ネオンの看板がお出迎え
ネオンの看板が街行く人の視線を釘付けにしてしまう。ガラス張りになっているため外からでも店内のにぎやかな様子がうかがえた。駅を出て徒歩1分と非常に近いためアクセスが良く、仕事帰りの一杯に最適だ!
ビールやサワーなど豊富なお酒のメニュー。女性向けに、美酢サワーも
半熟玉子を贅沢に使用したポテトサラダが絶品
前述の通り、『フーフー飯店』は中華料理屋さんとしてだけでなく、居酒屋としても、とても魅力的でおすすめだ。まずは豊富なお酒のメニューから、中華に合う一杯を選ぼう。
まず最初に注文したのは、蟹と半熟玉子のポテトサラダ580円だ。ポテトサラダの中央にトッピングされている半熟玉子が特徴的だ。全体にフライドオニオンが散りばめられており、サクサクとした食感が楽しめる。カニの風味が口いっぱいに広がり、ポテトの甘みと非常に合う!
味変として半熟玉子とポテトを一緒に食べるのもよいだろう。玉子の塩味をポテトがまろやかにし、手が止まらなくなること間違いナシ!
あっという間にとけてしまうスペアリブ
骨なしスペアリブの黒酢豚980円。こちらも人気メニューで多くの人に愛されているのだそう。
黒酢や醬油をメインに使用したタレは甘酸っぱく、食欲をさらに引き立てる。お肉は非常に柔らかく、口のなかに入れるとあっという間にとけてしまうほどだ。白髪ネギのトッピングが、濃厚な黒酢の豚肉を引き立てる。
そして、このスペアリブに合うのが、クラフトレモンサワー480円とクラフトジンジャーエールサワー480円だ。スッキリした飲み口で、こってりとした黒酢豚に合わないわけがない。
締めには、濃厚な鶏100%ラーメンで舌を唸らせる
お酒を飲むと何故か絶対に食べたくなるラーメン。締めには、京都産九条葱の熟成とろとろ鶏そば880円。
『フーフー飯店』を代表する人気メニューで、自慢の一品だそう。鶏の風味がスープに染み付いており、鶏100%スープは伊達ではないと感じた。濃厚だがくどくなく、サラサラと味わいやすい。京都産の新鮮な九条葱を贅沢に使用しており、シャキシャキと素材の食感も楽しめるのが特徴だ。
鶏チャーシューはしっとりと味が染み込んでおり、麺と絡めて食べると「うまい!」それ以外の言葉が見つからなかった。
日々お客様に喜んでもらうために
『フーフー飯店』を始めようとしたきっかけを尋ねると「コロナ禍に見舞われ、社会全体に元気がない状況の中、明るく元気な誰もやったことのない飲食店を作りたいと思ったからです」と責任者の西塚さんは語る。そのなかで全世界共通で食べられている「鶏肉」100%を使ったラーメンの開発に取り組んだそう。「いかにお客様に喜んでいただけるか。日々の清掃から始まり、接客や料理に妥協をしない事を常に意識しています」と熱い想いを語ってくれた。
6月に亀有に2号店オープンを予定しているが、売りにしていく商品は全く別のものを開発中とのこと。「店舗の数だけ売りにする料理や内装を変えていき、どの店舗に行っても違った商品や雰囲気を楽しめる店舗展開をしていきたいと考えています」従来の常識に捉われない考えがますます『フーフー飯店』を人気にしていくだろう。
取材・文・撮影=yuki