンケーキ。
オーダーを受けてからメレンゲを立て生地をシャカシャカと、目の前で作ってくれます。
その生地をフライパンに入れてオーブンへ。
焼きあがる間に、パンケーキのソースを作ります。
たっぷりのバターを焦がしたところに、マロングラッセ、ラム酒、フレッシュクリームを入れて完成。
程なくパンケーキも焼き上がりオーブンから登場。
美しい焼き色と、見るからにふわふわ感が伝わる生地に黒猫テンションMAXひゃっほー!
熱々生地にバニラアイスをのせて……
先ほど作ったソース、そして仕上げにキャラメルソースをかけて出来上がり!
パンケーキは、季節ごとに内容が変わります。黒猫が伺ったとき(2023年10月)は、この栗のパンケーキでした。
ふわふわの生地は、スプーンで食べるのがシェフ推奨です。
口どけよいスフレ生地に、クリームがよく絡んで絶品。
マロングラッセが、よいアクセントになってウマウマ倍増にゃー♪
感動ものの美しく絶品のパフェ
『アトリエコータ』といえばパフェ。
と言うことで、パンケーキを食べたあとにパフェを追加したら、いきなりファイヤー!
あんずをフランベしているのですが、目の前で見ることができるのがカウンターデセールの真骨頂ですね。
ひとつひとつシェフが積み重ね作り上げていく姿を眺めることが出来る贅沢なひととき。
そして、仕上げにTOPにのる糸状の飴細工“シュクルフィレ”を目の前で作り上げてくれます。
こちらはレギュラーメニューのパフェのひとつ。パフェは季節限定も含めて何種類かあります。
グラスの底の柑橘の効いた赤ワインのジュレ、ピスタチオクリームとアイス、フランベしたあんずなどが、バラバラにならず一体感あるおいしさで、あっという間にペロリのおいしさです。
ライブ感あるカウンター席で、パンケーキとパフェを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
取材・文・撮影=ミスター黒猫