自然酵母のパン グリドン

人と人をつなぐパンを届けたい

右上から時計回りにデーツとくるみのハニーサンド594円、ラムレーズンコッペ 259円、オリーブのまん丸エピ 356円。
右上から時計回りにデーツとくるみのハニーサンド594円、ラムレーズンコッペ 259円、オリーブのまん丸エピ 356円。

「パンを売るのではなく、あなたの顔を見にきてくれるパン屋になりなさい」という商店会長の言葉をモットーにしている店主の宮原敏さん。天然酵母のパンとの出合いは、30年ほど前。都内でサラリーマンとして勤めていた会社の隣にできたパン屋で買った天然酵母のパンの味に衝撃を受け、職人の道へ。開業した今も「もっとおいしいパンを作りたい」と日々精進することを忘れず、口に入れても安心な無添加の商品を作り続けている。エピやハニーサンドなどのハード系のパンは噛めば噛むほど味が変化。コッペパンは大人の味わいのラムレーズンのほか、きな粉やバニラなど常時10種類以上用意している。

店主の宮原さん。
店主の宮原さん。
古民家をリノベして開業。
古民家をリノベして開業。

『自然酵母のパン グリドン』店舗詳細

住所:千葉県習志野市谷津1-11-10/営業時間:11:00~17:00(売り切れ次第終了)/定休日:月・金・日・祝/アクセス:JR総武線津田沼駅から徒歩5分

Boulangerie Queue

小さな子供にも安心な無添加パン

右上から時計回りに、キウイとマンゴーデニッシュ350円、アメリカンチェリーデニッシュ360円(季節限定)、キッシュロレーヌ390円、クリームパン200円。クリームパンは人気商品で常に焼きたてを用意。
右上から時計回りに、キウイとマンゴーデニッシュ350円、アメリカンチェリーデニッシュ360円(季節限定)、キッシュロレーヌ390円、クリームパン200円。クリームパンは人気商品で常に焼きたてを用意。

常時 160 種類以上のパンを用意している『BoulangerieQueue』には、ボリューム満点のクラブサンドから色とりどりのデニッシュ、どんな食材にも合うハード系のパンなどオリジナリティあふれるパンが並ぶ。味と種類の豊富さから客層は広く、大学生の若い男性から年配のご婦人までさまざま。パンの具材には近隣の農家から仕入れた旬のフルーツや野菜など新鮮な食材が使われ、週替わりや日替わりで新作を味わえる。

手前に並ぶのは爽やかな酸味が広がるフルーツ系デニッシュ。秋はマロンやイチジクが登場。
手前に並ぶのは爽やかな酸味が広がるフルーツ系デニッシュ。秋はマロンやイチジクが登場。
「パン職人の育成にも力を入れている」という店主の中島知美さん。
「パン職人の育成にも力を入れている」という店主の中島知美さん。

『Boulangerie Queue』店舗詳細

住所:千葉県船橋市坪井東2-14-27/営業時間:7:00~17:00/定休日:火・水休/アクセス:東葉高速鉄道船橋日大前駅から徒歩4分

ブーランジェリー トレボンマリアージュ

"パンオタク"が作るこだわりパン

上から時計回りに、パン・ド・ミ410円、チーズバーガー360円、和三盆カスタード白パン200円。パン・ド・ミは、小麦本来のおいしさを引き出している。チーズバーガーは肉厚のパテと大きめ野菜入り。
上から時計回りに、パン・ド・ミ410円、チーズバーガー360円、和三盆カスタード白パン200円。パン・ド・ミは、小麦本来のおいしさを引き出している。チーズバーガーは肉厚のパテと大きめ野菜入り。

店主の大林託さんが会社員時代から独学で学び、すべてDIYして2013年に開業した。小麦は最高級品の「TYPER」や「スーパーノヴァ」など6種類をブレンド。水はフランスの「コントレックス」、塩はブルターニュ産の「ゲランドの塩」と決め、オリジナルの味に仕上げている。1週間培養した天然酵母は、発酵に3日かけ、販売直前にオーブンで焼き上げる。パンには保存料を使用せず、1日で売り切る。

「日本一のパンを作りたい」と 大林さん。
「日本一のパンを作りたい」と 大林さん。
看板やディスプレイの小物まで大林さんがセレクト。
看板やディスプレイの小物まで大林さんがセレクト。

『ブーランジェリー トレボンマリアージュ』店舗詳細

住所:千葉県船橋市市場3-9-1/営業時間:11:00~17:00(売り切れ次第終了)/定休日:月・火・日/アクセス:JR総武線・東武アーバンパークライン船橋駅から徒歩15分

Little Breads To Go

地産地消にも力を入れる

右上から時計回りに、小松菜ベーコン200円、オレンジショコラデコ220円、フィグダイアン250円、あんショコラデコ220円。小松菜ベーコンは、市の特産「小松菜」を使ったユニークなパン。オレンジショコラデコは 上品なスイーツのよう。素材の味を生かしたパンが並ぶ。
右上から時計回りに、小松菜ベーコン200円、オレンジショコラデコ220円、フィグダイアン250円、あんショコラデコ220円。小松菜ベーコンは、市の特産「小松菜」を使ったユニークなパン。オレンジショコラデコは 上品なスイーツのよう。素材の味を生かしたパンが並ぶ。

アットホームな雰囲気と味の良さで幅広い世代が訪れる店。地元に根をおろした店は、2003年に開店。パンに使われる具材は、船橋市や県内で採れる野菜やフルーツを中心に取り入れ、地産地消を実践している。評判は全国にも広がり、北海道や九州のお客様から注文が入ることも。「1から10まで一人で作る」をモットーにパンに入れる餡やクリーム、カレーもすべて手作り。ほかでは味わえないパンが購入できるのが人気の秘密だ。

「お客様との会話も楽しみ」という店主の古宮義和さん。
「お客様との会話も楽しみ」という店主の古宮義和さん。
パッと目を引く外観。
パッと目を引く外観。

『Little Breads To Go』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町1-21-16/営業時間:9:00~19:00/定休日:火/アクセス:京成本線京成船橋駅から徒歩5分

構成=フラップネクスト 取材・文=深山晴代 撮影=猪俣慎吾