神谷町『SOWA』のアイスクリームとシャーベットは、おじさん家飲み会の人気者。
東京タワーのお膝元で、タワーより3年年上の工場兼店舗。もともとホテルや飲食店への業務用の製造卸しだったので、料理のデザートとして、豊かな風味でもさっぱり食べられるアイスクリームとシャーベット。バニラ、チョコチップ、カシスなどバラエティ豊かな品揃えのカップ入り240円~。季節限定もあり。
『SOWA』店舗詳細
落語ファンなら一礼しちゃう、上野広小路『うさぎや』の「石衣(いしごろも)」。
言わずと知れた東京屈指のどらやきの名店。見た目もかわいいうさぎまんじゅうや喜作最中、季節の生菓子など、粒ぞろいの和菓子が並ぶ。餡を白砂糖のすり蜜の白い衣で包んだ石衣1個105円(要予約/価格変動あり)は、餡には抹茶味やショウガ風味などもあり、形もさまざま。上品な甘みと砂糖の皮の食感がたまらない。お抹茶のお菓子にも最適な甘味だ。
『うさぎや』店舗詳細
根津『根津 金太郎飴』の「きなこあめ」で大豆好きをビックリさせたい!
根津神社に向かう細道にある小さな小さな飴屋さん。昔ながらのガラスのフタのケースには、金太郎飴やあんず飴など、手作り感いっぱいの飴がずらり。きなこ飴150円は、ほぼきな粉という素晴らしい一品で、口に入れたときの風味、独特の食感は、きなこ飴界のレジェンド。3代目ご主人が、ひとつずづ量って袋詰めしてくれる。
『根津 金太郎飴』店舗詳細
地ソースの本場・大阪の友に西巣鴨『トキハソース』の「生ソース」を。
大正12年(1923)創業の東京最古のソースメーカー。創業時から一貫して新鮮な生野菜を主原料に東京の味を作り続ける。濃厚な特選ウスターソース864円、生野菜の旨味を封じ込めた非加熱製造の生ソース中濃540円、焼そばソース350円、生ソースおかき300円。全て本社前にある自販機で24時間いつでも買える。Tシャツやキャップも渋いぞ。
『トキハソース』 店舗詳細
大塚『スモークビアファクトリー』のクラフトビールと燻製つまみをいぶし銀の飲み助に。
豊島区初のクラフトビール醸造所の所長さんは学生時代から5つの醸造所で修業してきたなまちゃん。店で供する自家製燻製料理とクラフトビールはテイクアウト可。ラオホ(燻製麦芽を使ったビール)を始めクラフトビール580円~、燻製食品280円~、燻製調味料300円~。
『スモークビアファクトリー』店舗詳細
大ちょんぼを心底謝りたいときには、市ケ谷『さかぐち』の「京にしき」で。
交通量の多い靖国通り沿いにある店内に一歩入ると、静かで落ち着いた雰囲気に包まれる。吟味された材料と変わらぬ丁寧な製法で生まれたあられや煎餅のうまさ。小さな袋入りもあるけど、缶入りの京にしき4500円のフタを開けたときの衝撃! パリッとした風味良き海苔の香りが心地よい。
『さかぐち』店舗詳細
ビール党を狂喜乱舞させる、浅草『餃子の王さま』の「餃子」。
黄色い袖看板の前には、行列が絶えることがない。細かく刻み練られた餡を包んだ餃子は、店独自の焼き加減で、皮はパリッと中はジューシーに仕上がる。実は冷めてもうまい。そしてエンドレスビール! 正に王者の餃子。2人前900円~。
『餃子の王さま』店舗詳細
三軒茶屋『パン屋のパングワン』の「パングワン」はパン好きもペンギン好きも大納得。
創業100年を超える老舗にして、ベーカリー激戦区でも人気の店。明るくシンプルな店内には、定番の総菜パンからハード系食事パン、懐かしいシベリアなどが並ぶ。ペンギンマニアにも超有名店。パングワン(クリームパン)250円は、カスタード、いちご生地のチョコクリーム、コーヒー味がある。
『パン屋のパングワン』店舗詳細
ソロキャンパーに喜多見『成城城田工房』の「うずまきちゃん」。
群馬県の契約農家から仕入れた国産豚を、保存料・着色料・卵などの特定原材料を一切使わず、じっくり仕上げた自家製ハム・ソーセージの店。味はもちろん香りの良さに脱帽。うずまきちゃん100gあたり470円、スモークチキン100gあたり400円、布巻きロースハム100gあたり700円、ポークソーセージ山椒風味100gあたり470円。
『成城城田工房』店舗詳細
取材・文=高野ひろし 撮影=オカダタカオ