GARAGELAND chico

ここはアメリカ!? な、ビンテージトレーラーカフェ

右手のキッチントレーラーで注文を。

隣の入間基地から飛行機が離発着。ケヤキの大木からブランコが下がり、無造作にテーブルや椅子が並ぶ。敷地に停まるのは、米国製ビンテージ・トレーラーだ。輸入販売する田口さんが、内装を手がけ、カフェに用いる車両も販売中。6代目カフェに乗り込めば、秘密基地のようなラグジュアリー感。姉の佐藤さんが丁寧に淹れる希少なキューバ産クリスタルマウンテンの香りにも癒やされる。

姉弟タッグで2017年にカフェが誕生。
キューバサンド500円、ガンボスープ500円、キューバコーヒー400円はセット1200円。

『GARAGELAND chico』店舗詳細

住所:埼玉県狭山市北入曽1177-2/営業時間:11:00~14:00/定休日:月・火(不定休あり)/アクセス:西武池袋線武蔵藤沢駅から徒歩16分

BRiKiKKA

古道具屋の窓辺で心落ち着く時間

サンルーム。上げ下げ窓は学校の戸で清高さんが手作り。

欧州の市を巡って仕入れた古道具の部屋を抜け、奥へ奥へ。手作りのサンルームやカフェ空間の窓の向こうでは、山桜の大木が山肌に根を張り、枝木の隙間から街が見渡せる。「葉と花が芽吹くと森みたいになるんです」とは、内山元子さん。古道具店のつもりが、お茶とシフォンケーキを出すようになり、昨春からご主人・清高さんがイタリア料理店を辞して参戦。手製のランチやケーキに頬が緩む。

紅茶とチーズケーキ。ケーキセット各700円。
ガトーショコラとコーヒー。豆は地元焙煎専門店『桃園』製。

『BRiKiKKA』店舗詳細

住所:埼玉県狭山市入間川4-14-6/営業時間:金・土・日の12:00~19:00/定休日:月~木/アクセス:西武池袋線稲荷山公園駅から徒歩11分

豆春

庭を愛で、自家焙煎コーヒーの香りにうっとり

宮木さんは焙煎士。

石畳を伝って店に入ると、深く濃いコーヒーの香りに包まれる。勤めた焙煎所の5㎏釜を引き継いだ宮木春子さんが自宅で開業。鬱蒼とした庭に手を入れ、仲間とウッドテラスを備えた小屋まで作った。注文は、ずらりと並ぶ約20種の豆から、飲みたい味を選び、抽出方法を選んで。ブレンドもエチオピアの稀少豆も同価格という太っ腹。抽出のコツも教えてくれ、自家焙煎の豆を持ち帰りたくなる。

ネルドリップ528円(お茶請け付き)。写真奥のごまあん最中は、『十(つなし)』のあわせ菓子220円。地元在住の職人手製だ。
庭木を愛でるテラス席には猫も時折、顔を出す。

『豆春』店舗詳細

住所:埼玉県入間市久保稲荷2-12-14/営業時間:11:00~17:00/定休日:水、毎月1・2・15・16日(不定休あり)/アクセス:西武池袋線武蔵藤沢駅から西武バス「入間市駅」「入間扇町屋団地」行き14分の「県営住宅入口」下車1分。

取材・文=佐藤さゆり(teamまめ) 撮影=加藤熊三

『散歩の達人』2020年2月号より