1862年創業の台湾茶の人気店
三越前駅から徒歩3分の「コレド室町テラス」2階にある『王德傳(ワンダーチュアン)』。
1862年に台湾・台南府城で創業した「王德傳茶荘」。“徳をもって人に伝え、茶をもって友に介す”の初心を胸に茶文化の発信に取り組んでいる台湾茶の人気店です。
2019年9月に、この「コレド室町テラス」に日本1号店をオープンしました。
茶葉、茶器の販売もしていますが、ゆったりとしたカフェスペースもあり、台湾茶を楽しむことができます。
茶師が淹れるゴンフー茶
アレンジティーやウーロンカクテルなどもありますが、人気は茶師が淹れる“ゴンフー茶(工夫茶)”。
まず茶葉を選ぶところから始まります。
ずらりと並ぶ茶葉の種類に、黒猫テンションMAXひゃっほー!
見た目や香りなどから自分好みを選びますが、迷ったら茶師に相談するのがおすすめにゃー♪
お茶の種類を決めると茶師が淹れてくれますが、カウンター席だと目の前で見ることができます。
ゴンフー茶とは、手間をかけ丁寧に淹れるお茶のことです。
最後の一滴まで、きれいに抽出してくれます。
抽出しきった急須には、一度だけ差し湯をしてくれて二煎目を楽しむことができますが、その時も丁寧に淹れて飲み頃になってから提供してくれるのもうれしい。
この日担当してもらった茶師は、4年目の田山さん。
茶葉によって急須の種類が違うと見せてもらいびっくり。
また淹れ方や時間も茶葉ごとに変えていますが、その日の天気や湿度などによりさらに調整するそうです。
お茶の世界は深いにゃー♪
日替わりのお菓子付きがうれしい
いろいろ迷ってから黒猫がチョイスしたのは、この阿里山ウーロン茶。
台湾の阿里山が原産地で浅煎りのウーロン茶です。
お菓子付きがうれしいですよね。
一杯ずつ移して味わいます。
コク深いのに、すっきりと澄んだ味わいでおいしい一杯。
通って他の種類も制覇したいにゃー♪
お菓子は、ほぼ日替わりで3種類つきます。
この日は、左からみたらし団子、柿もち、ドライフルーツのパイナップルでした。
行くたびに、違うお茶とお菓子を味わえるのも楽しい。
二煎目は、色合いが濃くなり香りが豊かになった気がします。
自分でチョイスしたウーロン茶と日替わりのスイーツを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
取材・文・撮影=ミスター黒猫