欧風菓子白鳥
小腹が幸せで満ちる洋菓子パーラー
『銀座凮月堂(ふうげつどう)』で修業した先代から受け継ぐのは端正な洋菓子。出番を待つショーケースを横目に階段を上がれば喫茶室だ。一面の窓から光注ぐ窓辺席もいいが、イタリア製タイルの風情漂う壁とベルベットグリーンのソファ椅子に胸キュンだ。メニューを眺めれば、思わぬ伏兵が。「ジャージャーめんは元まかない」と2代目店主の白鳥忠光さんは笑うが、肉味噌の辛味が侮れない。そして濃厚ソフトクリーム、ケーキ、フルーツ満載パフェ、どれで締めるか悩む。
『欧風菓子白鳥』店舗詳細
住所:東京都板橋区弥生町31-15/営業時間:10:00~20:00(1階)/10:00~19:00LO(2階喫茶)/定休日:水/アクセス:東武鉄道東上線中板橋駅から徒歩1分
喫茶はすね
食事目当てが続々と来店
看板猫のよたろう君が客に挨拶して回る木造り喫茶は「三田線開業の前日に始めた時は食堂でした」と、2代目ママの平井広美さん。ゆえに、30年以上前にリニューアルしてからも食事目当てがほとんど。ナポリタンなどの王道と並び目を引くのが生姜焼きサンド。注ぎ足しのタレで煮込み、煮詰めて焼く風変わりな生姜焼きがもとより名物で、サンドイッチにすればふかふかパン、甘辛ダレ、豚の甘みのコラボに頬が緩む。サイフォンコーヒーとベストマッチ。
『喫茶はすね』店舗詳細
住所:東京都板橋区蓮根2-31-28 1F/営業時間:8:00~18:00(夜は薫製料理バー『ワン・フォー』として18:00~24:00営業)/定休日:日/アクセス:地下鉄三田線蓮根駅すぐ
構成=フラップネクスト 取材・文=佐藤さゆり(teamまめ) 撮影=猪俣慎吾