好みに合わせて選べるトッピング
まずはトッピングを選ぶところから。好みのトッピングを3品選んでザルに入れる。「3品と言わず、あれもこれも入れたい!」という欲張りなあなたも安心して欲しい、1品税込121円で追加トッピングも可能だ。具材をカスタマイズして自分好みの麻辣湯を作れるのが楽しい。
そしてなんとカスタマイズ出来るのは具材だけではない。「麻辣湯、食べてみたいけど辛いものは苦手……」そんなあなたにも朗報だ。『東魁楼 上海麻辣湯』では辛さも自分の好みに合わせて変更することが出来る。今回筆者はピリ辛の【1丁目】でオーダーすることにした。
船橋でいただく本場上海の味
程なくして、筆者がカスタマイズした麻辣湯が運ばれてきた。スープを一口いただいてみる。あっさりとした中にもコクが感じられる白湯スープに本格的なスパイスの風味が加わり、たまらなく美味しい。スープに浸った春雨は食べごたえがありつつも、つるつると滑るように気持ち良く胃に吸い込まれていく。夏バテで食欲が落ちた時でも難なく食べられそうだ。自分の気分や体調に合わせてガッツリめの具材をチョイスしたり辛さをアレンジ出来るのはとても魅力的である。
今回取材をお引き受けいただいた、有限会社東魁楼の専務取締役である脇田さん。元々脇田さんのお祖父様が、船橋の駅前で中国料理のお店を戦後から長年営まれているという。ある時家族旅行で上海に赴いた際、現在の社長であるお父様が麻辣湯と出会い、「船橋で麻辣湯の専門店を開きたい」と閃いたのが開業のきっかけだったそうだ。
そして2007年のオープン以来、『東魁楼 上海麻辣湯』は船橋で本場上海の味を守り続けている。その本格的なクオリティの味わいはさることながら、漢方食材としても親しまれる20種類ものスパイスが、美容と健康にもアプローチをしてくれるので、これぞまさに一石三鳥と足繁く通う女性客が後を絶たないんだとか。
船橋の人々の美容と健康を支える『東魁楼 上海麻辣湯』。この夏は麻辣湯で身も心も美味しく、美しくいこうではないか。
取材・文・撮影=北口美愛