その他の記事一覧

721〜740件(全1129件)
noimage
鉄道開業150年、東京・横浜で鉄道遺構を訪ねる
今年2022年は、1872年(明治5)に日本で鉄道が開業してから150年の節目です。150年は一世紀半。4世代前、いやそれ以上か。あまりにも長い年月でピンときません(笑)。長きに渡って街も鉄道も成長し変貌しました。そこでこの節目の年に、東京・横浜で鉄道遺構を訪ね、鉄道開業150年の歴史に触れてみましょう。
noimage
中川龍太郎監督の最新作『やがて海へと届く』4月1日より全国ロードショー!
TOHOシネマズ日比谷ほか全国の劇場で、4月1日から映画『やがて海へと届く』が公開となる。中川龍太郎監督(『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』)最新作で、主演に岸井ゆきの(『愛がなんだ』)、出演に浜辺美波(『映画賭ケグルイ』)らを迎え、強い絆で結ばれた「親友同士」の姿を描いた。詩人としても活躍する監督の世界観と映像美が融合し、実写映画でありながらアニメーションも一部に取り入れ、美しい作品に仕上がっている。彼女たちがつむぐ、12年にわたる物語。ぜひ劇場へ観に行こう。
noimage
山崎製パンの聖地、市川の『ヤマザキプラザ市川』で焼き立ての大判焼きに舌鼓を打つ。
千葉県市川市は山崎製パンの聖地だ。JR市川駅前のビル「サンプラザ35」の1階『ヤマザキプラザ市川』には、ベーカリーやイートインカフェ、洋菓子売り場、そして山崎製パン初の和菓子専門売り場がある。焼き立ての大判焼きや、ふっくらと蒸かした赤飯、ここでしか食べられない大きな道明寺やぼた餅を求めて今日も街の人が集う。
noimage
海底に眠るプラットホーム。関東大震災で沈んだ根府川駅の遺構をスクーバダイビングで巡る
今回は11年前、2011年に訪れた関東大震災の遺構です。震災遺構を廃なるもの(=廃墟)として括るのはどうなのかなとも考えてしまいますが、この読み物では戦争遺構も紹介しており、歴史の遺構の括りとして紹介します(では城跡は?というと収拾つかなくなるので、明治以降の近代遺構としています) 。今回の場所は地上ではなく、ましてや空からでもなく……海です。11年前の撮影ですが、おそらく現在も変化ないでしょう。JR東海道本線根府川駅は相模湾に迫り出す山腹にあります。ホームからは大海原が望め、温暖な気候と相まって長閑な空気に包まれている大幹線の駅です。駅は大正11(1922)年、東海道本線の前身である熱海線開通と共に誕生しました。駅舎は大正13(1924)年築。その間には関東大震災がありました。大正12(1923)年9月1日の関東大震災は、多くの被害がありました。熱海線の被害も甚大で、数箇所で山津波や地滑りによって、鉄橋を含む線路設備がズタズタに破壊されました。中でも根府川駅は、ちょうど進入してきた下り旅客列車と駅が地滑りによって海中へ没する大惨事となってしまい、駅の西側に架かる白糸川橋梁も地震による土石流によって流され、駅周辺の集落も土石流に飲まれました。
noimage
『ドライブ・マイ・カー』に描かれた東京・竹橋、銀座さんぽ【村上春樹の東京を歩く】
「自分以外のものになれると嬉しいですか」「また元に戻れるとわかっていればね」「元に戻りたくないと思ったことってないですか?」家福はそれについて考えた。そんな質問をされたのは初めてだ。道路は渋滞していた。彼らは首都高速道路で竹橋の出口に向かっているところだった。「だって他に戻るところもないだろう」と家福は言った。みさきはそれについて意見を述べなかった。(村上春樹『ドライブ・マイ・カー』より)この原稿を書いているのは2022年3月半ばのため、映画『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞でどのように評価されるかはまだ分からない。ただ、この作品がこれまでカンヌ映画祭のほか多くの映画賞を獲得した、実に優れた作品であることは間違いない。そうして、もうひとつ紛れもない事実がある。この映画の原作『ドライブ・マイ・カー』もまた、文句なしの傑作ということ。以前は『ノルウェイの森』などの長編で村上春樹さんぽをしてきたが、今回は短編集『男のいない女たち』の冒頭を飾った、この傑作短編の道程を散歩してみたい。
noimage
マニュアルフォーカスって使ってる? ピントの合わせ方
マニュアルフォーカスとは、オートフォーカスと違って手動でピントを合わせることです。オートフォーカスがあるのになんでマニュアルフォーカスが必要なの? と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。マニュアルフォーカスを覚えておくと、実はとっても便利なんですよ! 今回はマニュアルフォーカスについてお話しいたします。
noimage
吉祥寺第一ホテルよ、永遠に~34年間の夢の足跡をたどる~
披露宴や忘年会、バイキングにボウリング。34年間、人々の思い出を紡いできた『吉祥寺第一ホテル』が2022年3月31日に営業終了する。開業当時をよく知る従業員の方々に話を聞いた。
noimage
武蔵野を舞台に、読書体験を映像化。映画『たまらん坂』小谷忠典監督インタビュー
3月19日から新宿K’s cinemaほか全国で順次公開される映画『たまらん坂』は、フィクションやドキュメンタリーの境界にとらわれない意欲的な作品を製作している小谷忠典監督の最新作。⿊井千次さんの小説をもとに4年の撮影期間を費やして制作されたもので、監督が客員教授を務める武蔵野大学の実習の一環として撮影が始まったという、ちょっと変わった経緯をもつ。作品の制作過程や背景、そして舞台となる武蔵野エリアについて、小谷監督に話を聞いた。
noimage
【長野】コンデジ「FUJIFILM X100v」と防水カメラ「Nikon coolpix w300」で撮る、『野尻湖』と周辺散策
野沢温泉でキャンプをした時(記事はこちら)に、野尻湖へも足を運びました。野尻湖は、長野県の北部、新潟県境に近い場所に位置する天然の湖で、湖底からナウマンゾウの化石が発掘されたことでも有名です。野尻湖の他に、徒歩5分以内のスナップが楽しい写真映えスポットも散策しました。今回は、人気の高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100v」と防水コンデジ「Nikon coolpix w300」で水中撮影にも挑戦してきましたよ。
noimage
『楽風』の趣味人・青山さんが作った超アナログ地図「あっおやまっぷ」がすごい!
浦和駅西口を歩くと、街角や店や施設で無料配布の絵地図を見かける。その名も「あっおやまっぷ」。地元生まれの青山正博さんが2014年から描き続けている。それはどんな浦和がのぞけるものなのか?
noimage
【書評/サンポマスター本】『東京スリバチ街歩き』皆川典久 著 ほか4冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。街歩きが好きな人なら必ずや興味をそそられるであろうタイトルが目白押しだ。というわけで、今回は2022年3月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
noimage
杉玉づくりを見学してみた!~酒屋の軒先にあるアレ、「新酒ができたお知らせ」なんです~
酒蔵や酒屋の軒先にぶら下がっている丸くて茶色いアレ。「杉玉」と言って、冬の時期に「新酒ができましたよー」という意味で飾られるものなんです。作り方を見学してきましたよ。
noimage
子どもの頃うっかりテレビで観た映画で人生が決定する
うちには今4歳児がいて、暇さえあれば自分専用のノーパソを開いて、YouTubeばかり観ている。ロシアや韓国あるいは中東発の、言葉を必要としないコメディや、スーパーマリオやパックマンのパロディなど、他愛もない動画を無邪気に視聴している。うちの子だけではないようで、それら動画のチャンネル登録数はどれも10万を軽く超えている。 4歳児はテレビをあまり観ない。ママ友と話をすると、どこの家庭も似たようなものらしい。以前ネットで読んだ記事を思い出す。僕が子どもだった頃、つまり40年ほど前は、「いい子にしてないとテレビを見せないよ!」と言われた。この脅し文句は大変効果があった。そして現代は、「いい子にしてないとテレビしか見せないよ!」なのだという。頷ける話である。 僕が子どもの頃、テレビはこの世でいちばん楽しい宝箱だった。その中にはほぼすべてがあった。娯楽だけでなく、大人が隠したい秘密やいかがわしさを持っていた。当時は女性の裸も普通に見られた。そして年端もいかない子にとって、想像の埒外の世界を見せてくれるものは、決まって映画だった。 今でも強烈に目蓋(まぶた)の裏に焼き付いている。囚人服を着た綺麗でカッコいいお姉さんが、看守役の渡辺文雄の目に刃物を突き刺すシーンを。 渡辺文雄といえば毎週水曜日の夜7時半からNHKで放送していた「連想ゲーム」のキャプテン。明治生まれの祖母がお気に入りのクイズ番組だった。「くいしん坊!万才」出演後に胃薬のCMに出ていたことでご記憶の方もいるかもしれない。渡辺文雄は東大卒業のインテリ俳優で、常に知性と威厳が前面に出るがそれを鼻にかけることはなく、適度な親しみやすさを兼ね備えていた。 その渡辺文雄が目の周辺を巻いた包帯から血を滲ませながら、厳しい表情で主人公の女を恫喝する。そんな非情な面貌(めんぼう)を見たことがなかったので戦慄した。主演は梶芽衣子。映画のタイトルが『女囚70 1号さそり』と知ったのは思春期を迎えてからだ。渡辺文雄は大島渚監督作品のレギュラー出演者であり、こちらこそ彼の本業だと後に知るようになる。 夕方ふと点けたテレビで観た映画は、未来に好きになるモノの予告編になった。『ガス人間第一号』は震えながら観た。監督が『ゴジラ』の本多猪四郎で、特撮が『ウルトラマン』の円谷英二だと知らなかった。八千草薫さんによる覚悟のエンディングに僕も吹っ飛ばされた。 当時は野球中継が雨で流れると、たいてい古い映画に差し替わった。日本テレビは何か決まりでもあったのか、『ダメおやじ』をよく流した。古谷三敏原作のマンガが大好きだった。特に初期はダメおやじがカバみたいな顔をした奥さんと憎たらしい子どもたちから、ギャグ漫画の範疇を超えるほどボコボコにされる。そのダメおやじの実写版。演じるのは三波伸介。 三波伸介といえばNHK『お笑いオンステージ』。これも祖母が大好きな番組だった。伊東四郎や小松政夫との絡みに、減点ファミリーという、芸能人の子どもから話を聞きながら似顔絵を描くコーナーを思い出す。その面白さ、博学さにいつも感心していた。 今で言うと誰だろう。伊集院光かな。体型も似ているし。その三波伸介がオープニングから奥さんにほうきで叩かれる。奥さん役は倍賞美津子。世界最強と信じていたアントニオ猪木夫人だった。似てないよ! と思いつつ最後まで惹き込まれた。係長の昇級試験に落ち、転勤させられるダメおやじに付いていく、心温まるエンディング。原作と違ったホームコメディ。監督が野村芳太郎だと言われてもわからない。しかしこちらもやはり、後に松本清張原作の名作を幾つも観るようになる。
noimage
駒沢大学駅の居酒屋『SUIREN(スイレン)』の奇跡の看板猫・トムくん
看板猫を求めてやってきたのは駒沢にある『SUIREN(スイレン)』さん。駒沢大学駅から徒歩3分ほどのお店です。こちらの看板猫さんはどんな子なのでしょうか。
noimage
構図で魅せる、ワンランク上の料理撮影〜スマホでも「旨そう!」と言わせる写真術
料理専門の写真教室を開くプロのカメラマンがスマホでもうまくいくテクニックをこっそり伝授。今回は構図についてのお話。構図作りのポイントはカメラででも、スマホででも同じことが言えます。スマホだから特別こうした方がいいということはなく、構図作りが理解できれば様々な撮影に役立ちます。
noimage
向島の長屋迷路と写真家・中里和人の22年間
2000年のアートイベントに参加以来、向島と切っても切れない間柄となった写真家・中里和人。長屋、植物、工場、煙突、路地……写真家が見つめ続けてきた天然の下町風景、22年の記録。
noimage
高田馬場に演芸場『ばばん場』新開場!山手線沿線で一席伺います
高田馬場駅のバスターミナル側に出て、大小の飲食店ひしめく早稲田通りからちょいと左に折れると、さっきまでの喧騒が一気に消える神田川沿いの道。戸田平橋を渡って、再び穏やかな川沿いを少し歩くと、斜めに折れる細道に立つシンプルな低層ビルに、目指す『ばばん場』の看板が見えた。
noimage
『いいだばし萬年堂』の赤飯そっくりな蒸し菓子「御目出糖」に見る遊び心。
『いいだばし萬年堂』といえば、お赤飯そっくりな蒸し菓子「御目出糖(おめでとう)」。名も形もめでたい和菓子なだけに、おめでたくないときには買いづらい。そんなときには同じ製法でつくられる抹茶味の「茶の香糖(ちゃのかとう)」や「ありが糖う(ありがとう)」を選べばいい。ひなまつりの時期には、ひし餅形に仕立てた「三段高麗餅」もある。いつだって、この蒸し菓子を楽しめる。
noimage
【書評/サンポマスター本】『風景印ミュージアム』古沢 保 著 ほか4冊
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。街歩きが好きな人なら必ずや興味をそそられるであろうタイトルが目白押しだ。というわけで、今回は2022年2月号に書評を掲載した“サンポマスター本”4冊を紹介する。
noimage
純烈リーダー・酒井一圭に聞く、思い出のスーパー銭湯~館内着で育んだ“純子”と”烈男”とのメモリアル~
ある時は、大江戸温泉物語の幕間舞台で。またある時は健康センターの大広間で。お風呂屋さんからブレイクしたスーパー銭湯アイドル「純烈」。館内着で育んだ“純子”と”烈男”とのメモリアル。
PAGE TOP トップへ PAGE TOP 目次へ