◆散歩コース◆

体力度:★★☆
難易度:★☆☆

登山シーズン:3月~11月
最高地点:御岳山 929m
登山開始地点:御岳山駅 831m
歩行時間:約4時間15分
歩行距離:約14.5km
アプローチ時間:約1時間45分(新宿駅起点)

コースガイド

(START)御岳山駅
駅から舗装道を歩いて御師の集落へ。茅葺きの宿坊も。神代ケヤキの下を抜けてみやげ物店の通りを過ぎると神社の鳥居。

(1)御岳山
神社の石段を上がっていくと武蔵御嶽神社のある山頂へ。山頂からはこれから行く日の出山の山頂がよく見える。

(2)日の出山
御岳山から集落内にある道標を見て日の出山方面へ。平坦な道を小1時間。木の階段を上がると『東雲山荘』。山頂はすぐ。

(3)麻生山
日の出山から金比羅尾根に入るが、ほぼ緩やかな下り坂。途中に麻生山があるが、展望もないのでパスしてもいいだろう。

(4)琴平神社
神社のある金比羅公園までは2時間弱の行程だが、楽な道だ。公園の展望台で最後の展望を楽しんだら、舗装の道を下る。

(GOAL)武蔵五日市駅

アクセス

[行き 1時間42分]新宿駅からJR中央線・青梅線→(1時間10分)→青梅駅からJR青梅線→(16分)→御嶽駅から西東京バス→(10分)→ケーブル下バス停/滝本駅から御岳山ケーブルカー→(6分)→御岳山駅

[帰り 1時間15分]武蔵五日市駅からJR五日市線・青梅線→(35分)→立川駅からJR中央線→(40分)→新宿駅

アクセスメモ:ケーブルカーを使わない場合は、ケーブル下バス停から約1時間で御岳山駅の先の道に合流する。

問い合わせ:御岳登山鉄道(ケーブルカー)☎0428・78・8121

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スタートはケーブルカーを降りた御岳山駅。駅を出たところに展望台があるが、ここで今日の展望のよしあしをうかがおう。街並みが遠くまでよく見えている。これは期待がもてる。足ごしらえをしてからまずは御岳山へ向かう。

山頂にある武蔵御嶽神社に立ち寄り、日の出山へと向かう。神社からは日の出山の山頂がくっきりと見えている。

御岳山頂には武蔵御嶽神社がある。江戸時代は御嶽講でにぎわった。
御岳山頂には武蔵御嶽神社がある。江戸時代は御嶽講でにぎわった。
ケーブルカーの御岳山駅そばの展望所からの眺め。奥に青梅丘陵の山並み。
ケーブルカーの御岳山駅そばの展望所からの眺め。奥に青梅丘陵の山並み。
御岳山の近くにある御師の集落。20軒ほどの宿坊があり、宿泊も可能。
御岳山の近くにある御師の集落。20軒ほどの宿坊があり、宿泊も可能。

御岳山から1時間弱のお散歩気分で日の出山へ到着。山頂からは都心がよく見える。900m程度の低山でこれほどの眺め。コストパフォーマンスならぬ標高パフォーマンスのかなり良い山である。

日の出山の山頂からは関東平野が一望。右手に丹沢の山並み、湘南の海まで見えることも。
日の出山の山頂からは関東平野が一望。右手に丹沢の山並み、湘南の海まで見えることも。

展望を楽しんでから、金比羅尾根縦走に入る。山頂直下は道が錯綜(さくそう)している。私も実際間違ったことがあるのだが、ここは金比羅尾根、つるつる温泉方面、さらに三室山へ行くルートもあるので標識をしっかりと見ておこう。

無事、金比羅尾根に入れれば、あとは楽々の山歩き。このルートはいったんケーブルカーで上がると、五日市の町へひたすら下っていくという、山登りというより山下りのコースといってもいい。

途中、ルートから外れた麻生山(あそうやま)があるが、ここは別にパスしてもいい山かもしれない。どうしてもピークを踏みたい人は麻生山ピストンがおすすめだ。山頂の先のルートがややわかりにくい。

金比羅尾根は山岳レースもあるくらいなので、道幅も広く歩きやすい。尾根歩きはほぼ展望なし。
金比羅尾根は山岳レースもあるくらいなので、道幅も広く歩きやすい。尾根歩きはほぼ展望なし。

金比羅公園の手前には巨大な岩と小さな祠(ほこら)。巨石信仰があったのだろう。その先には琴平神社。養蚕の神様のようだ。そして公園の展望台がこの縦走最後のハイライト。五日市の街並みが一望できる。あとはゆっくり町へと下っていく。

ゴール手前の金比羅公園には養蚕の神を祀る琴平神社がある。近くには巨大な岩。
ゴール手前の金比羅公園には養蚕の神を祀る琴平神社がある。近くには巨大な岩。
金比羅公園の展望所から五日市の街並みを一望。最後の展望所。
金比羅公園の展望所から五日市の街並みを一望。最後の展望所。

登山シーズンメモ

1年を通して歩けるコースだが、おすすめは春から秋までだろうか。冬季は日の出山からの展望がいい。紅葉時季は11月中旬くらい。

アドバイス

日の出山の山頂直下は道標をよく確かめよう

おおむね危険箇所はないが、日の出山直下はいくつかコースが分かれているので道標に注意。途中の麻生山に寄る場合は山頂ピストンがおすすめ。そのまま行くなら山頂の先から下り、送電線手前で右手に曲がる。行き過ぎないように。

取材・文=清野 明
『首都圏日帰り山さんぽ50』(2026年8月発売)より