豪華。海辺のリゾートホテルで温泉体験!
JR勝浦駅からも近く、九十九里浜や館山方面へ抜ける国道128号からすぐと交通便の良さも魅力の『三日月シーパークホテル勝浦』。太平洋に面して立つ白亜の建物が目を引く、客室総数186室を備える大型スパホテルだ。
全客室からはもちろん、ロビーからも青く輝く海を目の前にリラックスできるので、湯上がりのまったりタイムも楽しみだ。
大人も子ども皆でワイワイ遊べる巨大スパ
日帰り利用できるアクアパレスは、入館料にはタオル代が含まれており、水着レンタル550円もあるので、手ぶらで気軽に利用できるのもうれしい。
屋内の温水プールには、気泡が全身を刺激する気泡浴風呂をはじめ、ジェット噴流で腰をマッサージする圧注浴、7階から注がれる落差5mの湯滝など、ダイナミックで機能性の高いプールが満載!
ひと通り入れば、肩も腰も、全身がもみほぐされる。ぬる肌な温度もちょうどよく、遊びながら体がときほぐされていくのはなんともいえない解放感だ。
屋内スパにある「天空露天の湯」は、その名の通り、海と空との一体感が得られる露天風呂。
視界を遮る囲いもなく、まるで大海原に造られた浴槽で湯浴みを楽しんでいるかのような錯覚を感じる。こちらにもバイブラバス、日本酒を加えた酒の湯、美肌効果が高いという楊貴妃の真珠風呂など、ユニークな浴槽が全7種類。
段違いに浴槽を配しているので、入る浴槽によって見える景色が変わるのも魅力の一つだ。潮風も心地よく、つい長湯してしまうが、東屋の休息場所もあるので、波音をBGMにのんびり過ごすのもいいだろう。
宿泊者だけの特別な湯浴みと料理を
まさご亭の12・13階にある男女別の「飛天の湯」は、日帰り利用はできないが、いつの日か泊まって体験したい。
まず驚くのは、とにかく広くて、明るい脱衣所。そして、大きな窓ガラスからは漁港や太平洋が一望できる。これは風呂からの眺めも期待大だ!
浴室はまさご亭の最上階、地上40mに位置し、石造りの内風呂からはぬけるような真っ青な海を望める。海側一面がガラス窓なので、開放感はいうまでもない。
浴槽に注がれるのは、無色透明のナトリウム-塩化物炭酸水素塩温泉。肌にやさしく、じんわりと体が温まり、疲れた身体もときほぐされていく。
湯上がりラウンジからの夕陽も絶景で、今度は1泊でゆっくりと楽しんでみたい。
取材・文=千葉香苗、写真=三日月シーパークホテル勝浦