ガッツリ肉感とさっぱり酸味がペルー流!『RANITOS(ラニートス)』

付け合わせの黄色い唐辛子ソース・アヒで味変も楽しい。チチャ・モラダの甘みとの相性もバッチリ。PAN CON CHICHARRON(チチャロン)1200円(手前)、CHICHA MORADA(チチャ・モラダ) 600円。
付け合わせの黄色い唐辛子ソース・アヒで味変も楽しい。チチャ・モラダの甘みとの相性もバッチリ。PAN CON CHICHARRON(チチャロン)1200円(手前)、CHICHA MORADA(チチャ・モラダ) 600円。

店主のサクさんが「世界一の朝食と呼ばれてるんです!」と胸を張るのは、豚肉を揚げたチチャロンのペルーサンド。かぶりつけば、サクふわパンの芳香、カリカリの豚バラのうまみ、レモンの風味爽やかなサルサの酸味が一体に! 次のひと口を誘う。牛ハラミのスパイス炒めのロモ・サルタードも現地のポピュラーメニュー。鼻を抜けるスパイスとビネガーの風味で、元気モリモリだい!

LOMO SALTADO 1400円。現地ではごはんのおかず。混ぜても美味。
LOMO SALTADO 1400円。現地ではごはんのおかず。混ぜても美味。
サクさんは、店を開いてからもペルー愛の赴くまま現地に渡り、料理をインプットしてきた。
サクさんは、店を開いてからもペルー愛の赴くまま現地に渡り、料理をインプットしてきた。

『RANITOS』店舗詳細

住所:東京都新宿区歌舞伎町1-12-4/営業時間:12:00~16:00(土・日・祝は~20:00)/定休日:月~水(最新の営業状況はInstagramを要確認)/アクセス:西武鉄道新宿線西武新宿駅から徒歩3分

ガチすぎる台湾料理にどハマり!『台湾料理 皇品』

パクチーやフライドオニオンもアクセント。モツ煮込みそうめん1000円。
パクチーやフライドオニオンもアクセント。モツ煮込みそうめん1000円。

メニューを開けば、ズラリと並ぶ品揃えにびっくり。「これは定番の屋台料理!」と、シェフのキョウさんが勧めるのは、モツ煮込みそうめんだ。ひと口すすれば、とろみあるスープのコク深~い風味が直撃し、一気に平らげてしまう。また、人気の台湾腸詰めは、肉の甘みと豆板醤の辛味がベストマッチ。カキと野菜の玉子焼きの優しい味わいにも頬が緩む。こりゃ、紹興酒をやりたくなるねえ。

 

台湾腸詰め600円、カキと野菜の玉子焼き1000円、台湾陳年紹興酒1合700円~。酒のつまみも豊富で、色々な料理を食べたくなる。
台湾腸詰め600円、カキと野菜の玉子焼き1000円、台湾陳年紹興酒1合700円~。酒のつまみも豊富で、色々な料理を食べたくなる。
キョウさんは、「慣れたもんさ」と厨房をひとりで切り盛り。
キョウさんは、「慣れたもんさ」と厨房をひとりで切り盛り。

『台湾料理 皇品』店舗詳細

住所:東京都新宿区歌舞伎町2-22-13 アドビル 1階 E室
/営業時間:15:00~23:00/定休日:日/アクセス:地下鉄大江戸線東新宿駅から徒歩6分

ボリューム満点!郷土料理のオンパレード『ギリシャ料理 KAZE NO KURA』

コース4380円の一例。ピタパンを3種のソースにつけるディップ、大きな肉の串焼き・スブラキなどどれも見目麗しい。
コース4380円の一例。ピタパンを3種のソースにつけるディップ、大きな肉の串焼き・スブラキなどどれも見目麗しい。

先代が開業して50余年。現在は、息子の林素平さん、洋平さん兄弟が店を守る。料理は全6種~のコースで提供。「現地の人は、本当によく食べるんです」との言葉どおり、どの皿もボリューム半端ない! 鉄板でジュワジュワ音を立てる羊のチーズ・サガナキの濃厚な味わいにうっとり。チーズと挽き肉、ナス、ジャガイモが口の中で交じり合うムサカは、軽い飲み口のギリシャビールと相性抜群。

前職が建築関係の洋平さんは、代替わりの際に自ら改装。
前職が建築関係の洋平さんは、代替わりの際に自ら改装。
ムサカ。ギリシャビール「FIX」「MYTHOS」は各880円。
ムサカ。ギリシャビール「FIX」「MYTHOS」は各880円。

『ギリシャ料理 KAZE NO KURA』店舗詳細

住所:東京都新宿区歌舞伎町2-18-9 林ビル/営業時間:17:30~23:00/定休日:日~火・祝(最新の営業状況はInstagramを要確認)/アクセス:地下鉄大江戸線東新宿駅から徒歩3分

取材・文=どてらい堂 撮影=丸毛 透
『散歩の達人』2023年6月号より