松戸の老舗カフェ『カフェ・ド・カオリ』でオーセンティックなお茶時間を【松戸】

ホテルラウンジのような広々とした優雅な喫茶空間。高い天井のデザインが優美さを引き立たせている。
ホテルラウンジのような広々とした優雅な喫茶空間。高い天井のデザインが優美さを引き立たせている。

松戸市の玄関口で、1974年に創業の『カフェ・ド・カオリ』。地下1階に天井高く広々と明るい優雅な喫茶空間が広がっている。かつてフランス料理店であったこともあり、スイーツもお料理も人気メニューが豊富。特に人気のアフタヌーンティー・セットは、素材から厳選され丁寧に作られる味わいに感動すら覚える。

店内は大理石のテーブルや本革のチェア、ウェッジウッドの食器にシャガールのリトグラフとオーセンティックな雰囲気で優雅な時間を満喫できる。世界三大銘茶の祁門紅茶(キーマン)を特別に入手するなど、本物志向がブレない松戸の誰もが知る名店だ。

トッピングも絶妙な厳選素材のアフタヌーンティー・セット3500円。
トッピングも絶妙な厳選素材のアフタヌーンティー・セット3500円。
夢心地の触感が楽しめるカマンベールチーズケーキ750円。自家製ラズベリーソースのほのかな酸味も絶妙。
夢心地の触感が楽しめるカマンベールチーズケーキ750円。自家製ラズベリーソースのほのかな酸味も絶妙。

『カフェ・ド・カオリ』店舗紹介

ニューホープのカフェで希少コーヒー&絶品バスクチーズケーキ『Spread Rui』【松戸】

マスターが友人たちと造ったという筒状の店内は静寂に満ちている。
マスターが友人たちと造ったという筒状の店内は静寂に満ちている。

松戸駅西口から歩いてすぐ。『Spread Rui(スプレッド・ルイ)』は大学新卒の就職先を自分の地元で自分のお店に決めた若きマスターの店だ。 「やりたいことを今やらねばどうする」という思いで始めた店は、ほどよい距離感でリラックスできる心地よい空間。

タイの少数民族が育てる「AKHA AMA COFFEE」と、研究を重ねぬいて出来上がった絶品のバスクチーズケーキがおすすめ。ポテンシャルは十分、松戸カフェ文化の新しい価値を生み出してくれそう。

フェアトレードでタイ北部の少数民族から仕入れる豆で淹れるハンドドリップコーヒー600円と、ワインにも合う絶品のバスクチーズケーキ(ノーマル)690円。
フェアトレードでタイ北部の少数民族から仕入れる豆で淹れるハンドドリップコーヒー600円と、ワインにも合う絶品のバスクチーズケーキ(ノーマル)690円。
都会的でスマートなデザインの外観。
都会的でスマートなデザインの外観。

『Spread Rui』店舗紹介

インドネシアからの「コーヒー大使」が営む元気な店『MAHAMERU COFFEE』【松戸】

ジャワ島のコーヒー農園で栽培しているスペシャルティコーヒーは店頭でも販売。マハメルブレンドは一杯600円。
ジャワ島のコーヒー農園で栽培しているスペシャルティコーヒーは店頭でも販売。マハメルブレンドは一杯600円。

インドネシアからやって来たユニークなマスター・リノさんのいる店は、四六時中人の出入りが絶えない街の休憩所。「コーヒー芸人といわれてます」。マスターの人柄がエネルギッシュな喫茶空間を作り出し、松戸の街ににぎわいを添えている。

リノさんが経営する農園で手摘みされたジャワコーヒーは、きりりと切れのあるコクが魅力だ。おしゃべりもコーヒーもパンチの効いた楽しいお店は、語らいの声が優しく響くサロンのような空間だ。

ジョークも弾む店主のリノ・センレワさんと、ジャワ島の農園で摘んできたコーヒーの実。
ジョークも弾む店主のリノ・センレワさんと、ジャワ島の農園で摘んできたコーヒーの実。
料理人の常連さんとの気の置けないひと時。
料理人の常連さんとの気の置けないひと時。

『MAHAMERU COFFEE』店舗紹介

発酵食品の名レシピで、ふーっと息抜きできる癒やし時間『foo cafe』【新松戸】

招き猫が包むのは砂糖不使用の発酵あんこ。この店ならではの発酵具合が絶品だ。発酵あんこモナカ1個200円、バニラアイス添え500円。
招き猫が包むのは砂糖不使用の発酵あんこ。この店ならではの発酵具合が絶品だ。発酵あんこモナカ1個200円、バニラアイス添え500円。

新松戸の住宅地にある癒やしの喫茶空間。グリーンの植栽映える白い空間には、木の温もりを感じる椅子やテーブルが。母と娘、親子で20年余りの時間を重ねて作り上げた店は心地よい温かみを帯びている。

人気メニューの発酵玄米や発酵あんこは、からだ全身でおいしいと思えるほど、丹精込めた味だ。まさに「ふー」と深呼吸をして、自然にこころが柔らかくなり始める。そんな極上の癒やしカフェ、本当はあまり人には教えたくない。

植栽のグリーンと白壁に焦げ茶色の木製扉。
植栽のグリーンと白壁に焦げ茶色の木製扉。
店内も同じトーンで落ち着いた雰囲気。
店内も同じトーンで落ち着いた雰囲気。

『foo cafe』店舗情報

取材・文・撮影=常田 薫