おなかが大満足!新進気鋭の町中華『中華食堂あだち』【綾瀬】
オープン5 年目、綾瀬で人気の町中華。定番の醤油ラーメンは、懐かしい中華そばの趣がありながら、よりコク深い味わいに。「ベースのスープは豚骨7:鶏ガラ3の割合です。それがコク深さの秘密」と話すのは、老舗町中華で9 年修業を積んだ若き店主・足立良太さん。料理はどれもボリューム満点。ふわとろタレチャーハンは、角切りのチャーシューがゴロゴロと。濃厚なタレで箸が進む。
『中華食堂あだち』店舗詳細
食材本来のパワーで健やかに整える『PECOTA PECOTA Gluten Free(ペコタ ペコタ グルテン フリー)』【北千住】
昨年オープンしたオーガニック&グルテンフリーの店は古民家を改装した心地よい空間。店主は町屋でカレー店と米粉パスタ店をそれぞれ営んでいた秋田真吾さん、みずきさん夫妻。多忙で体調を崩したみずきさんが食を見直し、無添加、グルテンフリーの食材のよさを実感したそう。新作の汁なし担々麺を食べれば、スパイス香る濃厚な味わいと米粉麺のもっちりとした食感にきっと驚くはず。
『PECOTA PECOTA Gluten Free』店舗詳細
クセになるおいしさのスパイスカレー『カレーシャ』【舎人】
舎人氷川神社の参道脇にある、和風喫茶のような店構えのスパイスカレー専門店。「父が営んでいた喫茶店を引き継ぎました」と話すのは、代表の大熊伊宗(おおくまただむね)さん。本格的なスパイス使いをしながら、日本米に合うスパイスカレーを提供。濃厚なうまみと爽やかなスパイスの香りが楽しめるマトンキーマ6辛は、後ひく辛さ!月1~2回登場するチキンビリヤニも人気。卵のアチャール、ライタを混ぜて味変しながらどうぞ。
『カレーシャ』店舗詳細
昭和の風情で味わうフグとシチュー『民芸茶屋 佐留丹(さるたん)』【北千住】
1971年創業の老舗の看板は、銚子から直送されるショウサイフグ。「身が柔らかくて甘いのが魅力」と2代目店主の猿田尚弘さん。単品でもコースでも楽しめ、「この値段でフグを食べられるなんて」と驚かれることも。もう一つの名物は、浅草の洋食店「アリゾナキッチン」で初代が作っていたビーフシチュー。作家の永井荷風も好んだという伝統の味は、和食と合わせても違和感なく楽しめる。
『民芸茶屋 佐留丹』店舗詳細
名店の灯(あか)りを受け継ぎ、 輝き続ける『洋食や レストラン 花の木』【梅島】
45年間愛された店のバトンを昨年受け取ったのが28歳のシェフ・清水亮さんとあゆみさん夫妻。特製デミグラスソースをはじめ、すべてのメニューを先代から直接伝授された。「仕込みにはつい没頭してしまう」と亮さん。ごはんが進みまくる生姜焼きやパンチの効いたハラミステーキも健在で、地元民の胃袋をすでにガッチリつかんでいる。定食には塩梅のいい浅漬けやしじみ汁がつき、心もほっこり。
『洋食や レストラン 花の木』店舗詳細
まちの食堂で、心も体も元気になる『つなぐ食堂』【花畑】
「食事の大切さを伝えたい」と元保育士で代表の湯川真由美さんが、子供食堂からスタートした古民家カフェ。地域で幅広い世代に親しまれている。塩麹からあげプレートは、自家製塩麹で漬け込んだ唐揚げと、野菜たっぷりの副菜3種、十六穀米をワンプレートに。料理を手掛けるのは栄養士の日暮さんと、保育園調理経験者の佐藤さん。「体によくて、気分が上がる料理を心がけています」と日暮さん。
『つなぐ食堂』店舗詳細
みやび鯛のうまみがギュッと凝縮『鯛そば・茶漬 磯LABO 六町店』【六町】
福岡・博多に1号店を持つ「磯LABO」が、代表・清水純一さんの地元に2号店をオープン。特製塩鯛そばは、熊本県天草産みやび鯛で出汁をとった黄金色のスープに福岡県宗像市大島の天然塩をブレンド。濃厚なスープに負けないよう、麺は全粒粉の細麺を独自に開発。トッピングは、鯛のカマのほぐし身、鶏と2種類の豚チャーシュー、味付け卵、あだち菜などぜいたくに。薬味のユズこしょうも◎。
『鯛そば・茶漬 磯LABO 六町店』店舗詳細
美食家の話題をさらう奥千住の新星『french bistro Kairos』【北千住】
2025年閉店した白金高輪の名店「コート・ドール」で腕をふるった荻野真司シェフが、今年の5月にオープン。「クラシックフレンチを下町で楽しんで」と、平日ランチコースが3000円という価格設定がうれしい。この日のメインは越後産もち豚のステーキ。フォンドヴォーとシェリービネガーのソースはフレンチならではの重層的なうまみで、残ったソースもパンで味わい尽くしたくなる。
『french bistro Kairos』店舗詳細
取材・文=瀬戸口ゆうこ(『中華食堂あだち』『カレーシャ』、『つなぐ食堂』、『鯛そば・茶漬磯LABO 六町店』)、平野かおり(『PECOTA PECOTA Gluten Free』、『民芸茶屋 佐留丹』、『洋食や レストラン 花の木』、『french bistro Kairos』)
撮影=山出高士(『中華食堂あだち』、『カレーシャ』、『つなぐ食堂』、『鯛そば・茶漬磯LABO 六町店』)、高野尚人(『PECOTA PECOTA Gluten Free』、『民芸茶屋 佐留丹』、『洋食や レストラン 花の木』、『french bistro Kairos』)
『散歩の達人』2026年9月号より






