茨城県の記事一覧

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灯台マニア・不動まゆうが選ぶ! ときめきの灯台5選
日本中の端っこでキラキラ光を放つ灯台たち。船を導くために存在するが、歴史的な建造物でもある。水平線と海の匂い、そして美しい閃光を楽しめる灯台巡りのすすめ。
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いろんな「大仏」を巡る旅と、味わい深い「中仏」との出会い
大仏が好きだ。大きな仏像は、見る者を圧倒する力を持っている。仏教に対する特別な信仰心がなくとも、無量の慈悲を感じてついつい手を合わせてしまう。奈良時代、度重なる政変や飢饉、地震に見舞われた聖武天皇が、大仏を建立したくなった気持ちもわからなくはない。仏が大きい、ただそれだけで何となく救われる思いがする。昔のチョコレートのCMではないが、まさに「大きいことはいいこと」なのだ。
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かつてここは駅だった……。桜の木が立派な廃駅。旧筑波鉄道雨引駅 ~廃なるものを求めて 第3回~
筑波鉄道という私鉄はご存知でしょうか。「つくばエクスプレス(TX)」ではなくて筑波鉄道です。もうかれこれ33年前(1987年)に廃止となった私鉄で、JR常磐線の土浦駅から北上して筑波山の麓を走り、JR水戸線の岩瀬駅までを結んでいました。筑波鉄道は非電化で、ディーゼルカーが走っていました。車両は国鉄や他の私鉄からやってきたものが多かったのですが、廃止になった時は私自身がまだ小学生でして、東京に住む子供には筑波鉄道は遠すぎて、ついぞ訪れることはありませんでした。
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茨城県取手市 ~利根川の彼岸でぶらり無頼さんぽ~
東京と茨城を最短で結ぶJR常磐線と国道6号。その最南端にある茨城の玄関口が取手市である。水戸街道の宿場町として栄え、現在は10万人強が住む東京のベッドタウン。東京藝大のキャンパスもあり、アート作品があちこちに展示されている。大きな川に挟まれた水辺の町はまた、平将門伝説が多く残る歴史の町でもある。ときに『散歩の達人』2020年11月号の特集のテーマが読書と聞いて、真っ先に浮かんだ顔は谷崎三島に坂口安吾。私の偏った趣向はともかく、安吾は取手に少々縁がある。各地を転々とした安吾は、この町にも8カ月ほど住んだことがあり、いくつかの随筆に取手が登場する。安吾は「トンカツ屋とソバ屋以外に食堂がない」と書いた。江戸時代末期には水戸街道沿いに200を超える店が軒を連ね、小さいが遊郭もあった。安吾がいた昭和初期は、鉄道も通じてさらににぎやかだったはず。都会人の安吾に取手は「小さな町」と感じたのかもしれない。令和の今、利根川の向こうに何を感じるか。自分の目で確かめてみよう。
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【東京発日帰り旅】茨城県つくば市~筑波山神社と参詣道~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。信仰の名山、筑波山の山麓に江戸時代に整備された道が残っている。神社を建てるための資材運搬用の道はその後、参詣道となった。筑波山に向かってその道を辿る。
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茨城県 笠間市 ~トリビアをもとめて歴史と芸術の里へ~
茨城県のほぼ真ん中、東京から100㎞ほどの距離にある笠間は、里山に囲まれた盆地状の街。陶芸と笠間稲荷神社で知られる観光立市だが、今年6月に笠間焼が日本遺産に認定され、ますます意気軒昂(けんこう)だ。歴史好きには、今も市民の崇敬を集める中世の領主、笠間時朝(ときとも)が興味深い。くしくも彼は7月号の本連載で紹介した栃木県塩谷町の領主、塩谷氏の血筋。和歌にたけた有能な御家人で、京都の三十三間堂など各地に仏像を多く寄進した教養人でもあった。笠間氏は戦国時代末期に衰退したが、益子氏との争いが一因だったとか。同じ陶芸の里として蜜月な現在からすると意外でおもしろい。意外といえば、笠間は坂本九や座頭市、忠臣蔵の浅野家に縁がある。また低山歩きにオススメの吾国山(わがくにさん)は、当地に長く逗留した親鸞が比叡山に見立てて眺めた山というのも意外だ。そんなトリビアを仕入れながら楽しむ散策の足には、駅前や陶芸の森のレンタサイクルか、笠間観光周遊バスが便利。ガッツリと観光するなら、今回紹介から漏れた数多の定番スポットをお忘れなきよう。
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佐原から土浦へロングライドに挑戦~輪行不要! 自転車といっしょの列車旅②
自転車と一緒に旅ができる列車「B.B.BASE」に両国から乗り込み「北総の小江戸」とも呼ばれる佐原の古い街並みを颯爽と駆け回ったふたり。B.B.BASEに乗ってそのまま帰るのもいいけど、ひと足延ばして佐原から北上すると、利根川にぶつかりその先は巨大な湖・霞ケ浦。6月はアヤメ、7~8月はハスの花が見ごろを迎える。湖畔沿いの爽やかな風を受けながら、土浦まで約66㎞の寄り道サイクリングへ!
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北関東のあんこ料理3選。知らないとビックリのあんこ文化を紹介します!
塩だけで味付けした大福「塩あんびん」。まんじゅうの周囲に赤飯をまぶす「いがまんじゅう」。糯米の上にあんこをのせる「ぼたもち」。塩あんびんといがまんじゅうは埼玉県北東部、ぼたもちは茨城県南部で食べられている郷土料理だ。「田植えの後やお祝いのときなどに食べられていた」「昔は地元の人が家で作っていた」「徐々にその習慣がなくなり、30〜40年前から和菓子屋で売られるようになった」という共通点もある、この3つの料理。その食文化を紐ひも解いていく。
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茨城県土浦市~レンコンにそばにカッパ伝説と、見どころ食べどころ満載!
室町時代からの城下町、水戸街道の宿場や霞ケ浦の水運のまち、さらには海軍のまちとして、茨城県南の商都として発展してきた土浦市。筑波山と我が国第二の広さを誇る湖・霞ケ浦という二大観光地にはさまれ、最近はサイクリングのベースとしても知られてきた。農業県の茨城だけあって魅力的な食材も豊富。とくに霞ケ浦湖畔の低湿地を利用したレンコンは名産で、レンコンを使ったご当地カレーでの地域おこしが順調だ。当地出身のスターも多い。元大関・髙安をはじめ、取手二高や常総学院を率いた高校球界のレジェンド木内幸男、その教え子の安藤統男(もとお)元阪神監督などファンにはたまらない。12 月28日まで土浦生まれの漫画家「小林じん子展」も市街地各所で開かれている。文教に強くコンパクトシティ化も進んでおり、1年ほど前にオープンした駅近の図書館は、県内最大の市町村立図書館という。市立の歴史博物館が2つあるのもエライ! 歴史に文化にグルメと、切り口がたくさんある街を独断で紹介しよう。
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