新丸ビル 7Fテラス[東京]
赤レンガ駅舎を背景に、バスを眺める
広く開けたテラスから見下ろすと、目に飛び込む東京駅丸の内駅舎の赤レンガ。その前のロータリーには、晴海ふ頭や豊洲方面、錦糸町方面を巡る都営バスが出入りしている。時折入ってくる燃料電池型バス(写真中央奥)はガラス面の多い未来的なデザイン。同フロア「丸の内ハウス」には、和洋中様々な9つの飲食店が並び、テイクアウトメニューも。テラスに持ち込んで、バスを眺めながら味わえば、日差しと風が心地よくて、まったりいい気分。
『新丸ビル 7Fテラス』店舗詳細
ミューザ川崎 ゲートプラザ[川崎]
アートを横目に、バスを見下ろす!
広場には、音符を模ったモニュメントと、傾いた赤レンガ倉庫跡が並び、一風変わった雰囲気。脇のベンチに腰かけてロータリーをのぞき込めば、川崎ラゾーナの美しい曲線を背景に、鶴見や横浜、元住吉行きなどのバスの姿が。忙(せわ)しなく入れ替わる車両の動きは、まるで編隊を組んでいるかのようで、見惚(ほ)れてしまう。
『ミューザ川崎 ゲートプラザ』店舗詳細
d47食堂[渋谷]
開発途中の渋谷駅を見下ろし、定食を
窓際の席から見えるのは、渋谷駅東口ロータリーと、うごめく重機の数々。変わりゆく渋谷の街と、忙しく走るバスを眺めつつ、名物の定食を頼みたい。「47都道府県の名産を、現地で教わった料理法で」とは、広報の清水睦(むつみ)さん。2枚の分厚いアジフライが大迫力な長崎定食は、9年前の開店時からの看板だ。1枚目は自家製タルタルでガッツリ、2枚目はレモンと土佐の天日塩でサッパリと。ゴマを煎らずに作る太白胡麻油で揚げた衣が素材の味を引き立てる。
『d47食堂』店舗詳細
二子玉川ライズ 青空デッキ[二子玉川]
庭園の隠れスポットは超牧歌的空間
めだかの池や原っぱ広場など、開放感あふれるルーフガーデンを奥に抜けると、ひっそりとあるバスビュースポットを発見! 眼下に見えるロータリーには東急バスが、どこかのんびりした雰囲気で発着する。日よけがついた広いベンチに腰掛け、コーヒーを飲んでホッとひと息。なんとも落ち着くスポットだ。
『二子玉川ライズ 青空デッキ』店舗詳細
取材・文=高橋健太 (teamまめ) 撮影=井上洋平、加藤熊三、高野尚人