個性派餃子のオンパレード『WARASHIBE GYOZA』

ニンニクとニラのアクセントもいい、やや濃いめの週末餃子。
ニンニクとニラのアクセントもいい、やや濃いめの週末餃子。

常時20種類以上の餃子メニューがそろう餃子居酒屋。スタンダードな焼き餃子は、粗挽きと細かくした豚肉、背脂、キャベツや玉ネギ、長ネギ、ショウガが餡のベース。ニンニクとニラ抜きでショウガの風味が強い平日餃子495円と、ニンニクとニラを加えた週末餃子528円で味わってみたい。このほか、パクチー餃子572円や赤餃子539円円などが個性派の味が揃うが、中でもおすすめは元祖鉄板餃子フォンデュ2244円。熱々の鉄板の上に16個以上の餃子がのり、その上からモッツァレラチーズとチェダーチーズをたっぷりとかけたもので、ワインとのマッチングも最高だ。

玉子がアクセントになり、ソースと餃子が一体となる元祖鉄板餃子フォンデ。
玉子がアクセントになり、ソースと餃子が一体となる元祖鉄板餃子フォンデ。
黒と白を基調としたシックな店構えで、女性客が8割という。
黒と白を基調としたシックな店構えで、女性客が8割という。

『WARASHIBE GYOZA』店舗詳細

住所:東京都千代田区神田須田町1-14 A-Ⅰビル1F/営業時間:17:00~22:00(金は23:00まで)/定休日:月/アクセス:JR・地下鉄神田駅から徒歩5分

野菜たっぷりでパリッと薄皮『ぎょうざいってん 神田本店』

肉汁が溢れ出し、ニンニク入りならば食べ応えもある焼き餃子。
肉汁が溢れ出し、ニンニク入りならば食べ応えもある焼き餃子。

国産のこだわり素材を使用する餃子の専門店。焼き餃子340円は、キャベツや白菜、ニラ、生姜などがたっぷりと入りバランスがよい。餡の旨味を強く感じられるように皮は0.6mmという薄さで、高温で一気に焼き上げるのでサクッとしているのも特徴だ。このほか、特製の味噌ダレで風味がさらに増すしそ餃子400円やピリッと辛いスープが後を引くごま坦々水餃子470円も好評。焼き餃子は、強炭酸ですっきりとして飲み口の角ハイボール430円との相性もよいので一緒に楽しみたい。

リーズナブルにランチが食べられるのもこの店の魅力。肉味噌ご飯のぎょうざセット1050円。
リーズナブルにランチが食べられるのもこの店の魅力。肉味噌ご飯のぎょうざセット1050円。
木の温もり感じるシンプルな内装で落ち着く店内。
木の温もり感じるシンプルな内装で落ち着く店内。

『ぎょうざいってん 神田本店』店舗詳細

住所:東京都千代田区内神田2-13-6/営業時間:11:00~15:30・17:00~23:00(土・日・祝は11:00~23:00)/定休日:なし/アクセス:JR・地下鉄神田駅から徒歩5分

安さと手作りで勝負!ユニークな創作餃子もそろう『餃子酒場 大田屋』

300円以下と財布を気にすることなく食べられる、焼き餃子。
300円以下と財布を気にすることなく食べられる、焼き餃子。

店主の大田陽介さんは、脱サラ後、中華料理店で修業。その一方で、横浜中華街の有名店で長年修業した人から餃子をはじめ、さまざまなレシピを教えてもらうなどして、開業の道を歩き始めたという。焼き餃子6個280円は、修業時代に教えてもらったレシピを参考にしたもので、豚挽肉、キャベツ、ニンニク、春雨を入れている。酒のつまみとして食べやすいように、ひと口サイズになっている。創作餃子の豊富で、中でも餡の中に梅肉と大葉を練り込んだ梅じそ餃子や、餃子の皮でクリームシチューを閉じ込めたクリームシチュー餃子各5個390円は大田さんの自信作だ。ほか、牛スジを5~6時間煮込んだ牛スジ煮込み720円も評判。

和の落ち着きと、レトロな雰囲気の外観が目を引く。
和の落ち着きと、レトロな雰囲気の外観が目を引く。
牛スジを5~6時間煮て脂を落とし、意外にもあっさりな牛スジ煮込み。
牛スジを5~6時間煮て脂を落とし、意外にもあっさりな牛スジ煮込み。

『餃子酒場 大田屋』店舗詳細

住所:東京都千代田区内神田3-18-7 カトレアビル1F/営業時間:17:00~翌5:00(金は翌7:00まで、土・日は12:00から)/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄神田駅から徒歩1分

取材・文=速志 淳、塙 広明 写真=速志 淳、塙 広明、WARASHIBE GYOZA、豊田産業株式会社