文化2年創業の元祖くず餅が人気の老舗
亀戸駅より徒歩10分ほどにある『船橋屋 亀戸天神前本店』。
江戸時代の文化2年(1805)創業で200年以上の歴史ある老舗、船橋屋の本店。
戦後まもなく建てられた趣きある外観に、黒猫テンションMAXひゃっほー!
特に春は、店前の藤棚に藤の花が咲き誇り、華やかなその姿は春の風物詩にもなっています。
その店前、藤棚の下にある池には立派な鯉も泳いでいて、老舗の風格を感じますね。
入って左側がテイクアウトで、右側がカフェスペースになっています。
カフェでは、元祖くず餅はもちろんですが、その他のメニューも多く入口のサンプルを見ただけでも迷うにゃー♪
店内は数年前にリニューアルされているので、綺麗で居心地良い空間。
老舗らしさも残しつつ新しい空気も感じます。
おひとり様でも、気軽に甘味を楽しめますよ。
本店カフェ限定の豆くず餅
店内リニューアルオープンの時に誕生した豆くず餅。
本店のカフェ限定メニューです。
限定に弱い黒猫は、すぐにオーダー(笑)。
ピンポーン♪
これが頼んで大正解!
黒猫も小さい頃から数え切れないくらい食べている船橋屋のくず餅に、お店のあんみつなどでも使っている北海道産の赤えんどう豆を添えただけですが、この相性がピッタリ。
ほんのりと塩気を加えて炊き上げた赤えんどう豆の塩加減が絶妙で、ウマウマ倍増にゃー♪
食感も良いアクセントになって、あっという間にぺろり黒猫。
季節限定のおしるこも登場!
レギュラーメニューにも人気のある「白玉しるこ(くず餅付き)1120円」がありますが、黒猫が伺った時(2022年11月)は、限定のおしるこが登場していたので迷わずチョイス。
こちらも本店カフェ限定メニュー。
2022年12月中旬頃までの限定メニューですが、今後も不定期に限定のおしるこは登場するそうです。
船橋屋特製小豆と、ほうじ茶が香る栗あんの二層になった贅沢なおしるこ。
もちもちの白玉と絡めて味わえば、至福の美味しさにゃー♪
ほっくりとした、この時期の栗の美味しさも楽しめます。
おしるこに箸休めで付いている“しその実”は、同じ亀戸にある『佐野味噌』の商品とのこと。
これが美味しくて、これだけでご飯三杯行けそう(笑)。
こういう所で地元が繋がっているのって良いですよね。
元祖くず餅も三切れ付いてくるのも嬉しい。
この船橋屋のくず餅、食べるとなぜか調子が良いとの声が多く、調べてみたらなんと船橋屋のくず餅由来の乳酸菌「くず餅乳酸菌®」を発見。体内で重要な働きをする善玉菌の一種で、身体のコンディションを整え、健康や美容の維持に適しているそうですよ。
老舗の限定メニューを堪能して、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
『船橋屋 亀戸天神前本店』店舗詳細
取材・文・撮影=ミスター黒猫