喫茶 ポピー

50年続く飴色の“応接間”

山崎さんと厨房を担当する息子の敏広さん。

看板の優しい言葉に誘われ地下に下りると、飴色の空間。ここだけ時が止まったみたいだ。「親父が始めた1968年からほとんど変わってないからね」と笑う山崎広一さん。最近の変化といえば甘い物を求めるお客さんのために小倉トーストなどを増やしたこと。見た目も愛らしく縦長カットで食べやすい。店は開店から半世紀以上。続けるコツは? 「仕事と思わず、自分の応接間だと思ってるんです」。これぞ居心地よさの真髄か。

4種類の豆をブレンドしたコーヒー420円、ホイップが花のような小 倉トースト300円。
薄暗く妙に落ち着く店内は60席。

『喫茶 ポピー』店舗詳細

住所:東京都豊島区巣鴨2-1-1 B1/営業時間:7:00~18:00/定休日:無/アクセス:JR山手線・地下鉄三田線巣鴨駅から徒歩1分

coffee shop KONA

一家のチームワークもごちそうです

右から塚本光男さん、光子さん、稔さん。

ビーチ ・ボーイズの楽曲にちなんだ店名で1980年に創業。ナポリタンもドライカレーもロコモコ風があるのが面白い。「周りに企業が多いからお食事ものが増えてしまって」と塚本光男さんがいうとおり、メニューは洋食屋並みに充実。調理は塚本さんが引き受け、息子の稔さんは飲み物やサラダを、妻の光子さんと娘さんはホールや洗い場と、一家総出で和気あいあい。見事なチームワークを見ているとなんだか心も満たされる。

席はグリーンのカウンターを囲むように ゆったりと配置。
ナポリタンロコモコ風 950円、ミルクシェーク(ホット)550円。

『coffee shop KONA』店舗詳細

住所:東京都文京区大塚4-48-5 第27宮庭マンション 103/営業時間:9:00~20:00/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄丸ノ内線新大塚駅から徒歩4分

洋菓子・喫茶 ボンガトウ

あったか気分になるケーキと...

店主の佐藤さん、娘の由佳さん、 孫の遥斗くん。

洋酒のきいたサバランに、果物いっぱいのフルーツトルテ。奇をてらわないほっとするケーキが並ぶ、1975年開店の洋菓子店。これらを手がける佐藤ふみ子さんは、ご主人亡き後、一人で味を守ってきた。「娘たちやご近所さんも手伝ってくれるんですよ」。喫茶室には11時30分までのモーニングを味わいに顔なじみのお客さんが次々と。ほほえましい会話のやりとりに、こちらもあったか気分になってくる。

黄色のライトが 胸躍らせる昭和モダンな喫茶室。
サバラン440円、フルーツトル テ430円、コーヒー 440円。

『洋菓子・喫茶 ボンガトウ』店舗詳細

住所:東京都北区中里2-2-4/営業時間:喫茶店は9:00~19:00LO、持ち帰りは9:00~20:00/定休日:月/アクセス:JR山手線・地下鉄南北線駒込駅から徒歩2分

構成=フラップネクスト 取材・文=下里康子  撮影=木村心保
『散歩の達人』2018年2月号より

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