Valinor

まるで絵画のように鮮やかなお皿に感動

ホロホロ鶏のバロティーヌ。棒状に巻かれた肉にミンチが入っていて食べ応えあり。

魚は築地を中心に全国から仕入れる。シェフのこだわりは兵庫県の明石産。毎日、現地の信頼する卸業者から直送で届く魚は、タコ、アナゴ、シタビラメなど季節によりさまざま。数日間おいて熟成させたり、炙(あぶ)ったりと、日本食の技法を取り入れつつ、ちゃんとフレンチに仕上げていく。ワインはフランス・ブルゴーニュ産を中心に常時80種類程度用意。グラス1100円~は白、赤各4種から選べる。料理はコースのみで、昼は3850円~、夜は6600円と9900円。土・日・祝のランチコースは5500円。

桜エビのオムレツ。オマールエビ、酸味のある果実酒の2種類のソースで深みのある味に。
4日間熟成させたイワシのマリネは柔らかな食感。タマネギとライムのソースで爽やかに。
冬~早春が旬の寒ザワラを低温で炙り、京都の農園でとれたカブのソースと合わせて。
ヴァリノールは「至福の地」の意味。

『Valinor』店舗詳細

住所:東京都杉並区荻窪4-32-7 アマン1F /営業時間:11:30~13:30LO・18:00~22:00(ディナーは要予約)/定休日:月・第1・3火/アクセス:JR中央線・地下鉄荻窪駅から徒歩3分

Bistrot Grand Soleil

ボリューム満点な本格派を味わい尽くす

季節のコース8000円~。

三鷹の人気フレンチ店が、西荻窪に移転。オーナーシェフは、フランスで4年、イタリアで1年修業し、ミシュラン三ツ星店でも働いた経験のある実力派だ。豊富な知識や技術が存分に生かされたスープやソースはさすがの味わい。ディナーは、コース料理3900円~がメイン。そのボリュームにも圧倒されること間違いなし。

さわやかな色合いの店内。
アナゴとエビと野菜のテリーヌ1700円。
同コースには、パイづつみとフォアグラのリゾット添えのほか、アミューズ、オードブル、デザート、コーヒーも付く。

『Bistrot Grand Soleil』店舗詳細

住所:東京都杉並区西荻北3-9-13 /営業時間:11:30~14:00LO・17:30~21:00LO /定休日:水/アクセス:JR中央線西荻窪駅から徒歩3分

SYMPA

確かな技術の上に成り立つ自由で洗練された一皿

赤色のサラダ。

本格フレンチを踏襲しつつ、自由な発想の料理を提供する。アラカルトは30種以上。人気はイチゴやホタルイカ、ビーツなどの食材10種以上を、フランボワーズソースで和えた赤色のサラダ2200円。見た目のインパクトもすごいが、季節の食材が重なり合って醸す、奥行きのある味わいが秀逸。ワインはフランス産を中心に150種以上。「例えば、“今日の空のようなワインを”なんてイメージにもお応えします」とソムリエールの飯岡聡子さん。コースは予約のみ。

フランスの2ツ星レストランの経験をもつシェフの田中督士さんと、オーストリアワイン大使でもある飯岡聡子さん。
ホホや足などを用いた豚のテリーヌ1540円。オーストリア産ロゼ グラスワイン990円。

『SYMPA』店舗詳細

住所:東京都杉並区荻窪5-16-23 リリーベル荻窪B1 /営業時間:18:00~23:30LO/定休日:日(月1回連休あり)/アクセス:JR中央線・地下鉄荻窪駅から徒歩2分

Bistro Petit

五感を刺激する美しいオードブル

プティのオードブル7種の盛り合わせ1980円(2人前)。

前菜は目も舌も満足なボリューム満点のオードブル7種の盛り合わせ。一つひとつ手が込んでいて、シェフの料理への真摯な姿勢が伝わる。メインには、高級食材なのにお手頃なビュルゴー家 (フランスにあるシャラン鴨の農家)の鴨ムネ肉料理を。口の中に広がる肉の旨味と、それを引き立てる甘酸っぱいソースのハーモニーに感服! フランスの田舎町にあるビストロのような店内で舌鼓を打つ。アラカルトも楽しめるがコース料理4000円もおすすめ。

シャラン産 ビュルゴー家 鴨ムネ肉のロティ~カシスとポワブルヴェールのソース~4200円。
オーナーの中沢隆文さん(左)とシェフの野添俊二さん。

『Bistro Petit』店舗詳細

住所:杉並区西荻南2-20-4 恵荘1F/営業時間:12:00 ~ 15:00(火はディナーのみ)・17:00~ 23:00LO/定休日:月/アクセス:西荻窪駅南口から徒歩4分

SANS LE SOU

ワインだけでなく料理も選択肢が豊富

前菜・メイン・デザートが楽しめるノーマルコース4860円。

「わいわい語らいながら食事を楽しんでほしい」と語るのはシェフの金子淑光さん。昼・夜ともに、前菜からデザートまで多彩なメニューから自由にチョイスする、プリフィクススタイルのコースのみ。アジの薫製マリネにズワイガニ、フォアグラなど、夜は前菜だけで15種以上。メインのひとつ、三崎港直送のヒラスズキを使ったポワレは、脂がのったふわふわの身と香り高いセップ茸のソースを絡めて頂く極上の一品だ。180種ほど揃うワインは、好みを伝えておすすめを教えてもらうのもいい。できれば要予約。西荻窪の名店だ。

前菜のひとつ、タスマニア産サーモンの薫製のポアレ。
シェフの金子淑光さん。
ワインレッドが印象的なパリのビストロを思わせる店内。

『SANS LE SOU』店舗詳細

住所:東京都杉並区西荻南3-17-4 第2篠ビル2F/営業時間:15:00~20:00LO/定休日:月・火/アクセス:JR中央線西荻窪駅から徒歩2分

構成=フラップネクスト 取材・文=稲葉美映子・大海渡宏美(風来堂)、高山和佳 撮影=井原淳一