津久井浜駅から三浦富士へ

津久井浜駅から津久井浜観光農園方面に向かって舗装道路を歩く。観光農園に至る手前、指導標に従って右手へ。その先、横須賀警察犬訓練所の先から登山道が始まる。よく整備された登山道で、歩きやすい。ほどなく三浦富士山頂で、南側の展望が開ける。

出発点となる津久井浜駅。
出発点となる津久井浜駅。
のどかな田園風景が広がる車道を歩く。
のどかな田園風景が広がる車道を歩く。
三浦富士への登り道。階段を登り切ればほどなく山頂に至る。
三浦富士への登り道。階段を登り切ればほどなく山頂に至る。

三浦富士から砲台山へ

この先から縦走路となる。アップダウンが連続するのでペース配分に留意しよう。砲台山の手前に見晴らし台があり、三浦半島南部の向こうに海が輝いてみえる。砲台山山頂を巻くようにして山頂へ。巨大な砲台跡が印象的だ。

三浦富士山頂から砲台山へと向かう道中。緑がまぶしい。道中、展望はないが明るい樹林帯歩きが快適だ。
三浦富士山頂から砲台山へと向かう道中。緑がまぶしい。道中、展望はないが明るい樹林帯歩きが快適だ。

砲台山から武山、津久井浜観光農園へ

来た道を戻り、武山へと向かう。静かな樹林帯をゆるく登っていくと武山だ。山頂には展望台があり、四囲を望める。

砲台山から武山へと向かう登山道でみつけた樹木のトンネル。子どもにとっては、これもちょっとしたアトラクション。
砲台山から武山へと向かう登山道でみつけた樹木のトンネル。子どもにとっては、これもちょっとしたアトラクション。
武山の展望台。
武山の展望台。
下山路から武山を振り返 る。登山道は整備され、 初心者でも快適に歩ける。
下山路から武山を振り返 る。登山道は整備され、 初心者でも快適に歩ける。
武山から津久井浜観光農園に下る道中。
武山から津久井浜観光農園に下る道中。
津久井浜駅から徒歩10分程度で津久井浜へ。下山後は砂浜歩きも楽しい。
津久井浜駅から徒歩10分程度で津久井浜へ。下山後は砂浜歩きも楽しい。

POINT 砲台山の戦跡巡り

砲台山には第二次世界大戦における遺構を随所に見かけることができる。まずは三浦富士から砲台山への車道。かつては軍用車が走行するために整備されたという。山頂直下では、兵隊宿舎で使われたという台所や風呂の面影を見かけることができる。さらに山頂には、電波塔の足元に巨大な砲台跡が残っている。

コースMAP

【モデルルート】
津久井浜駅
▼ 約50分
三浦富士
▼ 約35分
砲台山
▼ 約20分
武山
▼ 約55分
津久井浜駅

トイレ情報

津久井浜駅にあるほか、武山山頂にトイレが設置されている。武山山頂には給水場と休憩所があるのでランチに最適。ほど近い武山不動院にもお参りしよう。

コンビニ・スーパー

津久井浜駅前には、京急ストアがあるので買い出しに便利。また、駅から津久井浜海岸方面に歩くと、コンビニもある。

アクセス

【鉄道】
京急久里浜線 津久井浜駅 下車
※長沢駅から三浦富士に向かってもよい

【車】
横浜横須賀道路 佐原IC
▼約8㎞ 約20分
津久井浜観光農園
※津久井浜観光農園に併設された駐車場を利用すると便利。下山後は季節のフルーツ狩りを楽しめる。

奥武蔵の玄関口である飯能駅を起点に山さんぽ感覚で楽しめる低山。しかし、侮ることなかれ。小さな岩場、適度なアップダウン、大展望など、低山といえども縦走登山の味わいもしっかり楽しめる魅力の山だ。いわゆる”山”に登る前に、ぜひ歩いてほしいコースである。
鋸山は千葉県を代表する低山のひとつ。今回紹介するのは、『鋸山ロープウェー』を利用して岩山に切り開かれた日本寺境内を歩くコースだ。