新茶シーズン到来! これを読めば、お茶摘みの楽しみが丸わかり

まもなく新茶のシーズンがやってきます。もちろん、ご自宅でのんびりと味わうのもおすすめですが、年に一度の新茶を存分に楽しむにはやっぱり「お茶摘み」が一番! 初めての方でも大丈夫です。「どこでやってるの?」「摘み方は?」「摘んだ茶葉はどうするの?」……、そんな素朴な疑問に一挙にお答えします。摘んで、飲んで、料理して、全身で春の恵みを感じましょう!

①いつ・どこでやってるの? 「ニッポン オチャツミ マップ」をチェック

まずは、お茶摘み体験ができる場所を「ニッポン オチャツミ マップ」でチェックしましょう。全国のお茶摘み情報を地図上にまとめているので、行きたい場所から探すことができます。

日本各地で栽培されている日本茶は、実は気候の違いから地域によってお茶摘みの時期が少しずつ異なります。また、品種によっても適した収穫期が変わるために、同じ茶農家でも数回に分けて行われます。

つまりお茶摘みは、さまざまな地域で意外と長い期間楽しめるんです。最盛期は概ね4月から5月にかけて。ぜひお住まいの地域や旅先の近くなど、目的に合わせて探してみてください。

「ニッポン オチャツミ マップ」>> https://releafrecord.com/nippon-ochatsumimap

②お茶摘みデビュー! 摘み方のコツと素朴なギモンを茶農家に聞いてみました

初心者の方でも大丈夫。お茶摘みは、お子様からお年寄りまで、誰でも・簡単に・みんなで楽しめるアクティビティです!

どんな体験ができるの? どうやって摘むの? そんな素朴な疑問に答えてくれたのは、狭山茶の生産農家「横田園」6代目・横田貴弘さん。「はじめてのお茶摘み体験!コツと素朴な疑問」では、実際のお茶摘み体験の様子をご紹介しています。

摘み方のポイントは「親指と人差し指の腹で折るように摘む」、たったこれだけ! そのほか、手摘みのお茶が美味しい理由や、摘んだ新芽を使った混ぜごはんの作り方も教えていただきました。

「はじめてのお茶摘み体験!コツと素朴な疑問」>> https://releafrecord.com/article/714

③摘んだ新芽でチャレンジ! 自家製煎茶&紅茶のつくり方

最近は、摘んだ茶葉を持ち帰ることができるお茶摘みプランも増えています。ぜひ、自分でお茶をつくってみませんか? 特別な道具がなくても、自宅で簡単に煎茶や紅茶をつくることができます。

「茶農家が直伝! 生葉から煎茶や紅茶を作ってみよう」で横田さんが教えてくれたのは、ホットプレート(またはフライパン)を使った煎茶と紅茶のつくり方。お茶づくりの基本は、「揉む」と「乾かす」の繰り返しです。お子様にもできる手軽なレシピなので、一緒にチャレンジするのもおすすめ。摘みたての新芽を使って、自分でつくったお茶の美味しさはひとしおです!

「茶農家が直伝! 生葉から煎茶や紅茶を作ってみよう」>> https://releafrecord.com/article/749/

④食べに行く? 家でつくる? 春の摘みたての生葉でしか味わえない、新芽×桜えびのかき揚げ

生の茶の新芽は、まさに春のごちそう。食材として「食べる」ことができるのも、新茶シーズンならではの楽しみ方です。静岡県・蒲原に店を構える「鮨処やましち」では、摘みたての茶葉と名産の桜えびとでつくるかき揚げ「茶くらえび」を味わうことができます。

女将の山崎伴子さんが考案した「茶くらえび」は、静岡と春の美味をギュッと詰め込んだ一品。お茶摘み体験と「鮨処やましち」を目的に静岡へ旅に出るもよし、近くのお茶摘み体験で持ち帰った新芽を自宅でかき揚げにするもよし。「茶摘みのあとは、生茶葉を食べよう! 茶農家とご当地店の連携で生まれた静岡の新名物『茶くらえび』」で紹介している、山崎さん直伝のレシピを参考に、ぜひつくってみては?

「茶摘みのあとは、生茶葉を食べよう! 茶農家とご当地店の連携で生まれた静岡の新名物「茶くらえび」https://releafrecord.com/article/701

地域や農家によってさまざまな体験ができるのも茶摘みの楽しみのひとつです。年に一度の貴重な新茶シーズンを、存分にエンジョイしてください。

文・山本愛理(Re:leaf Record)