九龍城

“亀戸の竜宮城”でハラール中華

2階の個室(6名から利用可、カラオケ無料、要予約)から舞台を望む。羊のスペアリブのスパイシー焼き(大)4104円、牛モツ四川風鍋(10串)2030円、揚げパン(1本)378円、羊モツのスープ842円。

知る人ぞ知る中華の名店「東京大排档(たいぱいたん)」が2016年8月に『九龍城』としてリニューアル。「あの怪しい雰囲気が……」と当時を惜しむ人もいるが、料理はさらに磨きがかかったというべきか。イスラム法の認証制度をクリアした食材を用いたハラール料理に特化し、豚肉は一切使わない。品書きには羊モツや牛モツの見慣れない料理がズラリ。2階に上がるとガチな大舞台を備える異空間が迎え、逆に何だかホッ。

ギンギラギンに電飾が光る外観。
礼拝室も完備。
2階は100人以上収容。

『九龍城』店舗詳細

住所:東京都江東区亀戸6-23-2/営業時間:11:00~15:00・17:00~23:00/定休日:無/アクセス:JR総武線・東武亀戸線亀戸駅から徒歩5分

佳名℃

店員さんと卓球中華で国際交流

鄭さんの卓球の腕前はかなりのもの。手前左から、鶏肉の辛味炒め968円、三種海鮮炒め1078円、黒酢酢豚968円、焼き餃子(5個)418円。※通常卓球台での食事は不可。

「『俺、今カメイド!』ってお客さんが誰かに電話するとややこしくなる」と店のネーミングを悔いる店長・鄭聖和さん。それより気になるのが入り口すぐの大きな個室にある卓球台だが、「宴会が入っていないときに卓球をしてもらおうと思って」。さらっと語るわりに幅274cmの国際規格品とは本格的すぎ。手が空いていれば卓球の相手になってくれるというが、108種食べ放題(!)のコース2178円を堪能した後では勝ち目はなさそうだ。

「卓球」の文字に二度見する人も。
卓球目当てに来る客もいるという。
普通の席もあるのでご安心を。

『佳名℃』店舗詳細

住所:東京都江東区亀戸5-5-6/営業時間:11:00~15:00・17:00~23:00/定休日:日/アクセス:JR総武線・東武亀戸線亀戸駅から徒歩2分

絶味 鴨頚王

ビールのつまみに鴨首、が亀戸流!?

手前右から反時計回りに頭、首、鴨爪、鎖骨、舌、豚。一番人気は首。

店名の通り、鴨の首などの専門店。ショーケースに並ぶ頭や爪に思わず後ずさりするが、「中国ではポピュラーです」と店主の高木翼・玲さん夫妻。ひっきりなしに客が訪れ、郵送での購入者も多数。約23 種類の漢方やスパイスと秘伝のタレで鴨の骨付き部位を煮込み、味は辛味と甘辛の2 種類。どちらも辛みは強く、刺激を好む人は辛味がオススメ。独特の臭みはなく、首肉は柔らかく旨味があり、もみじはコリコリと食感がよい。日によって豚肉もある。

漢方類とタレを1時間ほど煮詰めた鍋で、塩茹でして冷やした鴨の部位をさらに1時間以上煮込む。
酒のつまみとして仕事帰りに購入する人が多い。
亀戸天神通り沿いにある。持ち帰りのみ。

「絶味 鴨頚王』店舗詳細

住所:東京都江東区亀戸2-43-5/営業時間:10:00ごろ~22:00/定休日:無/アクセス:JR総武線・東武亀戸線亀戸駅から徒歩7分

構成=株式会社エスティフ 取材・文=佐藤成美(風来堂) 撮影=加藤昌人