約120年の歴史ある老舗和菓子店
赤坂駅7番出口から徒歩8分ほどの赤坂7丁目交差点脇にある『赤坂青野本店』。
約120年の歴史ある老舗和菓子店で、地元の方々をはじめ全国多くの方に愛されているお店です。
現在の当主は、5代目の青野啓樹さん。老舗和菓子店ですが、「お子さまからご年配の方まで、幅広いお客様に愛される町の和菓子屋でありたい」とのことで、お話を伺っていると和菓子への愛が伝わって来ました。
添加物などを使用せず厳選素材を自然本来の味で提供している青野の和菓子は、黒猫も大好きにゃー♪
また赤坂という場所柄もあり、芸能人や著名人の常連の方も多いですが、あのスティーブ・ジョブズが、2週間に1度お取り寄せするほど大好きだったお店としても有名です。
詰め合わせギフトや桐箱入りギフトなど、手土産のバリエーションも多くシチュエーションに合わせて選ぶことが出来ます。
おすすめ① 冷しみたらし
ここ数年の夏の風物詩にもなってきている青野の冷しみたらし。
2023年は、4月25日から赤坂本店で先行販売開始。5月10日前後から赤坂の5店舗で本格販売開始になります。
2022年は、SNSで話題になり連日行列が出来る大人気に。
2023年は、本格販売開始以降分のweb予約が出来るようになりました。(予約開始日などの詳細は、お店のSNSを確認して下さい)
※先行販売は予約不可です。
冷して味わうみたらし団子。
冷しても固くならずにモチモチの秘密は、タピオカ粉を使っているから。
モチモチなのに、のどごしツルンとしていてクセになる食感です。
たっぷりの甘辛のみたらしタレも、さっぱりめの甘さで、たっぷり絡めて味わえばウマウマ倍増にゃー♪
おすすめ② 黒糖カステラ 黒べい
パッケージは、赤坂料亭街の「黒塀」をモチーフにデザインをしたもので、商品名もそこから来ています。
胡桃入りの黒糖カステラを羊羹でコーティングして、グラニュー糖をまぶして仕上げた商品。他にはあまり類を見ないので、手土産にすると喜ばれそうです。
味わいは、小豆と珈琲の2種類。
小豆は、初めて味わったのに、どこか懐かしい味わい。黒糖カステラと羊羹、グラニュー糖の三位一体の味わいに、胡桃が良いアクセントになってウマウマ倍増。
珈琲は、AGF主催の「コーヒーを使った和菓子コンテスト」で金賞を受賞した商品。こちらは、珈琲カステラと珈琲羊羹に珈琲を混ぜたグラニュー糖を使っています。珈琲のほろ苦さが良い塩梅で、黒猫は珈琲味がお気に入りにゃー♪
おすすめ③ 赤坂もち
お店の看板メニューですが、赤坂の名物ともなっている“赤坂もち”。
3個袋、5個包から、箱詰、桐箱、重箱など数多くのラインナップがあり、人気の手土産商品です。
赤坂もちが5個包まれています。包みには江戸時代の赤坂周辺の地図が描かれていて楽しい。
気軽な手土産には、この5個包がおすすめです。
ひとつひとつ風呂敷に包まれている“赤坂もち”。
初代の頃からある商品ですが、当時は餅ときなこが別々になっていて餅をきなこに付けながら食べるスタイルでした。
3代目が、ひとつの容器に入れ個別に風呂敷包みにすることを考案。この小さな風呂敷包みのパッケージに入ったきなこ餅は、今では他でも見かけますが『赤坂青野』が元祖です。
餅には、くるみと黒糖が練りこまれているので、よくある黒蜜をかけるタイプではなく、たっぷりのきなこで味わいます。
柔らかい餅に、たっぷりきなこを絡めて味わえば、悶絶級の美味しさにゃー♪
今回も“黒猫スイーツ散歩”で素敵な手土産発見したにゃー♪
取材・文・撮影=ミスター黒猫