夏祭りを楽しみながらSAKEに出合う

参加者はオリジナルの升を片手に蔵ブースを巡る。
参加者はオリジナルの升を片手に蔵ブースを巡る。

江戸時代に各街道をつなぐ貿易の拠点を担い、日本全国からヒト・モノが集まることで文化を築き上げてきた日本橋。灘や伏見でつくられた日本酒も日本橋から江戸の街に入り広まっていったという。そんな日本橋で、日本酒=SAKE文化を発信するイベントが開催される。

実行委員会の檀上さんは、「今回のSAKE PARKでは夏祭り気分を盛り上げる射的のコーナーを設ける予定です。またフードは煮込みや焼き鳥、生ハム、チーズ、アイスクリームなどが登場します。DJによる生パフォーマンスも見逃せません」と見どころを語る。

焼き鳥をはじめ、フードも登場(写真は2024年の様子)。
焼き鳥をはじめ、フードも登場(写真は2024年の様子)。
DJも登場し会場を盛り上げる(写真は2024年の様子)。
DJも登場し会場を盛り上げる(写真は2024年の様子)。

日本全国と海外からの30蔵が自慢の日本酒を提供

第4回目で好評だった海外SAKEがパワーアップ。アジア圏でつくられた酒を中心に、豊富なバリエーションで登場する。日本の酒造り文化と、海外ならではの固定概念にとらわれない自由な発想や革新的な取り組みが融合し、新しいSAKEの可能性が感じられるに違いない。

また、2024年の能登半島地震により被災し、酒造りの継続が困難になってしまった酒蔵の復興を応援するMakuakeのプロジェクト「能登の酒を止めるな!」も引き続き出店。能登の酒蔵と全国の協力蔵がタッグを組んだ共同醸造によって、能登の酒蔵オリジナルの銘柄とコラボによって新しい銘柄が醸されている。ぜひ、共同醸造酒を飲んで能登を応援しよう。

浴衣でSAKE PARKに来場すると、SAKEチケット1枚進呈。
浴衣でSAKE PARKに来場すると、SAKEチケット1枚進呈。

参加蔵とSAKEはこちら

●日本酒(22蔵)

西田酒造店(青森県)田酒/飛良泉本舗(秋田県)飛良泉/大沼酒造店(宮城県)乾坤一/仁井田本家(福島県)にいだしぜんしゅ/浦里酒造店(茨城県)浦里/土田酒造(群馬県)土田/松屋酒造(群馬県)流輝/阿部酒造(新潟県)あべ/天領盃酒造(新潟県)雅楽代/吉田酒造店(石川県)手取川/富美菊酒造(富山県)羽根屋/宮坂醸造(長野県)真澄/伊東(愛知県)敷嶋/清水清三郎商店(三重県)作/松瀬酒造(滋賀県)松の司/秋鹿酒造(大阪府)秋鹿/剣菱酒造(兵庫県)剣菱/山陽盃酒造(兵庫県)播州一献/松井酒造(京都府)神蔵KAGURA/平和酒造(和歌山県)紀土/今田酒造本店(広島県)富久長/森酒造場(長崎県)飛鸞

 

●クラフトサケ(5軒)

稲とアガベ醸造所(秋田県)INEtoAGAVE/haccoba-Craft Sake Brewery-(福島県)haccoba/ぷくぷく醸造(福島県)Pukupukubrewing/LAGOON BREWERY(新潟県)翔空/ハッピー太郎醸造所(滋賀県)HAPPY DOBUROKU

開催概要

第5回「SAKE PARK 日本橋の夏祭り」

開催期間:2025年7月18日(金)~20 日(日)
開催時間:15:00~20:00
会場:仲通り(東京都中央区日本橋室町2-2-1 室町東三井ビルディング)
福徳の森(東京都中央区日本橋室町2-5)
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線三越前駅から徒歩2分
入場料:無料(別途SAKEチケットが必要)
※スターターキット3977円(300円相当チケット×12+オリジナル升)ほか、当日チケットもあり。

【問い合わせ先】
公式HP  https://www.makuake.com/project/sakepark5/

 

取材・文=前田真紀  ※画像は主催者提供