「愛(め)でパン♡」をテーマに見た目も味も抜群のパンがずらり

北海道産の素材にこだわったパン作りをする人気店『boulangerie coron』(北海道・札幌)の、道産とうきびのリュスティック。
北海道産の素材にこだわったパン作りをする人気店『boulangerie coron』(北海道・札幌)の、道産とうきびのリュスティック。

全国の人気パン店が選りすぐりのパンを持ち寄り一堂に会する「パンのフェス」。

「パンのフェス」総合プロデューサーの幅野裕貴さんは、「『パンのフェス』では、2025年もさまざまな企画をご用意しました。パン好きが毎年楽しみにしている会場限定パンのテーマは『愛でパン♡』! 見た目にも愛らしくかわいらしいパンがずらり勢ぞろいします。パン好きの投票により2025年の新作パンのグランプリを決める『パンのフェスAWORD2025』の開催もあり、今年はどのパンが受賞するのか注目です。また、2024年にデビューを果たしたパン好きアイドル『SCRAMBLE SMILE(通称:スクスマ)』が“パンバサダー”として登場し、『パンのフェス』のために作った“パン”の歌を披露します。“パン”づくしの3日間を、ぜひお楽しみください!」と熱く語ってくれた。

『GARDEN HOUSE CRAFTS』(東京・代官山)の塩バターメロンパン。“賞味期限1時間”のメロンパンが大人気。
『GARDEN HOUSE CRAFTS』(東京・代官山)の塩バターメロンパン。“賞味期限1時間”のメロンパンが大人気。
食感の違う3種類のベーグルで有名な、行列の絶えない人気店『テコナベーグル』(東京・代々木八幡)の、ふか いちごクランベリーミルク。
食感の違う3種類のベーグルで有名な、行列の絶えない人気店『テコナベーグル』(東京・代々木八幡)の、ふか いちごクランベリーミルク。

2025年のトレンド、サンドイッチと米粉パンに注目

写真は2024年開催時のもの。
写真は2024年開催時のもの。

毎年15万人もの人が訪れるという本イベント。トレンドを意識したパンが集まっているのもパンのフェスならではだ。2025年に注目されるトレンドのパンは2つあると、幅野さん。

「1つ目は進化するサンドイッチブーム。サンドイッチ人気は根強く、特に『カツサンド』は2025年のトレンドになりそうです。今回出店している店舗ですと『HITOKAMI』さんは、厚切りカツを使った贅沢系カツサンドです。2つ目は、米粉パンブームの拡大。近年の傾向として、グルテンフリー志向が広がっており、もちもち食感が人気で注目されています。今回出店している店舗では『米粉パンCUBREAD』さんや『ブーランジェリー アツシ』さんに注目。他にも、米粉×発酵の組み合わせや、米粉サンドイッチが増えそうです。カツサンドにも『米粉パン』を使った新しいスタイルが登場すると、さらに注目されると思います」

人気や話題のパンは午前中に売り切れてしまうことも少なくない。そのため、入場制限を兼ねた有料の午前第一部を狙って早めに訪れる人も多いとのこと。気合を入れて訪れたい!

開催概要

「パンのフェス2025 in 横浜赤レンガ」

開催期間:2025年3月7日(金)~9 日(日)
開催時間:11:00~17:00
会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場(神奈川県横浜市中区新港1-1-1)
アクセス:横浜高速鉄道みなとみらい線馬車道駅または日本大通りから徒歩6分、横浜高速鉄道みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩12分
入場料:無料※パン屋さんエリアのみ一部入場時間帯は有料
一部 11:00~13:30(現金:800円、キャッシュレス:700円)
二部 14:00~17:00 無料
※小学生以下無料

【問い合わせ先】
公式HP  https://pannofes.jp/event/pannofes2025/

取材・文=前田真紀  画像提供=ぴあ