親子ではじめての山登り

高尾山口駅からは参道歩きを楽しむ

高尾山口駅から参道を歩き、ケーブルカー清滝駅を正面に右手をとり、1号路を歩きます。ケガの防止、翌日の筋肉痛の緩和のため、登る前には必ず準備運動をしましょう。

歩きやすい1号路でウォーミングアップ

1号路は舗装道路で歩きやすいです。1時間弱でケーブルカー高尾山駅に到着します。出店やさる園を見ながら先へ進み、薬王院、奥ノ院を経て、1時間ほどで高尾山山頂へ。道は舗装されていますが、けっこう登るので、休憩しながら進みます。

ランチはケーブルカー高尾山駅からすぐの『十一丁目茶屋』のテラス席で。
ランチはケーブルカー高尾山駅からすぐの『十一丁目茶屋』のテラス席で。
不思議な形の「たこ杉」をのぞいてみる。
不思議な形の「たこ杉」をのぞいてみる。
「たこ杉」を過ぎれば、薬王院までの難関、男坂が待っているぞ。
「たこ杉」を過ぎれば、薬王院までの難関、男坂が待っているぞ。
男坂で疲れた体は力団子を食べて、元気回復!
男坂で疲れた体は力団子を食べて、元気回復!
さらに登って「薬王院」でお参り。
さらに登って「薬王院」でお参り。
おみくじにチャレンジ。たくさんの種類のおみくじがある。
おみくじにチャレンジ。たくさんの種類のおみくじがある。

高尾山山頂に到着!

高尾山口駅から2時間ほど登り、あちこちよりみちしながら599メートルの山頂に到着! 山頂付近はピクニックシートを広げて、お弁当を食べている登山者でにぎわっています。お弁当を持参する場合には6号路方面に少し進んだところにベンチがあるので、そちらもおすすめです。

はじめての山登り。ちょっと疲れたけどがんばったね。
はじめての山登り。ちょっと疲れたけどがんばったね。
天気がいいと、山頂からは富士山がよく見える。
天気がいいと、山頂からは富士山がよく見える。

下山は本格的な6号路

下山路は6号路へ。分岐点がいくつかあるので見落とさぬように注意してください。沢沿いを歩く6号路は自然が豊かで夏でも心地いいです。沢を見ながら下ってゆくとやがて琵琶滝へ。時に修行僧を見かけることもあるかも。さらに下れば、ゴールのケーブルカー清滝駅に着きます。

大山橋近くで休憩。沢沿いの6号路は夏場もおすすめ。
大山橋近くで休憩。沢沿いの6号路は夏場もおすすめ。
本格的な土道なので、休憩も適宜とっていこう。
本格的な土道なので、休憩も適宜とっていこう。
根っこの道も子どもにとってはアトラクション。
根っこの道も子どもにとってはアトラクション。
琵琶滝でお参り。
琵琶滝でお参り。
岩屋大師の洞窟をのぞいてみる。
岩屋大師の洞窟をのぞいてみる。
6号路の入り口の道標。無事に下山できたね!
6号路の入り口の道標。無事に下山できたね!
下山のごほうびは、参道に売店が並ぶ高尾まんじゅうをぱくり。
下山のごほうびは、参道に売店が並ぶ高尾まんじゅうをぱくり。

はじめての親子登山の感想

──高尾山に登ってみて、どうでしたか?
パパ

アクセスがよくそこそこ登りがいがあり、お店など施設も充実。疲れたらケーブルカーを使えるというのもよかった。娘の心配をしていたが、最終的には親の方がへばっていた。

──はじめて親子登山するにあたって、気をつけたことはありますか?
パパ

山まで行く電車などで子供が飽きないようにした。

──親子登山をして、よかった点がありますか?
パパ

健康的に遊べて、帰宅後も登った時の話が弾んだ。娘もたぶん山登りが好きだと思う。でもまさか、自分の方が先にへばるとは……。

──山のどこが楽しかったですか?
陽香ちゃん

頂上まで登れたこと。途中に雪や霜柱が見られたこと。

──山でどこが大変でしたか?
陽香ちゃん

長い階段と地面がツルツルしていたところ。

──また山登りに行きたいですか?
陽香ちゃん

今度は友達と行きたい。モモンガを見たいから夜行きたい。

コースガイド

高尾山口駅→45分(1号路経由)→ケーブルカー高尾山駅→55分→高尾山山頂→1時間(6号路経由)→琵琶滝→30分→高尾山口駅

アクセス

最寄り駅

京王高尾線高尾山口駅下車。

マイカー情報

中央自動車道 高尾山IC→約1.5㎞(5分)→高尾山口駅
※駐車場はいくつかあるが、高尾山口駅に隣接する『極楽湯』に併設された駐車場が便利。

お役立ち情報

トイレ

1号路にはトイレが多数。リフト山上駅、ケーブルカー高尾山駅、薬王院、高尾山山頂直下、高尾山ビジターセンターにある。下山路には、トイレがないので注意。

コンビニ・スーパー

高尾山口駅にはコンビニが併設しているので便利。また、1号路には出店が多数あり、飲食で困ることはない。逆ルートをたどり、ビアマウントで乾杯、はお父さんにおすすめ。

 

取材・文・撮影=木村和也
フィールド&マウンテン発行の登山初心者向けフリーペーパー『山歩みち』の編集人をつとめるほか、各種媒体の取材・執筆・編集等を行っている。

子供も少し歩けるようになり、近く山登りにでも挑戦したいな。なんて親子が対象の『親子で山登り』。第2回のテーマは駅からハイキング!都心からの移動がしやすい西武鉄道池袋線仏子駅を起点に往復約3時間で楽しむ加治丘陵は、そのほとんどの登山道が舗装道路。けれど、深い森と山頂展望台からの大展望が魅力の丘陵帯です。加えてうれしいのが、山頂直下にある「山仕事の広場」と山麓にある『トーベヤンソンあけぼの子供の森公園』の2つ。山仕事の広場では木製遊具で子供と一緒に楽しめるし、子供の森公園ではムーミン谷の世界に浸れます。まさに自然と公園を一度に楽しめるおすすめルートなのです。
奥武蔵の玄関口である飯能駅を起点に山さんぽ感覚で楽しめる低山。しかし、侮ることなかれ。小さな岩場、適度なアップダウン、大展望など、低山といえども縦走登山の味わいもしっかり楽しめる魅力の山だ。いわゆる”山”に登る前に、ぜひ歩いてほしいコースである。