江戸時代から続く「鍵屋」が監修
1973年のオイルショックによる不景気を吹き飛ばそうと、1976年から地元の熱意で始まった「江戸川区花火大会」。開催当初は1000発ほどの小さな花火大会だったが、1985年には対岸の市川市と同時開催になり、約1万4000発を打ち上げる都内屈指の花火大会へ成長した。2025年は記念すべき50回目という節目を迎え、今回の51回大会は100回大会に向けた新たなスタートとして第一歩を踏み出す。
江戸川区花火大会を第1回から手掛けるのが、江戸時代から360年以上続く「宗家花火鍵屋」。単に大きな花火を打ち上げるだけでなく、色・形・光・音・リズムを組み合わせ、音楽やストーリーに合わせた演出を行う。「近年はコンピュータ形式が主流ですが、あえて手動でタイミングを計り、現場で“間”を判断しているそうです。鍵屋さんが大切にしているお客さんとの一体感を作り出すうえでも“間”は大事になります」と教えてくれたのは江戸川区産業振興課の担当者。老舗の花火屋が繰り出す多彩な演出にぜひ注目したい。
一瞬たりとも見逃せない花火が続々!
花火大会は全7つのプログラムで構成。No.1「Beginning-新時代-」では、5秒間1000発の花火で幕を開け、歌詞とリズムに合わせた新演出のミュージック花火が華やかに打ち上げられる。No.3「紅の富士-sunset-」では、2025年に「最も高い山型の仕掛け花火」としてギネス世界記録(R)に認定された「富士の大仕掛け」が登場! 夕焼けの空を美しく照らす太陽の光と夕日に染められる富士の姿が表現され、観客を魅了する。ラストを飾るNo.7「あの光の先へ-金色のフィナーレ-」では、江戸川名物の怒涛の金カムロが連発され、夜空から金の雨が降り注ぐような圧巻の光景を楽しめる。
オープニングからフィナーレまで、見どころたっぷりの花火大会。「伝統と挑戦が融合する江戸川花火にご期待ください!」(江戸川区産業振興課)。広々とした江戸川河川敷では、大迫力の花火を正面で観賞できる協賛席・有料席のほか、外側に自由観覧エリアが設けられるので、ホームページで会場案内図を確認してから出かけよう。
開催概要
「第51回江戸川区花火大会」
開催日:2026年8月1日(土)※荒天中止(順延なし)
開催時間: 19:15~20:20
会場:江戸川河川敷(東京都江戸川区上篠崎1-25 都立篠崎公園先)
アクセス:地下鉄新宿線篠崎駅から徒歩15分
【問い合わせ先】
江戸川区花火大会実行委員会事務局(江戸川区産業振興課内)☎03-5662-0523
公式HP:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/hanabi/
取材・文=香取麻衣子 ※写真は主催者提供






