浜金谷駅から日本寺へ
内房線の浜金谷駅から徒歩約10分、東京湾フェリーが発着する浜金谷港からも近く、アクセスのいい鋸山。天気がよければ、東京湾や三浦半島、富士山を見渡せる。『鋸山ロープウェー』に乗り、山頂駅を降りたら、拝観料(大人600円、小人400円)を払って日本寺境内へ入る。
日本寺を周遊ハイキング
日本寺を観光地だと思って侮るなかれ。階段の連続でけっこう息が切れる。隅々まで歩こうと思ったらかなりの運動量だろう。足元は整備されているので運動靴で問題ない。巨大な岩壁に彫られた百尺観音やスリル満点の地獄のぞき、高さ約31メートルの大仏など、子どもも大人も思わずテンションが上がる見どころも多い。大仏広場にはトイレや自販機、テーブル、ベンチもあり、お昼休憩にぴったりの場所だ。保田駅から表参道を登り、ロープウェイで下山する計画でも楽しい。下山後は、新鮮な海の幸を堪能しよう。
コースMAP
【モデルルート】
鋸山ロープウェー山頂駅
▼ 約17分
百尺観音
▼ 約30分
大仏
▼ 約57分
鋸山ロープウェー山頂駅
POINT 一泊して絶景を楽しむ
夏には海水浴客や釣り客でにぎわう南房総は、手軽に泊まれる民宿もたくさんある。周囲には海の幸が堪能できる食堂も充実しているので、素泊まりで止まっても楽しい。富士山を背景に、東京湾に沈む夕日は房総半島ならではの絶景。家族でのんびり泊まってみては。
トイレ情報
浜金谷駅やロープウェイの駅などで確実に済ませておこう。日本寺の大仏広場にもトイレがある。
コンビニ・スーパー
浜金谷駅から5分ほど歩くとコンビニがある。またロープウェイ駅構内にも自動販売機や売店があり、おやつ程度なら調達できる。大仏広場にも自動販売機がある。
三浦富士は古くから、漁業や海上の安全を願う地元民から信仰の山として親しまれている。砲台山はその名の通り、山頂に砲台跡が残されている。武山は山頂展望台があり、抜群の展望だ。今回はこの3座を巡るミニ縦走路を紹介する。
千葉県の山にある渓谷は本当に素晴らしい。家族連れでも気軽に訪れることができる谷や名瀑が充実している。今回紹介するのは、房総半島の中央部に位置する養老渓谷。温泉地としても有名だ。名瀑・粟又の滝周辺につけられた「滝めぐり遊歩道」は、2キロほどのハイキングコース。新緑や紅葉が素晴らしいことはもちろんだが、冬枯れた木々から降り注ぐ木漏れ日も雰囲気がよい。