女性一人でも入りやすい清潔感のある店内
錦糸町駅から歩くこと2分、これでもかと言わんばかりに掲げられた「タンメンしゃきしゃき」の文字に、まず道に迷うことはないだろう『タンメンしゃきしゃき 錦糸町本店』がある。夕暮れ時、空腹だったのもあり吸い込まれるように店へと入った。
店内は掃除が行き届いており清潔感がある。女性が一人でも入りやすそうな雰囲気だ。コロナの影響もあり隣の席との間隔が広めだった。
店内に入ってすぐ右手に食券機がある。一番人気は、タンメンと餃子5つのタンギョウセット1100円。レディースセットだと餃子が2つ。ちなみにレディースセットは男性も注文できるとのこと。
実食!山盛り野菜タンメン!
「山盛りって、このタンメンのためにつくられた言葉だったのか」と思うほど、たっぷり盛られた野菜たち。店先に4ケースものキャベツが置かれていた理由をここで理解した。
正直、箸上げ写真(麺を持ち上げている写真)を撮りたかったが、野菜が重くて麺が上げられなかった。
代わりに野菜たちを上げてみた。キャベツ、もやし、ニラ、にんじんがしゃきしゃきで、塩味のスープに浸った野菜たちは旨味たっぷりだ。
麺は社長の手作りで、塩味でさっぱりとしたスープにもよく絡むように、中太の平打ち麺にねじれを加えているそう。もちもち食感がたまらない。
肉汁じゅわ〜ではない!ずっしり餃子
「目指したのはよくある肉汁じゅわ〜ってやつじゃなくて、野菜も入ってしっかりお肉の味もする餃子。」と語る菊池店長。
肉汁じゅわ〜餃子が最強だと思っていましたが、個人的には「肉味野菜たっぷりずっしり餃子」が優勝です!キャベツの水分が出すぎないように絞っているのがポイントだそう。
『タンメンしゃきしゃき 錦糸町本店』へ来たらぜひ試してほしいのが、卓上に用意された手作りラー油だ。フタを開けた瞬間に広がるごま油の香ばしさは、今でも忘れられない。
餃子はもちろん、タンメンの味変にもピッタリだ。手作りラー油は、常連のお客さんからも人気が高く、お持ち帰り用にも販売されているそう。
食欲をそそる香りに、さらにタンメンと餃子への箸が止まらなくなるアイテムだ。
『タンメンしゃきしゃき 錦糸町本店』では、「お腹いっぱいになって帰ってほしい」という菊池店長の想いもあり、タンメンの野菜増しや温玉、ライスが無料で提供されている。
野菜も卵も高騰中のこのご時世に、このサービスは素晴らしい企業努力と言えるだろう。
「野菜不足が気になるけどガッツリ食べたい」という方は、『タンメンしゃきしゃき 錦糸町本店』へ行ってみてはいかがだろうか。罪悪感なくお腹いっぱいになれる1杯がそこにはある!
取材・文・撮影=KijiLife