トリニティオイスター ハウス 銀座店

通年食べられるオイスターバー

6個の牡蠣フライランチ1200円。カキは二口で食べられる中サイズ。

このオイスターバーでは、季節に応じてベストなカキを使い、通年最高のカキフライが楽しめる。名物「6個の牡蠣フライランチ」は、食べやすい中型のカキに細かなパン粉をまとわせ、サラダ油でサックリ揚げる。適度な加熱なので、カキの香りが口いっぱいに広がる。添えられるのは自家製タルタル、甘口にブレンドしたソース、タマネギの旨味がカキを引き立てる和風ソースの3種の手作りソース。カキの味を引き立て、ごはんとの相性も抜群だ。カキは基本的に生食用を使うが、シーズンの境目には冷凍品に切り替わることも。また、セットのミネストローネスープの酸味が食欲を増す。あれこれと迷いながらあっという間に平らげた。

スタッフ自ら日本中の産地に足を運び、生産者と語ってカキを選んでいる。ランチでも生ガキを注文できるのでカキ好きにはたまらない。

『トリニティオイスター ハウス 銀座店』店舗詳細

住所:東京都中央区銀座8-3-1 GINZATOKIDEN 2F/営業時間:11:30~14:00LO・17:00~23:00LO(日・祝は~22:00LO)/定休日:無休/アクセス:JR・地下鉄・ゆりかもめ新橋駅から徒歩3分

洋食GOTOO

大きな貝柱が食感も旨味も演出

カキフライ定食はランチ1500円、ディナー1650円。10月1日~3月中旬ごろ。定食のご飯ももっちりおいしい。

「なんだこのカキフライは! 身が締まり旨味が凝縮されている」と、グルメマンガのように叫びそうになる。インパクト絶大だ。使うのは岩手県広田湾産の特大サイズのみ。さらに生産者も厳選。店主は会話するように一粒ずつ手洗いし、衣をつけ冷蔵庫でカキを休ませる。この手間が味に出る。まずそのままカキ本来の旨味を噛みしめ、次にレモン、醤油、ソース、タルタルと味変化を心ゆくまで味わおう。写真のカキフライは撮影用にカット。白く見える太い貝柱は、カキが健康に育った証しだ。

「カキフライの7割は素材で決まる。料理人にできることは少ないですよ」と笑う、オーナーシェフの後藤義彦さん。
昼時は行列ができる人気店。

『洋食GOTOO』店舗詳細

住所:東京都豊島区南大塚3-54-1/営業時間:11:00~14:30LO・17:30~21:00LO/定休日:日・祝・水夜休/アクセス:JR山手線大塚駅・都電荒川線大塚駅前停留場から徒歩1分

とんかつ小田保 場内店

魚河岸のプロが認める冬の味

カキミックス定食1950円。

カキフライが5個のカキフライ定食1850円もいいが、バター焼き3個とフライ3個をあい盛りする、カキミックス定食を選びたい。カキ料理は10月1日から、カキのコンディションを見ながら4月ごろまで。箸でつまむとズンと重さを感じる大ぶりのカキフライには、岩手県産の特大サイズを使う。コクのあるラードでカリッと揚げ、カキは旨味が強い加熱用にこだわる。じっくり揚げるので中まで熱々だ。それにマヨネーズから作る、具だくさんのタルタルをたっぷりのっけてガブリ。次に醤油が香るバター焼き。バター焼きは、仕上げにニンニク醤油を一垂らししてある。それを交互に食べる幸せたるや! カキ好きに生まれてよかった~。

「昼頃は混雑してお待たせします。朝9時ごろなら 入りやすいですよ」と店主の田中宏明さん。
味噌汁は出汁から仕込むので香りがよい。具材は三つ葉とワカメ。

『とんかつ小田保 場内店』店舗詳細

住所:東京都江東区豊洲6-5-1 水産仲卸売場棟(6街区)3F/営業時間:6:00~14:30(14:00LO)/定休日:日・祝(市場の休みに準じる)/アクセス:ゆりかもめ市場前駅から徒歩6分

多酒多彩 地蔵

店主の広島愛が生んだカキフライ

牡蠣フライ(4個)御膳1680円。ご飯は白米と十六穀米が選べる。味噌汁は油揚げや エノキなど具だくさん。おかわり可。

この店のカキフライはとにかくデカイ! カキは広島県江田島産の2~3年物の特大サイズを使用。店主の馬屋原誠さんは広島県出身で、郷土の宝でもある大ぶりなカキを産直で取り寄せる。かぶりつけば、ミネラルたっぷりのカキの旨味が口内に飛び込んでくる。衣は粗め、揚げ油はキャノーラ油を使う。酸味を抑えたタルタルのほかに、自分でするゴマも用意。ゴマと2種類のソースを好みで混ぜてペーストを作り、カキフライにのっけて食べるとご飯が進む。

「カキフライは10月から3月ごろまで。産地次第ですね」と店主。
地元客に愛され満席多し。

『多酒多彩 地蔵』店舗詳細

住所:東京都練馬区東大泉1-30-9 TKビル1F/営業時間:11:30~22:30LO/定休日:無休/アクセス:西武池袋線大泉学園駅から徒歩2分

構成=フラップネクスト 取材・文=桂水社中 撮影=井原淳一、山出高士
『散歩の達人』2019年2月号より