『Himono Dining(ヒモノ ダイニング) かまなり』蒸しても燻製でも旨い新感覚の干物料理

ほのかな塩気が特徴の燻製サバを挟んだスモークさばバーガー1500円。
ほのかな塩気が特徴の燻製サバを挟んだスモークさばバーガー1500円。

「干物は下ごしらえされたものなので、実は幅広い料理で楽しんでいただけます」と話すのは、店長の石垣文さん。江戸時代から続く老舗干物店『釜鶴(かまなり)』が手掛けるレストランで、自社の旧店舗をリノベーション。メニューには自社製品の干物を使ったバーガーやライスボウルといったアレンジ料理が並び、オープンキッチンから漂う香ばしさに食欲がそそられる。「メニューを一新する予定で開発中です」ということで、新メニューに期待もかかる。

海岸支店だった店舗を改装した。
海岸支店だった店舗を改装した。
石垣店長(左から2番目)とスタッフとの和気あいあいとした空気感も温かだ。
石垣店長(左から2番目)とスタッフとの和気あいあいとした空気感も温かだ。
開口部が広く、明るい店内。
開口部が広く、明るい店内。
テイクアウトメニューの樽生ビール静岡麦酒と天使の海老フリット各680円。併設の足湯に浸かりながら味わうのもいい。
テイクアウトメニューの樽生ビール静岡麦酒と天使の海老フリット各680円。併設の足湯に浸かりながら味わうのもいい。

『Himono Dining かまなり』店舗詳細

住所:静岡県熱海市銀座町11-6/営業時間:8:00~15:00LO/定休日:火・水/アクセス:JR熱海駅から徒歩17分

『PIZZERIA CENTO(ピッツェリア チェント)』石窯で焼き上げる伊豆の海の幸ピッツァ

地物サバの干物のピッツァ 網代のカツオ節とカラスミがけ2640円。
地物サバの干物のピッツァ 網代のカツオ節とカラスミがけ2640円。

熱海駅前の平和通り商店街に2024年2月にオープン。オーナーシェフの相松敏彦さんは「修業経験があるイタリア・シチリアは、山海の幸に恵まれた伊豆と似た環境なので、熱海らしい具材を生かした本格ピッツァを提供したいと思って開業しました」と話す。地元産のキンメダイやシラスなどをトッピングしたピッツァは、絶妙な塩加減がクセになる。ソムリエ厳選のワインとのペアリングも楽しい。

「店名のCENTOを意味する1日100枚を売り切るのが目標です」と相松さん。
「店名のCENTOを意味する1日100枚を売り切るのが目標です」と相松さん。
左からピッツァ職人のロマナトさん、ソムリエのマッラさん、ドルチェ担当の高柳さん。
左からピッツァ職人のロマナトさん、ソムリエのマッラさん、ドルチェ担当の高柳さん。
ワインはイタリア産を中心に70~80種を揃える。
ワインはイタリア産を中心に70~80種を揃える。
ビル2階にある約40席の隠れ家的な店。
ビル2階にある約40席の隠れ家的な店。

『PIZZERIA CENTO』店舗詳細

住所:静岡県熱海市田原本町4-6 神谷ビル2F/営業時間:11:00~14:00LO・16:00~20:00LO/定休日:火・水/アクセス:JR熱海駅から徒歩3分

『囲炉(いろり)茶屋』刺し身・茶漬け・丼でアジを丸ごと味わう

名物の鰺まご茶膳2200円は、丼の中のアジの刺し身をそのまま味わうのもいいが、出汁をかけてお茶漬け風に、さらに干物をのせて丼風に味わうのもおすすめ。
名物の鰺まご茶膳2200円は、丼の中のアジの刺し身をそのまま味わうのもいいが、出汁をかけてお茶漬け風に、さらに干物をのせて丼風に味わうのもおすすめ。

旧旅館を改装した建物は、民芸調の内装も趣がある。「囲炉裏を囲んでくつろぎ、お客さま同士のコミュニケーションを楽しんでもらえたらと思っています」とオーナーの櫻井光浩さん。地物の魚介を使った料理は、刺し身や干物定食、海鮮丼などがメニューに並ぶ。オーナー自ら市場へ足を運ぶこともあり「これからはアジやイサキ、ホウボウがおいしいですよ」と話す(2024年5月取材時)。メニュー選びの参考にしたい。

1階の畳敷き和室や2階の客席から海が望める。
1階の畳敷き和室や2階の客席から海が望める。
櫻井さん(右)は、隣接する和魚料理店『囲炉茶屋 離れ家 翠々』も営む。
櫻井さん(右)は、隣接する和魚料理店『囲炉茶屋 離れ家 翠々』も営む。
建物は約70年の歴史を刻む。
建物は約70年の歴史を刻む。

『囲炉茶屋』店舗詳細

住所:静岡県熱海市田原本町2-6/営業時間:11:30~14:15LO・16:30~20:20LO/定休日:火(祝の場合変更あり)/アクセス:JR熱海駅から徒歩3分

取材・文=千葉香苗(アド・グリーン) 撮影=逢坂 聡
『散歩の達人』2024年7月号より