月に500匹以上のペット撮影を手がける。
七色の声を使い分けてわんちゃんの気を引き、猫じゃらしで猫を操りながら撮影するペトグラファー。
その巧みな猫じゃらしさばきから「猫じゃらしの魔術師」の異名を持つ。
写真教室講師、原稿執筆、テレビ出演、レンタルフォト撮影など多岐にわたる活動をしている。著書多数。
イクメンのマサムネくん
1階が『ねこカフェShe-on』。ねこグッズがたくさん置いてある癒やし空間です。
訪れた時間がちょうど患者さんの予約が入っていいない時間だったので、ねこグッズをじっくり眺めたい気持ちを抑えてまずは2階のしおん動物病院へ。
奥の扉の先が診察室。
この先に看板猫がいるのかな? と扉を開けると、
大槻香織院長に健康診断してもらっている看板猫のマサムネくんがいました。
足長マンチカンのマサムネくんは現在3才。とても健康で元気なようです。
もともとは保護ねこだったマサムネくん。猫風邪にかかった状態で引き取ったマサムネくんは治療をして里親さんを募集する予定だったけれど、右目に症状が出て悪化しまい生後6ヶ月の時に手術をすることに。右目を摘出したマサムネくんを家族として迎え入れ今は病院の看板猫として出勤しています。
診察室の窓際がお気に入りの場所。外を歩く人や車を眺めるのが好きなようです。
大槻さん曰く、患者で来る犬や猫もこの窓から見える景色が好きなのだとか。
普段は1階のふれあいコーナーにいるとの事なのでそちらの様子を見に行きます。
ふれあいコーナーに戻るとひょいっと高いところへ登っていくマサムネくん。
しばらくすると今度は壁に取り付けられた棚へ移動。
床よりも高いところが落ち着くようです。
このふれあいコーナーにはマサムネくんの他に6匹ほどの猫スタッフがいて大槻さんと一緒に出勤。日によってメンバーが異なります。
こちらはふれあいコーナーのアイドル、メインクーンのグリくん。
とっても人懐っこくて足元によってきてスリスリしてくれます。
こちらはアメショーの「だっこちゃん」。この日はずっとねんねちゃんでした。
隣には子猫コーナーがあり、取材時には動物病院で生まれた子猫が6匹ほどいました。
この子猫たちは販売をしていて引き渡しとなる生後57日以降まで家族と過ごします。
スヤスヤ眠る子猫ちゃん。無条件で可愛いです。
さて看板猫のマサムネくんはなかなかの育メンらしく、ここで生まれた子猫たちがマサムネくんに寄ってくるのだとか。
その様子を収めた動画がこちら。
子猫たちが寄ってきても嫌がるどころか気持ち良さそうに寝ているマサムネくん。
大槻さんによるとオス猫に子猫が寄ってくる事は珍しく、プヨプヨのお腹をおっぱいと勘違いしているのではないか(笑)との事。理由はどうあれなんとも微笑ましい光景ですよね。
ふれあいコーナーを眺めながらスイーツを楽しむ
さてふれあいコーナーからカフェスペースに戻ると厨房内に気になるものを発見。
実は『She-on』さんの名物はたい焼き。
注文してから焼いてくれるので出来たてを食べることができます。
こりゃ食べなきゃ損だとばかりに早速注文。
しばらくすると店内にいい匂いが……。
そしていい色に焼きあがってます。なんともうまそうです!
出来上がったのがこちら。
実はこれパンケーキなんです。
普通のたい焼きを頼もうと思っていたのですが、テーブルに置いてあったパンケーキの写真を見た瞬間に注文を切り替えてしまいました。
周りはカリカリで中はふわふわ。
メイプルの甘さとバターのしょっぱさの相性はバツグン。
冷たいアイスのおかげで箸(この場合はフォークか?)が進みます。
ふれあいコーナーの猫さんたちを眺めながらスイーツを楽しめます。
たい焼きは持ち帰りもできるので小倉、チョコレートクリーム各160円、お好みたい焼き190円を購入しました。
その他のメニューはこちら。ドリンクも豊富です。甘いものが苦手な人向けのメニューがあるのもいいですね。
猫雑貨も豊富に置いてあり、おみやげに買って帰るお客さんも多数いるようです。
オススメはこちら、
木の暖かさを感じられるストラップ・ブローチ。
色々な形や柄があってとてもかわいいです。
この『しおん動物病院&ねこカフェShe-on』がオープンしたのは2020年5月24日。お客さんに楽しんでもらおうと作った猫のふれあいコーナはー、感染防止のためオープン日から現在まで休止中。コロナが収まりふれあいが出来るようになるまではスタッフ猫や子猫たちを眺めながら美味しいたい焼きを食べ、お気に入りの猫雑貨を探してみてください。
保護猫の情報や子猫の販売情報はしおん動物病院のLINEアカウントから発信しているので興味のある方はフォローするといいですよ。
写真・文=湯沢祐介