まずは「よくばり純喫茶セット」!
モチモチ食感の太麺を使用したスパゲティ、スイーツ、クリームソーダを一度に楽しめるセット。スパゲティにはウズラの目玉焼きもトッピング。クリームソーダはバナナ・メロン・ストロベリー&ローズの3種から選べる。1300円。
懐かしの昭和メニュー「復刻!特別サンドイッチ2021」
昭和時代に『アマンド』で提供されていた特別サンドイッチを、ホットサンドにアレンジして復刻。ベーコン・キャベツ・たまご・チーズという当時のレシピに人気ソースを追加してアレンジした一品。1000円。
なにはなくとも「クリームソーダ」
純喫茶の代表的メニューひとつ、クリームソーダは、通常メニューにもあるメロンに加えて、すっきりとした甘さのバナナ、香りのよいストロベリー&ローズの3種をラインナップ。各800円。
かわいすぎる!「思い出のゼリー3種セット」
喫茶店のドリンクをイメージしたゼリーはコーヒー・レモンソーダ・メロンソーダの3点をセットに。レモンソーダとメロンソーダはソーダの気泡とシュワシュワ感まで再現。760円。
「ノスタルジックな六本木リングシュー」
フルーツパフェをモチーフにしたリングシュー。店内で焼き上げたサクサクの生地とフルーツの味わいが楽しめる。580円。
日本の喫茶店文化を巡る旅の出発点になれば
今回の特別メニューは、全国の純喫茶にまつわる店舗情報やSNS投稿を集める純喫茶情報サイト『純喫茶ジャーニー』の公開と同時にスタート。『アマンド純喫茶メニュー』に携わった難波里奈さんが監修し、キーコーヒーが運営をバックアップするWEBサイトだ。
『純喫茶ジャーニー』のネーミングには“純喫茶の魅力を知り、純喫茶を巡ってほしい”との願いが込められているという。
サイトの公開にあたってキーコーヒー社長の柴田 裕氏は「1980年代には15万軒あった喫茶店が現在では半分以下の7万軒くらいになっていますが、若い女性を中心に純喫茶が再注目されています。喫茶店の魅力をもっと知り、楽しみ、親しんでいただくことで、人が喫茶店を通じてつながる喫茶文化を継承していければ」と語った。
実際、純喫茶が若年層の特に女性を中心に再注目される動きがある。インスタグラムでは「#純喫茶巡り」のタグに6万件にのぼる投稿が集まっているのだ。
難波さんも「常連さん以外にもさまざまな方に、純喫茶に興味をもっていただき、お店に入りやすくなるようなサイトにしていきたい。皆さんの生活の中にもっと喫茶があるようになったらと願っています。『純喫茶ジャーニー』や『アマンド純喫茶メニュー』が皆さんの純喫茶を巡る旅の始まりになったらうれしい」と話す。
ちなみにこの発表会には、散歩の達人統括編集長の武田(写真左)もゲスト出演。「喫茶店はその街の顔になる。そういう店はたとえなくなったとしても、人々の記憶に残り続ける」という持論を語った。
しばらくは純喫茶をめぐる旅(ジャーニー)から目が離せない。
取材・文=星野 洋一郎(さんたつ編集部)